ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

わが子を比較するある母親の心模様


植松さん、お母さんの言葉に反発するのでなく、“心配してくれてありがとう”という気持ちで受け取れるようになったって、何だかとってもいいな〜。お母様もきっと、植松さんとのコミュニケーションを気楽にできるようになったでしょうね〜。

私の場合、22歳の息子と18歳の娘との気質の違いを、頭では分かっているつもりが、時おり忘れてしまい、ミスコミュニケーションをしでかしては、“あちゃー!”ってことに。
(群馬県の渡辺照子です。今回から走者として交ぜていただきました)

さて、頭では分かっているつもりが、“あちゃー!”となったことで、最近あったことに、「子どもを比較する」があります。

37年前、自身が中学生だったとき、4つ上の姉の担任をしていた先生から叱られる場面があって、「お前の姉ちゃんはそんなんじゃなかったぞ!」と言われた時、叱られた内容などどこかへ吹き飛んでしまい、ただただ心の中でムカッとなっていたことをありありと覚えています。親からも、姉妹で比較されるような場面では、“いやだな〜。”と感じていたので、自分はするまいと思っていたつもりでした。

ところが最近、声に出しては言わないものの、自分の心の中で子どもを同級生と比較していることに気づきました。長男の就活がうまくいかないと、“金融マンになると言っていた○○くんは、もう内定もらっただろうな” 娘の生活が浮足立っているように感じると、「(娘は)部活をやめてしまったけど、○○ちゃんは、大学へ行っても続けている、すごいな」と自分の心の中でやっているのです。声に出してはいないのですが、おそらく自分の中の思いは、何らかの形で、わが子たちに伝わっていることでしょう。

比較をする自分の心に任せてしまうとどうなるか・・・。結局は、“あ〜あ”“まったくな〜”とわが子のことを残念に思うような自分に至り、いや〜な気持ちになってしまいます。

そんな時に、切り替える私の中の方法は、子どもの既にあるよいところを探すことです。息子へ:「面接の日のワイシャツのアイロン自分でかけては、本人なりに活動しているな」 娘へ:「親元離れて不安もある中、とにかく毎日やってるな」と。そうしていると、いや〜な気持ちになっていた心の状態は、おだやかさを取り戻します。

そうして、「比べたらきりがない。比べるのでなく、その子をその子として見ることが大事」を実感するのです。

次に、バトンは東京の加藤くりちゃんにわたります。

群馬県/渡辺照子





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