ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

自分リセットの儀式


★★★ オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
 【日時】 11月7日(土)10〜12時
 【参加費】 無料
 【方法】 オンライン(ZOOMを使用します)
 【お申し込み】 
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日ごろの頑張りの息抜きにいらっしゃいませんか?
ブログを読んで感じたことや思い出したことを、 読者同士、親同士として、代表の菅原裕子や執筆したコーチたちとざっくばらんに語り合う2時間です。
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兵庫の五十君です。
來山さんのように、こどものしたいことを認め、成長を見守り、できるまで待つようにしていきたいと改めて思いました。

今回は、最近続いているウォーキングについて書いてみたいと思います。
今住んでいる場所は海の近く、行こうと思えば徒歩10分程ですぐに着く距離です。行ったらとても気持ちよく、身も心もスッキリするので、「今後はちょくちょく来たいな」と思うものの、日々の生活の中で毎日行く余裕はないと思ってなかなか行けていませんでした。

そんな時コロナ禍になり、運動不足解消と気晴らしを兼ねて、夕方家族で海辺をウォーキングするようになりました。狭い家の中で悶々としていた気持ちも、いざ海辺に出れば、風がざーっと吹き飛ばしてくれ、沈む夕陽を見ていたら、ただただ美しくて、何だかよくわからないけどいろいろ大丈夫だなぁと思えてきます。

海は、穏やかな時も、荒れている時も、表情が毎日違います。でも必ずそこにある。そんな海の姿に、これだけ表情を変えながらもただ必ずそこにあるということに、何とも言えない安心感がありました。そして、そんな海だからこそ、どんな自分でも受け入れてくれるように感じ、お気に入りの岩場でひとりになったタイミングでひとりごとも沢山聴いてもらいました。それはまさに、幼い子どもが泣いて親のところに駆け込む姿。ぎゅっと抱きしめてもらって、背中を撫でてもらったら、あら不思議。気持ちが徐々に落ち着いて、涙も収まって…という感じでした。

ところが、しばらくして突然めまいがするようになりました。海へのウォーキングが習慣になりつつあって、かなり心身ともに気分よく過ごせているつもりだったので、びっくりしました。
思いあたることはありました。家族に転勤の話があったのですが、このコロナ禍の影響で時期がなかなか決まらない状態でした。頭では、こんなご時世だから決まらないのも仕方ないし、前向きにひとつずつ目の前のやるべき事に丁寧に向き合っていこうと考えていました。でも、本当のところどんなふうに感じているのかは拾っていませんでした。「自分の潜在意識の中にモヤモヤがあって、それを出しきれていなかったんだな… 」、そう思いました。

自分の身体の中にあったはずの小さなモヤモヤ。だけど、「そんなこと思ったらダメ」と頭のどこかが自分の感情を選別していて、無意識のうちになかったことにしようとしてしまっていました。実際は自分の身体の中にあるものをないことにしていると、それが溜まったままで、かたまりとなって大きくなり、自分がモヤッとしているのかさえ、わかりにくくなっていたのでした。

私は、自分の潜在意識の声に耳を傾け、モヤモヤを海に聞いてもらいました。めまいは安心して溶けていなくなりました。
このことがあって、自分の潜在意識のレベルで感じていることさえも、自分自身がゆったりとした気持ちでしっかり聴いてあげることが本当に大切だなと感じました。そして、海へのウォーキングがそれを聴くための"儀式"のようなものになりました。

海の懐に抱かれていると、どんなモヤモヤもただただ素直に受け止められて、「あぁそんなふうに私思ってるんだね、そうかそうか…」と受け入れやすくなります。
日々小さなモヤの正体が何かわかると、「あぁそう感じてるんだねー、何を思ってもいいんだよー」と自分自身が感じる感情にまるごとOKを出してあげられ、そうするとたいていの小さなモヤは安心して溶けていきます。それでもまだあるモヤの場合は、「じゃあ、どうなったらいい感じ?」と、自分にやさしく聞いてみます。すると、「こんなふうならいい感じ」と自分の望みが出てくるので、どうやったら自分の望みが叶うのかに焦点をあてられるようになります。
自分の気持ちを海にじっと聴いてもらった後は、スッキリ。「海、今日もありがとうー!!」とお礼を言って帰ってきます。

海への小一時間のウォーキングはすっかり日課になりました。海へウォーキングに行くこと自体で、自分をリセットしているように感じます。そう思い込んでいるだけかもしれませんが、私にとっては初詣の神社級に御利益があります♪ 海に行くと、日々のどんな小さなモヤモヤも、リセットしてゼロになる感覚があり、とても気持ちいいのです。
いつもは三日坊主のわたしですが、今回はなんとか続いてます。イメージでは体重もかなり減るはずでしたが、そこはあまり変化なし(笑)。でも、このまま続けて、自分の身体と心にどんな変化があるのか、それもまた楽しみです。海へのウォーキングに限らず、その時々の自分にしっくりくる方法で、自分をリセットする"儀式"を毎日続けていきたいと思っています。

次は楠野さんにバトンをお渡しします。

兵庫県/五十君朋子 





2020年10月19日(月) No.483 (日記)

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