ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

好きなこと


こんにちは。京都の秋田です。
南村さんのびっくりポンな話。何気ない子どもの言動から自分の常識をくつがえされること、びっくりすること、日常生活を振り返ること。たくさんありました私も(笑)。
その度に子どもの素直さ、純粋さ、本能のまま生きている姿を羨ましい。と思ったりしていました。
今回は好きなことに全身全霊で喜ぶ子どもの姿に感動したお話を。

私が住んでいる所は京都でも田舎なので、毎年新緑の季節になるとツバメが飛び交い巣を作ります。ツバメが巣を作る家には、幸せも一緒に運んでくる。と言われますが、同時に大量のフンも運ばれます(笑)。
私たちが子育て集いのひろばを開催している古民家でも、2階の軒下にツバメの巣があり親鳥がせっせとヒナに餌を運んでいます。そんなある日のこと。

今日はやけにツバメが飛んでるね〜。なんて会話も出ながら、みんなでドクダミやヨモギなどを使った自然治癒の話などで盛り上がっていたその時、「ドサッ!!!!」と鈍い大きい音を立てて上から目の前の道路に黒い何かが落ちてきました。
あまりもの大きい音にみんなびっくりし、思わず悲鳴をあげてしまう人も。
その黒い何かはよ〜く見ると、1m半はあるヘビでした。
「キャー、ヘビやヘビ!!」
さすがに2階から落ちてダメージも大きかったはず。しばらく動けなかったようですが、ヨロヨロとエアコンの室外機の隙間に逃げ込んでしまいました。
どうも2階のツバメのヒナを狙ったけど、失敗して落ちてきたようです。やけにツバメが飛んでいたのは、ヒナをヘビから守るためだったのです。

そして、この「キャー、ヘビやヘビ!!」に嬉々として飛んできたのが、小学校1年生の生き物大好き少女 N ちゃん。
「ヘビ、ヘビ??どこいるのかな〜?」
室外機からチョロっと顔を出すヘビに、「キャー、かわいい♪♪」「私のかわいいヘビちゃ〜ん♪」
うろたえる大人達の中、 N ちゃんは大はしゃぎ。遂には道路にうつ伏せになってヘビとご対面しようとまで (笑)。
眼をキラッキラと輝かせ、満面の笑顔で生き物大好き!を全身全霊で表現し、幸せオーラ全開です。
その姿はあまりにも輝いていて、羨ましいぐらい。

その嬉々とした姿を見て、みんなが子どもの頃、好きだったことや夢中になっていたことの話に。
ツヤツヤの泥ダンゴ作り、四葉のクローバー探し、魚を捕まえること、歌うこと、絵を書くこと、おままごと、などなど沢山出てきて、「時間も忘れて好きなことに没頭すること。それを忘れてしまっている私」に気づきました。

忘れていた、あの頃好きだったこと。今、好きなこと。
「時間が・・・」と言わずに、時間を工夫しながら少しずつまたやってみよう。
と同時に、子どもたちの好きなことももっと尊重しようと思える出来事でした。
あなたの子どもの頃から好きなこと、今、好きなことは何ですか?

では、愛知の児島さん、バトンをよろしくお願いします。

京都府/秋田裕子 





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