ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

見守る


みなさま、こんにちは。
杉本さん、群馬もだいぶ寒くなってきましたよ。
ともどんです。

さらにこの週末は、もっと寒い北海道に遠征してきました。
というのは、姪っ子の結婚式に呼ばれていったのです。

その姪っ子は、私の実姉の長女で名前は菜々といいます。春に生まれたので
菜の花をイメージして、そう名付けたそうです。
姉は4人の子どもに恵まれて、何の縁があったのか、甥にあたる長男が数年前に、
そして今回は菜々がそれぞれ結婚して北海道に住むことになったのです。
何故そんなに北海道が好きなんだろうと思いますが、いいところなんでしょうね。

姉の子育てを見ていると、お世辞にも上手なように見えません。姉は保育士なのですが、よく実家の母から「お前はお金取ってない家の子どもの面倒は見ないのかい?」と言われてました。
菜々が小さいころ、スイミングスクールに通い始めた時も
当時、姉が嫁いだ先の近くにはスイミングが無かったので、毎日のように実家に車で菜々を送ってきて、そこからスイミングに通わせてました。
そのとき菜々におやつを用意したり、宿題をさせたりしていたのは菜々の祖母である母の役目だったからです。
母と姉は、時に、お互い文句をいいながら、それでも仲良くやってたんでしょうね。

そんな親子関係を見て育ちながらいつしか自分の夢を見つけた菜々は、その夢をかなえるため、北海道の大学に進み、そこで生涯の伴侶を得たという訳です。
ただ、北海道の大学に進むまでに、少し時間がかかりました。「そのとき、夢をあきらめないでいられたのは、母(姉)が、文句も言わず、見守ってくれていたから」だと菜々自身が言ってました。もちろん叔父の私が見ているのは、たまに会う、ほんの一瞬のことだったり、母から聞かされる「もっとこうすればいいのに」という姉に対しての母の要求だったりなのですが、それ以外のたくさんのことが積み重なっての言葉なのでしょう。

そんな言葉を子どもから言ってもらえるような子育てをしていたなんて、姉の子育てもまんざらではなかったということですね。
具体的に何がそう思わせるのか、姉に秘密を聞きたいところですが、きっと本人も意識しない些細なことの積み重ねなのでしょう。意外に、その「何が」が無いことが、子どもから見れば「見守られてた」になるのかもしれないな〜と思ったりもします。
むしろ、祖母も含めた家族みんなの存在が、そうさせているのかもしれません。
自分も、子どもにとって、そういう存在になりたいものです。

では、次は明石のりえちゃんです。もう師走ですね。よろしくお願いしま〜す。


群馬県/長橋良智 





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