ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

ハッピー ドライバー


あけましておめでとうございます。愛知の児島まなみです。
三が日、皆様はどのようにお過ごしでしたか? 素敵な初夢は見られましたでしょうか?
前回の佐藤さんの文を読んで、身につまされました。我が家も、夫婦というより、娘らを通しての父親母親になってしまっています。休みがあったら、今度二人でドライブでもしてみようかな?

さてさて、そんな我が家のマイカーですが、私の所有するちっちゃな一台だけです。都会ではそれが普通かもしれませんが、この辺り、駅も遠く、最寄りのバス停も、一日五本しかなく、次に近いバス停は徒歩20分程の田舎ゆえ、ほとんどの家が、二台以上は所有している、まさに自動車王国です。
そんな自動車王国の国民になりきれない我が家ですが、娘らは二人とも電車通学と通勤で、帰りも深夜で遅いため、朝と夜、二人を二回ずつ20分〜30分ほどかけて、私が送迎しています。
朝は私も仕事があるため、時間との戦いですし、夜はこれまた私がたいてい9時過ぎまで仕事があるので、お腹ぺこぺこか、はたまた、眠いなぁ…と思いながら迎えに行きます。
人には、大変だねーと言われますし、自分でも、私って大変だなーと実際思いますが、実はこの送迎でのドライブが、私達親子の、良いコミュニケーションになっています。

朝は、テンションがあがりそうな音楽をかけ、色々他愛のない話をして、駅で、いってきまーす!と言ってドアを閉める娘を見送ります。夜はただいまー!と乗り込む娘の、疲れ果てた様子をバックミラーで見ながら、仕事や学校の話を聴きます。
我が家の娘らは、小さい頃から後部座席に乗る習慣がついているので、私は、さながら「お客さん、遅くまで大変ですねー。お仕事ですか?最近寒くなりましたねー」などと話しかけるタクシードライバーのようです。
バタバタしながらも、バックミラー越しに娘らの様子を見たり、話を聴いたり、時には私がその日の出来事を話したりするこの時間が、私にはとても貴重です。

よくハートフルコーチ同士で、子どもの送迎は余計な手出しなのか、それともサポートなのか、と話し合う時がありますが、我が家では、これはサポートだと思っています。
仕事や学校でどんなに遅くなっても、娘らは安心して帰れますし、朝は慌ただしく乗り込み、夜は疲れきって座り込む後部座席の一角が、娘らの忙しい毎日を癒やす、ちょっとしたオアシスになっていると思います。
毎回おりる時に、二人ともきちんと「ありがとう!」と伝えてくれますし、特に次女は、「お母さんとのドライブは楽しい!」と嬉々として言ってくれるので(送迎もドライブなのか?と疑問には思いますが…)、今日も私は、大好きな音楽を聴きながら、大切な娘らのために、車を走らせるのです。
その家々によって、考え方もまちまちだと思いますが、我が家では、送迎も、親子のコミュニケーションが取れるハッピーな時間になっています。あとは長女の帰りがもう少し早くなるといいなぁ…。深夜は眠ーい! そして寒ーい!

ではでは、次は東京の堀さんです。またまた素敵なパパぶり、聞かせてください
ませ。

愛知県/児島まなみ 





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