ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

家族のチカラ


奈良の南村です。
藤野さん、私にも人生の岐路において家族のひと言が背中を一押ししてくれたという経験があります。お父様のひと言でぐっと藤野さんの心が軽くなったこと、目には見えない「家族のチカラ」なのかもしれませんね。
そこで、私が最近出くわした「家族のチカラ」を感じたエピソードを紹介させていただきます。

ある日曜日、仕事の合間にひとりランチに出かけた時のことです。
近くのテーブルでは、家族4人が楽しそうに食事をしていました。パパ、ママと大学生らしきお姉ちゃん、そして中学生らしいき弟くんの4人でした。
食事の最後に小さなケーキが弟くんの前へと運ばれてきました。どうやら、お誕生日会ランチのようで、私は微笑ましく見守っていました。
パパ「どう、おねえちゃん学校楽しく通ってんの?」などと、父親は気にはなりつつも普段はじっくり話せないのか、子どもたちの日常生活の様子に話しの花が咲いているようでした。

そのうち、話題はパパの喫煙に・・・
パパ「今度こそは、煙草やめようかなって思ってんねん」
娘「やめやめ、絶対やめた方がええで!」
パパ「そうやんな・・・じゃ、夏休みのお盆が過ぎたらやめようかな・・・」
娘「あのな、パパ知ってる? 今は大学でも煙草吸ってる男子はもうダサイんやで。煙草吸うのは、昭和の人たちやからオシャレな子たちはもう誰も吸ってないで」
パパ「えっマジで? そうなん??」
ママ「ぷすっ(笑)」
娘「だからな、お盆とか言わんともう止めたらいいねん」

そこで、本日の主役である弟くんが初めて口をひらきました。
「や・め・ろッ!や・め・ろッ!・・・」小声の三拍子は、間もなく娘〜ママへと広がり・・・気づけば家族3人が声をあわせて小さなシュプレヒコールになっています。

パパ「分かった、分かったよ〜。その代りチュッパチャプスいっぱい用意しといてや、ママ!」
お父さんが図らずも?口にしたひと言に、家族が一丸となってその目標を応援、サポートする運びとなったわけです。

我が家のパパもがっつり昭和の愛煙家。本人は、出来るものなら煙草は止めたいと思ってはいるようです。娘と私はいつ何時でも、パパの禁煙への道を応援する気持ちがあることを先ずは伝えようと思います。

秋田さんちの夏休みは、いかがお過ごしですか?

奈良県/南村友子 





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