ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

愛してるの伝え方


秋の美味しい味覚 クリやさつま芋、丹波の黒枝豆、秋刀魚に新米 ( 笑 )
食べ過ぎ注意報が出ている京都の秋田です。

奈良の南村さんからバトンを受け取りました。
前回の南村さんのブログを読みながら、しみじみ、お母さんの存在、言葉の影響力は子ども達にとって大きいよね。と感じました。そして、
南村さんから、どんな風に子どもたちに「愛しているよ」と伝えていますか?とお題をいただいたので、今回は私の「愛しているの伝え方」について書きたいと思います。

突然ですが、みなさんのお宅の卵焼きはどんな味ですか?
私の子どもの頃からの卵焼きは「甘い、あま〜い卵焼き」です。
遠足や運動会。お弁当にはいつも卵焼きが入っていて、お弁当の一番最後に甘い卵焼きを口に含むのが、私にとって至福の時。
お弁当の時には母に「あま〜い卵焼き入れてね」とリクエスト。「はい、はい。いつも飽きないね」と私の大好きな卵焼きを入れてくれました。

私は母から直接「大好き!」や「愛してる〜」と言われた記憶はあまりないのですが、
あの「甘い、あま〜い卵焼き」を口に含むと「そうそう、この味。あ〜、私。愛されているな」と幸せな気持ちになっていたのを覚えています。
なので、私にとっての「愛されている」は「甘い卵焼き。味の記憶」です。

私も母になり、子ども三人を子育て中です。
小さい頃は「大好き〜!!」「愛してる!」や「○○はパパとママの宝物〜!」と毎日のように言葉にしていましたが、成長と伴に、長男に「わかってるから、はいはい」と言われ ( 笑 )

その頃から、「私も家族も毎日の生活をいかに機嫌よく快適に過ごすか」に意識がシフトしていき、美味しいごはんにあったかいお風呂。陽に当たったフカフカ布団。窓越しに見える緑。みんなが集まるリビング。などなど毎日の生活全てが私にとって「愛してる」を伝える場になっていったような気がします。

「やっぱ裕子さんの作るごはん、美味しいわ〜」
「外食続くとしんどい。裕子さんのごはん、落ち着くわ〜」と子どもたち。
そりゃ、母のたくさんの「愛してる」が詰まって、散りばめられてますから ( 笑 )。
それが、出来合いのおかずでも、選んでいる時から家族の顔思い浮かべながら、今日は何食べたいかな?と選ぶのだから、愛情たっぷりです。

今日も家族が出掛けるときは玄関を一緒に出て、角を曲がるまで手を振ります。
「今日も素敵な一日を! 無事、帰っておいでね」と心の中で思いながら
「いってらっしゃい!」
子どもたちが家を巣立つまで、あと何回「いってらっしゃい!」ができるのでしょう。
そう思うと私にとっては何気ない毎日、生活全てが「愛してる」です。
怒ったり、泣いたりしても ( 笑 ) その全てが。
大げさに言ったら「生きる」ことが「愛してるを伝える」ということかもしれません。

そして今日も思います。
家族の顔を思い浮かべながら、「さあ、今日の晩ごはん何にしようかな?」

次は新メンバーの松下さんにバトンを渡します。
どんなお話が出てくるか楽しみにしていますね!

京都府/秋田裕子 





 

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