ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

イライラのその先に


奈良の南村です。
藤野さん本当に子どもとは、知らぬ間に着実に成長していくものですね。
重い鞄を毎日背負い、また一段とたくましくなった娘の背中を、眩しく見送る春の朝です。子どもたちと共に成長を続けていきたいですね。

そう、新生活が始まる季節です。
わが家でもこの春、5年間の単身赴任を終えた夫が帰ってきました。
そして今、少なからず最近まではなかった家庭生活のストレスを感じる毎日です。
もともと家族3人で生活していたはずなのに、5年という月日の流れのうちに、娘と私2人の生活スタイルというものがすっかりできあがっていたようです。
朝の支度は夫と私の出勤時間が近いため、今までのように洗面所を自由に使うことができません。
テレビの前に何度となく仁王立ちされ、「テレビが見えませんけど⁉」と声をかけます。
中学生になった娘とは、画面の奪い合いもしばしば・・・小学校低学年だった頃とは違って、娘の反撃もなかなかのモノです。

なかでも一番困っているのが、夕食の時間です。
夫は家族揃って食事をすることを大切に考えているため、できる限り夫の帰宅を待っているのですが、そうすると夕食の時間は自ずと後ろ倒しになります。とにかくお腹の減る中学女子の娘は、夕食前の間食が増えます。
私も仕事から帰って、そのまま夕食の支度、食事、片付けという一連の流れが一段落したところで、ひと息つく。というのが習慣化していたのですが、時間配分が変わるだけでなんだかゆっくりした気がしません。
あ〜、家族が1人増えるだけでこんなに、生活のリズムって変わるものだったのか・・・。久しぶりに3人揃った生活なのに、正直家族に対してイライラを感じている自分自身にがっかりしてしまうのです。

出勤初日を終えて帰宅した夫がしみじみ言いました。
「やっぱり自宅はええなぁ。帰って来たら灯りがついてて、飯もみんなで食べられて」
これを聞くとやっぱり、食卓は全員で囲むようにしたいなぁと私も思います。

さあ、これから再び“今”の3人での生活スタイルを見つける取組みがスタートします。
イライラのその先には、自らの成長と家族それぞれにとって心地の良い生活が待っていると信じ、早速セルフコーチングに取り組む春です。
『さて、私が今日から出来ることは何でしょう?』

“間食はお菓子の代わりにカロリーが低いモノがいいかな?”
“娘と夫のアイデアも聞いてみよう!”
“夫は毎日帰宅時間をメールしてくれるかなぁ?”

などと考えながら…京都の秋田さんへ襷をつなぎます。

奈良県/南村友子 





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