手帳タイム
こんにちは、神奈川の松下です。
秋田さん、最後のバトン受け取りました。
「生きていてくれるだけでよい」、本当にそうですね。
普段は忘れてしまいがちなシンプルで何より大切なメッセージ、
心にしっかり刻みたいと思います。
さて11月は、私にとっては一年間使った手帳の買い替えの季節です。
毎年11月中には必ず本屋さんの手帳コーナーに行き、
あれこれ見定めながら来年の手帳を決めます。
一口にスケジュール帳と言っても、今はシステム手帳や、家族の予定も書き込めるもの、方眼タイプで自由にカスタマイズできるものなど沢山種類がありますね。
私が使っているのは目標や、やりたいことが書き込めるタイプのものです。
店頭で手に取ってピンと来た一冊を購入したら、
まずは今年一年お世話になった手帳を見返します。
今年一年がどうだったかを振り返りながら
来年をどんな年にしたいか、年末にかけてじっくり考えます。
手帳の構成にもよりますが、例えば、
仕事、プライベート・家族、趣味・ライフワーク、健康&美容、のような切り口で
「来年はどんな状態でいたいか」や「具体的にはどんなことをやりたいか」を
たくさん書きだします。
その中でも一番大きな目標を決めると、
自然に意識や行動もそこに向かって集中していく気がします。
私はこの作業を新年からではなく、11月から始めるのがポイントかなと思っています。
年明けから考え始めると、日一日と過ぎて行って焦ってしまいがちですが、
11月から始めると気持ちに余裕を持って考えられるからです。
また、一旦全部書き出した後も、思いついたらどんどん付け加えていきます。
いつ頃までに出来たらいいな、と言う時期を書き加えることもあります。
そしていざ新年が始まったら、できれば毎日、
意識して手帳を開く時間をとるようにしています。
私はこの時間を手帳タイム、と呼んでいて、
通勤電車で座れたときや、職場の昼休み、金曜日の夜など、
一人で落ち着けるちょっとした時間を見つけては手帳を開きます。
すると、
「今週末は実家に電話しよう」「そろそろ庭のバラに肥料をあげる頃だな」
「娘の修学旅行の買い物をしよう」と忘れていたことを思い出したり、
これは後回しにしよう、と思い直したり。
それから、嬉しかったこと、モヤモヤしていること、
天啓のようにひらめいたこと(!)、などもその日のスペースに書き込みます。
さらに、時々は年初の目標やワクワクリストも見返します。
書いたことを忘れていたのに、見返したら、
あ、これかなっている!ということもしばしばあります。
何だか気ぜわしく呼吸が浅くなっている時は、手帳タイムを忘れている証拠なので、
時間をとって手帳と向かい合うと、気持ちも落ち着きます。
手帳は私の相棒のようなもので、
忙しい毎日に取り紛れて大事なことを忘れていないか、という
セルフチェックの時間でもあるのです。
手帳を通して私は自分自身と対話し、
ニュートラルな自分を取り戻しているのかもしれません。
今年もこの週末に手帳コーナーに行って来ました。
今使っている手帳はソフトカバーで軽くてよかったのですが、
カバーポケットに気に入った写真やメモを入れて
毎日持ち歩いていたら、型が崩れてしまいました。
来年の手帳はしっかりしたカバーで「夢リスト」「ほしいものリスト」
「やめたいことリスト」「○万円あったら何をする?」など気になる質問項目がたくさん。
まだ見知らぬ自分に出会えるかも、と今からワクワクしています。
秋もだんだん深まって来ましたね。
長野さんはいかがお過ごしですか。
神奈川県/松下いづみ
2018年11月19日(月)
No.381
(日記)