ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

長女の門出


こんにちは。毎日暑い日が続きますね。それでも食欲はまったく落ちない、愛知の児島まなみです。
佐藤さんの息子さんの作文に、思わず笑ってしまいました。でも本当にお母さんへの深い愛情を感じられますね。
私も最近、至らない母親の私を無条件に受け入れてくれている娘の愛を、ひしひしと感じています。

先月末から、我が家の長女が一人暮らしを始めました。勤務先は県内なのですが、通勤に時間がかかり、多忙な時は、早朝から深夜までの勤務になるため、社会人3年目にして、一人暮らしを決心したようです。休みの日に一人で不動産屋さんをまわり、家族や職場の方々のアドバイスを聞き、今の場所に決めました。

私はというと、今の勤務状況や、長女の体調なども考えると、もっと近くに引っ越した方がいいんだろうなぁ…とは漠然と考えていただけでしたので、長女の決意を聞いた時、正直、とっても淋しい想いが募りました。
ふとした時に、長女の生まれた時からのことを走馬灯のように思い出したりもしました。
おねぇちゃんは、自分の進路は自分でしっかり決めてきたなぁ。おねぇちゃんの決めたことを、出来る範囲でサポートしていこう…と思いながらも、忙しさに負け、なかなか思うようにできなかったなぁ。もっともっとして欲しかったこともあったんだろうなぁ。でも、あれしてこれしてとも言わず、いつもいろんなことを、ちゃんと一人でやり遂げてきたよなぁ…。
そんな数々の想いを抱くとともに、いろいろなことに対して、長女への感謝の気持ちが湧いてきました。

長女がお休みの時は、私が帰ってくると「お帰り〜! お疲れ様!」と迎えてくれて、いつも本当に癒されました。リラックスした長女がいるだけで、なんだか私まで気持ちが安らぎました。
私が長女を駅まで車で迎えに行くと、私をみつけた長女は、いつもにこっと微笑んで近付いてきました。私はその笑顔が大好きでした。
帰ってからの夕食がちょっぴり手抜きの時も、美味しい美味しい!と食べてくれました。手抜きのお弁当を持たせた時も「今日は男前なお弁当だったねぇ!」と笑ってくれました。
よく、子どもが一人で離れて暮らすと、親のありがたみが分かると言いますが、私は私で、長女と離れることで、子どものありがたみをひしひしと感じています。

こうして、先月末に、バタバタと引っ越し、親元から巣立っていった長女は、これから、今まで味わってこなかった淋しさや辛さを経験していくでしょう。
でも、今まで培ってきた、彼女の生きる力を信じて、離れたところから、支えていきたいと思います。
しばらくは、おねぇちゃんロスの私ですが、長女の送迎がなくなった分、少しだけ空いた時間を、有意義に過ごさなくてはいけませんね。
それでは、東京の堀さん、バトンをどうぞ!!

愛知県/児島まなみ 





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