ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

人生の第2章のはじまり!?


大阪の桜井です。
秋岡さんと息子さんの中学入試にまつわる数日間のお話、ドキドキしながら読みました。
大ピンチだと感じた時や嬉しさ最高潮の時など、子どもと同化した時の思い出がよみがえりました。同化しつつも息子さんの意思をしっかりと尊重されていて、お二人の絆がより深まっていることを感じました。

さて我が家は、大学4年生の長男が、今まで遠いながらも、自宅から大学に通っていたのですが、4月から念願の一人暮らしを始めました。高校2年生の次男も寮生活をおくっているので、うちに残ったのは、残業が比較的多い夫、リモート大学生2年目に入った長女、現在のパート6年目に入ってやや余裕ありの私、の3人になりました。
自然と私の家事をする時間も減ってきました。また、コロナ禍であまり出掛けられないこともあって、自分のことを考える時間が増えました。
時間ができたらやってみたいなぁ~と漠然と思っていたことはいくつかあったのですが、いざその時がやってくると、「えっ!もうそんな時が来たの? どうしよう~」と迷い出しました。ありがたいことに、今は自分も家族も元気で、自分のための時間も取ることができそうです。未来のことはわからないので、できる時に一歩踏み出したいな、と思うようになりました。

思えば今までの私の人生は、じっくりと考えて決めたことがあっただろうか!? やってみたい!→いつやるの?→今でしょ! と、飛びついて始めたことが多かったように思います。
そのおかげで数々の学びや出会いがあったのですが、途中でうやむやになってしまったことも数知れず...です。人生の折り返し地点に立とうとしている今、時間や費用のことも考えて、今回は、心を落ち着けて、じっくりと考えないといけない、私にとっては、大きな決断の時なのだ!と感じています。

せっかちな私は、早く決められることは、ちゃっちゃと決めて早く取り掛かりたい衝動に駆られるのですが、今度ばかりは慎重に行きます。時間ができたことを幸いに、参考になるような本や雑誌をいくつか読んでみることにしました。資格を取った人の体験談を読んでみたり、人生の後半戦をいかに過ごすかについて書かれたエッセイを読んでみたり、はたまた田舎暮らしを始めた人の本なども読んでみました。
いろんな人の話を読むにつれて、本当にやりたいことが何なのか、自分の得意なことや好きなことは何なのか、何を大切に思っているのか、など段々と見えてくるようになりました。

やりたいことはいくつかあったんですが、優先順位も見えてきました。本からの受け売りなのですが、今しないと人生の最期の時に一番後悔することは何か、だったり、今から10年かけてやってみたいことは何か、などの視点で考えてみました。そうすると私が一番やりたいことは、自分の学びたいことを学ぶこと、そして学んだことを通じて悩んでいる人の役に立ちたいことだ! と改めて思い至りました。うちのリモート大学生たちが、教授や同級生たちと議論している姿を見たことにも影響を受けたのかもしれません。興味のあることを深く学んだり、自分で考えたり、人の考えを聞いたり、研究したり。人生の後半戦で、生活のなかにそんな時間を持つことができたら幸せだなぁと思いました。そして、学んだことで悩んでいる人のお役に立てたら、こんなに嬉しいことはありません。

ハートフルコミュニケーションに出会って、もがきながらも子どもや家族といい関係を作れるようになりました(これからもいろいろあるとは思いますが...)。家族との関係が安定することで、私の気持ちも安定し、安心して新しいことにチャレンジしたい気持ちになることができました(親も子も一緒なんですね!)。
いつもは人に頼ってばかりの私ですが、まわりの人の支えにもなれるように、成長していきたいと思います。今はまだ学校のパンフレットとにらめっこしている状態ですが、人生の第2章、しっかりと考えたいと思います。

広島の大下さん、タスキをお渡しします。

大阪府/桜井美紀 






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