ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

我が家の異文化交流


こんにちは。京都の秋田です。
松下さんの母娘マレーシア珍道中。ピンチの時ほど、成長するタイミング。娘さんにとってまさにその成長に繋がる経験でしたね。
我が家の末っ子もこの夏成長につながる旅をしてきました。
今回はそんなお話を。

我が家では末っ子が7月末にオーストラリアへ2週間ほど行ってきました。
高 1 末っ子が通っている高校のプログラムで完全な交換留学。

思い出してください。今年の夏は 35 度を超す酷暑でしたね。
そんななか、真冬のオーストラリアへ出発です。「真冬って何着てた??」真冬の感覚が蘇りません。そして短期間でサイズアウトした長袖を眺めながら、「この酷暑の中、長袖売ってないよね〜 ( 笑 ) 」とつぶやくと
末っ子は「とりあえず、ジャケットとジャンパーあればいい。寒かったら、借りるか買うから」

一緒に行く他のメンバーは、家との連絡や緊急事態に備えてレンタル Wi-Fi を手配したと。
「末っ子はどうする?」
「いらん。家に Wi-Fi 飛んでるだろうし、街中でもメルボルンの方が FreeWi-Fi 整備進んでいるやろし、携帯使うのは写真撮るぐらいやろ」

「オーストラリアは毎日洗濯しないようだけど、着替えどのくらい持ってく?下着とか一週間分持っていく子もいるって」
「最小限でいいわ。困ったら風呂の時自分で洗うし」

何を聞いても
「大丈夫やで、何とかするし、どうにかなるやろ」
頼もしいという気持ち半分。本当に大丈夫?の気持ち半分。複雑な気持ちになった私。
なぜ、そう思うの?成長していく、している、男らしい我が子を実感しながらも、まだ親として存在感を醸し出したいのか。
2 ヶ月前の前回のブログでも同じようなこと書いているのに、成長のない私 ( 笑 ) 。もう少し子離れするには時間がかかるかな。なんて思いながら過ごしました。

夜の遅い時間に携帯でボソボソ話声。何話しているのかと思ったら Line で会話中。
日本人、オーストラリアのメンバーで英語で会話してます。出発前からコミュニケーション。
この子達の時代はグローバルな視点が、環境が国境を越えて皆が繋がり地球平和を創りあげていく未来になるのではないか。なんて頼もしく思いました。

結局末っ子が自分で用意した荷物はスーツケース半分ちょっと。あと半分にはホストファミリーへのお土産詰め込んで出発。
「一日1回はスタンプでもいいから Line してね」
「わかってるって」と威勢のいい返事をしてくれていたはずですが、
「オーストラリアつきました」とパートナーとの2ショットを送ってきた後は音信不通 ( 笑 ) 。

「末っ子は何にも送ってこないわ〜。他の子はみんな連絡してくるっていうのに」とぼやくと「それだけ、楽しく充実してるってことだ。オーストラリア生活に専念できてて、いいことやん!」とまたもや長女、長男に教えられ ( 笑 ) 。

2 週間後、日本に帰ってきた末っ子は満面の笑顔で「楽しかったわ。行かせてくれてありがとう。大学生になったら世界回ってくるわ!」
何を聞いても「楽しかった!」としか答えない末っ子ですが、その後の会話からまるで地球を大きな遊園地みたいにとらえ、知らない国、文化にもっと触れたい体験したいとワクワクしているように感じます。
そんな我が子のスケールの大きさに 親のエゴで邪魔するようなことがあってはいけない! 子どもが人生を謳歌でき、サポートできるような親でいないと。それが、渡せる人生のバトンのひとつだなと思いました。

体験したいということがあったら、どんどん実行できるようサポートするよ。
もちろん、バイトも頑張ってね。末っ子くん!
経験からくる大きな自信は子どもを大きく成長させてくれるのだな。それと共に親もスケール拡げていくのだなと実感したこの夏でした。

さて、次は長野さんにバトンを渡したいと思います。
よろしくお願いします。

京都府/秋田裕子 





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