ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

お誕生日に思うこと


少しづつ日が長くなり、太陽の光が春めいてきたように感じます。明石のりえです。
ともどん、LINEデビューですね。メールでのやりとりも時には悪くないですね。

さて、1月は長男の誕生月です。
毎年、お誕生日の朝8時におめでとうメールを送ります。
そして、長男が生まれた日の朝の分娩室から病室へ移る時に窓から見えた穏やかな青い空を思い出します。

陣痛から出産までは8時間とごく普通な出産でした。が、陣痛と出産はなかなかの大仕事です。「痛い〜痛い〜」を連発していた私。テキパキと準備して下さる看護師さん。
仕事を理由に母親学級にあまり行っていなかった私は、ヒッヒッフゥーという呼吸法を上手く使えずただただ、うーんっといきみすぎ、出産後、鏡で自分の顔を見てびっくりしました。
どうやら、いきんだ時に毛細血管がブチブチ切れた?のか赤い湿疹みたいなのが顔じゅうにありました。ひえー!です。
そして、出産終わったってホッとしていたら、次は良く出る母乳との戦い。とても贅沢な戦いですが、食の細い長男くんはあまり母乳を飲んでくれず、張ってくるおっぱいの燃えるような痛さと喉の渇きで眠れず、水を飲むとおっぱいが張るので氷を口に含み我慢するという辛さ。
そして、昼夜関係ない授乳。
あー、出産て。子どもって。なんて大変なんだろうというのが出産後の入院中に感じた正直な私のこれまた贅沢な気持ちです。
退院の時は、嬉しさを噛み締める余裕もなく、これから初まる初めての育児に不安いっぱいだったような気がします。

そして、私と長男くんと共に歩んだ初めての育児はこれまた大変でした。
へんに教育ママだった私。今思えば彼の歩幅を見もせずに私の理想を無理矢理押し付け、私だけが私の歩幅、スピードで進んでいたように思うのです。たくさんたくさん怒って、たくたくさん泣かせてしまった。
あんなに長男くんを理不尽に怒らなければよかった〜。怒ったていいことないよ〜と今だから気付くこと。
もう一度、長男くんとの時間をやり直せたらと時々思います。
今年、26歳になった長男くん。
それでも祖母の手を引いてくれるような、なかなか優しい青年に育ちました。(親の欲目)

彼のお誕生日には、生まれてきてくれた日のことを毎年思い出しては
初めての 出産、初めての育児、長男くんとしか体験できないことだったんだなーとしみじみ思います。
元気に生まれてきてくれて、共に歩いてくれた長男くんに感謝の気持ちが湧いてきます。

私にとって長男くんの誕生日は長男くんの心や身体の成長を感じる日であるとともに私のところにきてくれた喜びと感謝の日。
命の誕生の喜びと感謝の気持ちを思い出せるように、出産は身体の痛みと共にあるのかもしれないな。
今年の長男くんのお誕生日も晴天。穏やかな青い空でした。

では倉敷の豊田さんにバトンタッチです。

兵庫県/はせなかりえ 






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