ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

不死身のスーパーママ


こんにちは、倉敷の豊田です。2月に入り、春は近づいてきましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。
りえちゃんが息子さんの誕生月に生まれた時のことを思い出したように、私もつい先日、無我夢中だった子育ての日々を思い出すことがありました。

先日、私は数年ぶりに体調を崩し、寝込んでしまいした。ちょうど週末だったので、子どもたちも学校が休みで、朝と昼は自分たちで適当に食べてくれ、夕食は夫が子どもたちを外食に連れて行ってくれました。私は、微熱が続き、全く食べる気がしません。とにかく水分を取って寝るだけでした。そして、その布団の中で、「子どもが幼い時は、寝込む間もなかったなぁ」と子育ての日々を思い起こし、自分の体力の衰えと子どもの成長を感じました。
今回のように3日間も寝込んだのは、初めてのことでした。もちろん体調が悪いことは今までにもありましたが、子どもたちが幼い時は“とにかく子どものことだけは何としてでもやらなくては”という思いで、寝込む間もなく、毎日が一生懸命、気づけば、元気が取り柄のタフな体になっていました。
そのせいか、長男と次男が幼稚園の頃、「ママは病気もしないし、不死身だよね」とまじめな顔で言われたことがあります。いつも元気に動き回っている私は、子どもにとって『不死身のスーパーママ』に見えたようです。
そんな私も年齢を重ね、昔の気力&体力はどこへやら…。反対に子どもたちはたくましくなり、数日、母親が寝込んでも自分たちで何とかできる年齢になっていました。
実は、今回寝込んでしまった週末、関西に住む長男に会いに行く予定がありました。残念ながら行けなくなったと長男にメールしたら、「了解。お大事に」と返信がありました。その後もメールすると、最後には「お大事に」と入っていて、長男の優しさを感じられました。
一方、一緒に住んでいる次男と三男はというと…。
私が寝込んでいた3日間、何度も何度も部屋に顔を出してくれたのが三男です。顔は出すものの特にお見舞いの言葉があるわけではなく、ただどうしているか様子を見に、マメに顔を出してくれました。そのさりげない優しさとかわいらしさに病床の私は、癒されました。
次男はいたって通常通り、寝込んでいる間もほとんど顔を合わせることありませんでした。2晩寝込んだ日曜の昼、元気が出てきて、キッチンに立った私を見つけるなり、「お茶をくれ」「お腹が空いた」などと言って、病み上がりの私を使います。あまりの横柄さにちょっと呆れて、「病み上がりの母を使うの?大丈夫、無理しないでという思いやりの言葉はないの?」と冗談交じりに伝えると、「たかが風邪でしょ。そんな心配する事じゃない」と、冷たい言葉。しかし、母は知っています。普段から、一番私を頼りにしてるのは次男なので、母が元気になるのを待っていたからこそ、甘えているということを。そんなことを考えながら、目の前の次男を見ると、かわいらしくてたまりません(笑)。
今回、寝込んだことで、私がいなくてもなんとかなることもわかりましたが、元気になってみれば、溜まった洗濯物や家事が私を待っていて、何とかなるのも数日が限界だということもわかりました。そして、母親の復活とともに我が家には日常が戻り、「○○が見当たらない」「□□するから手伝って」次から次へと子どもたちの“困った時の母頼み”が続きます。かわいい子どもたちのために、あと数年、母は『不死身のスーパーママ』で頑張ります!

それでは、次回は徳島の濱田さんにバトンを渡しします。

岡山県/豊田園子 








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