一番嬉しかったことって?
今年最後のバトンを受け取りました、千葉県在住ふくちゃんこと福田潔子です。
何かと忙しい年の瀬、濱田さんのお話を読みながら、いろんなことがあったなぁ〜としみじみと1年の出来事を思い返しました。私も「あなたががいてくれてよかったわ〜〜」と言われた時、すごくうれしかったことを思い出しました。
皆さんはどんな一年を過ごされましたでしょうか?
さて、つい先日、子どものいる友達同士集まって話をする機会がありました。
1年早いね〜〜といいながら、今年一番嬉しかったことは何?
という話になったのですが、一番、といわれると何だろう、、、、
なかなか思いつかない。
そのうちの1人がちょっと考えてから言ったことは、
「家族そろって出かけたこと!」
その方、3番目のお子さんが生まれて4か月。
「本当は、子どもが生まれたこと、って言おうと思ったんだけど」と前置きして、
「家族そろって出かけたときに、赤ちゃんを抱っこしている私に代わって、お兄ちゃんが走り回る弟を追いかけて、弟と手をつないで歩いてくれたこと。しかも、誰から言われたでもなく、自ら進んでやってくれたことが何よりもうれしかった」と。
それまで、お兄ちゃんのこと頼りないな〜と思っていたらしい。
家にいるときは気が付かなかったけど、みんなで出かけたことで、そんなお兄ちゃんの姿に出会えたことが、なんだかうれしかった、ということ。
「一番といわれて、下の子には悪いんだけど、子どもが生まれたというビッグイベントではなく日常の些細な、あの時のことが嬉しかったな〜って思う」
なるほど。
子育てをしていく中で、毎日の生活を回してくことに忙しく、ちょっとした「うれしいこと」も立ち止まって嬉しかったと感じることなく過ぎてしまうことが多いのかもしれません。そして、「一番」というと、何か飛び上がるように嬉しかったことや、スペシャルな出来事と思いがち。彼女の話を聞いて、些細だと思っていることの中にも、すごい喜びってあるもんだよね!ちょっと立ち止まって、日常の中の喜びに目を向けたいね!という気持ちになりました。
そんな気持ちで1年を振り返ってみると、あるある、嬉しかったこと、楽しかったこと。そして、話していて気付いたのは、話をすると、相手の笑顔だったり、嬉しかった時の心の温かさだったり、その時の情景を思い出してさらに嬉しくなること。そして、自分の中からいろんなことに対する、感謝の気持ちがどこからともなく湧いてくること。
1年の終わりに、やり残したことはないかな?と振り返って、今年のうちに終わらせておかなくっちゃと焦ることの多いこの時期、嬉しかったことを振り返るのも、なかなかいいものだな〜と思いました。
皆さんにとって今年はどんな1年でしたでしょうか?
そして、来年はどんな年になるでしょうか。
どうか、来年もよい年になることを祈って、新しい年へのバトンを島さんへ渡しますね!
千葉県/福田潔子
2014年12月29日(月)
No.175
(日記)