ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

突然の共通目標


こんにちは。群馬のともどんこと長橋です。
杉本さん、バトン受け取りました。「ダイアリー」、幸せでいっぱいになる
ことをお祈りしてます。

先日、あるマラソンを見に行きました。私の実家のある群馬県安中市で毎年この時期に開かれる「安政遠足(あんせいとおあし)侍マラソン」です。
旧安中城があった現在の市民文化センターから旧中山道を通って碓氷峠の関所跡を抜け、熊野神社までのコースに、約二千人のランナーが走ります。
このマラソンは旧安中城主が安政時代に藩士の体力強化のために始めたのが由来だとか。
今年で41回を数えるこの大会は、公式に仮装が許されているので、仮装を楽しむ多くのランナーが集まることでも有名です。基本的には「侍マラソン」ということで、侍の仮装が期待されているのですが、最近はアニメのキャラだったり、話題の芸人に扮したり、実に様々です。

さて、なぜ、こんな話をしているのかをお伝えしないといけないですね。
実はこの大会に、妻の職場の「若いもん」が仮装して出るということになったらしいのです。そして、その衣装を同じ職場の有志で作るのだとか。
仮装のテーマは「ジバニャン」。我が家の担当は被り物。

安請け合いをしたわけではないのでしょうが、ここからが大変です。 
妻と高三になる娘の母娘で「ジバニャンて何?」というところから始まり(大人気の妖怪アニメキャラクタ―)、
被り物の作り方、材料等々、娘がスマホで調べてきては母に伝え試行錯誤を始めたのが約一か月前。

「耳が半分欠けてるらしいよ」
とか
「目はボタンで作った方がそれらしくね?」
毎晩のように繰り返しています。

さまざまな工夫も凝らされて、徐々にその姿を現してきました。
ある日、私が帰宅すると、「ちょっと、これ被ってみて」と突然その被り物を被せられました。
サイズ合わせ? 思わぬ形で制作に参加した私でしたが、これで最終的な顎紐の長さを決めて完成ということのようです。

こうして家族総出の被り物制作も完成間近。
ところが、大会を3日後に控えた木曜日、夜遅くに帰宅すると、まだ家の中がバタバタしています。聞けば、体の部分を担当していた同僚から預かってきた衣装に尻尾がついていないことが判明。急きょ、我が家にある余り布で尻尾を作ることになったというのです。
しかも、ジバニャンの尻尾は2本なのだとか。妻がやっとの思いで尻尾部分を完成させ、いざ本体に縫い付けようとすると、先程までそこにあった本体が見当たりません。
なんと娘が、自分の部屋に持ち込んで試着中。おまけに自撮りまでしてるではありませんか。
微笑ましいというか、なんというか…。
しかし、こんな風に家族で何かに取り組んだことは最近ではなかったなあ、
などと思いながら、まんざらではない自分に気づきました。

いよいよ大会当日。作品の活躍を確認するために、妻と2人で沿道で見物に出かけました。
人気のキャラとあって、何匹もの「シバニャン」が出走しています。
そのうちに、やっと我が家制作の衣装をまとった選手が走ってきました。
思わず、
「がんばれー!」
沿道から声をかけると、本人も気づいたようで、両手を挙げて声援に応えます。
衣装の活躍も確認でき、満足して帰ってきました。

何か目標に向かって、そしてやり遂げるというのは、どんなことでも、うれしいものですね。

では、次は明石のりえちゃんにバトンをお渡しします。
宜しくお願いします。

群馬県/長橋良智 





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