ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

素直に甘える


中泉さんからバトンを繋げて頂きました、大阪の安部です。
この度、泣き笑い日記執筆の仲間にドキドキわくわくえいっ!と入りました。
よろしくお願いします。

我が家は長男8歳、次男6歳、三男3歳、長女7ヶ月、そして夫と私の6人で暮らしています。
日々、子どもたちの成長はすごいなと感じているのですが、私にも成長期やってきました。

自己肯定感プログラムを受けて、見つけた私の望む生き方。

「私の中にあるキラキラした5歳を生きる」

なぜ5歳なのか?
5歳は私の憧れです。
保育士をしていた私は5歳児の挑戦する姿、不思議を見つめる眼差し、物事を良い方向に捉える思考、感情をたっぷりと味わい個性豊かに表現する自由さ、好きを突き詰めていく貪欲さ、今この瞬間の自分を生きている清々しさ、そのどれもに心惹かれていました。

子どもを生んでから私は思い描く母親像を纏い自分を我慢して生活をしていました。母親とは献身的に子どものニーズに寄り添うものであると思い込んでいたのです。自分の事よりも子どもの不快を取り除く事を優先するあまり、トイレすら我慢するときもありました。次男が赤ちゃんの頃は、夜中に眠い目を擦りながら授乳をするなんて、聖母マリア様のようだ、、、なんて浸っていたりして、我慢することをどんどん美化していました。

自己肯定感プログラムに参加し始めた頃に長男が私に「母ちゃんの好きなものは何?」「空が飛べたら何がしたい?」「魔法が使えたら?」と毎日のように質問。毎度「んー、、、」と考え込む私。この時、私は何が好きで何がしたいのか分からなくなっている事に気づきました。
ちょうどプログラムの課題でもあった、私の好きをノートに書いて探求してみました。

ノートをじーっと見つめて・・・
空を仰いで・・・
やっと絞り出した4つ。

・昔好きだった曲を聴く
・ライブに行く
・登山をする
・好きなおやつを食べる

私は好きだったバンドのライブに行くことを決意しました。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、この時の私は決意しなければライブにも行けませんでした。チケットが抽選で当たって「当たってしまった、、、」と話す私に夫は「良かったやん!」と喜び、快く三男との留守番を引受けてくましれた。

結婚してから初めてのライブ、そこに長男と次男を連れて大阪から東京へ。子どもの好きなところではなく、私が行きたい場所。なんだかほんのりある罪悪感と一緒にドキドキしながら旅したのを覚えています。私にとって大きな一歩でした。
久方ぶりのライブはもう最高で、大きな声を出し、笑顔でノリノリな私。この身体に音が響く感覚、大勢の中にいるけどひとり音に浸れる時間、アーティストから直接受け取る気持ち、やっぱり生で聴く音楽が好きだと実感。子どもたちは、ステージと初めて見る私の姿を交互に見て、楽しんでいました。

そして数日後のある時、長男に言われました。
「母ちゃんは子ども(息子たちのこと)に向かってる。母ちゃんはその前に母ちゃんの心に向かわないと。母ちゃんはどうんなふうになりたいの?一回でもやりたいなと思ったことは今回のライブみたいにやらないと。しんどいときはどんな声になってもいいから頼って。頼ることで子どもは力も強くなるし、できることも増える」

この言葉は、有難いほどに図星で私は泣きながら感謝しました。ちょうどこの頃、末っ子を妊娠して、つわりがしんどくてイライラも上手く消化できずに、甘えることも下手だった私を見て長男が声をかけてくれたのです。

それからというもの心がモヤモヤした時には(私の心はどうしたい?)と問い続けました。長男に教えられた私の心に向かう作業。これは「私の中にあるキラキラした5歳を生きる」の真髄だったのです。

それと同時に私の「周囲の人に甘えて頼る」の特訓が始まります。
無理してイライラするくらいなら、その前に甘えよう。そう意識してから、気づきました。甘えるって難しい。
甘えると相手に迷惑がかかるのではないか、相手に無理させてしまうのではないか、という私の根底にある怖れが邪魔をする。そう考えるうちに結局自分でなんとかする癖がついていたのです。

甘えるということにアンテナを張っていたら、三男が我が家でピカイチに甘えるのが上手い!と気づいたことがありました。
「父ちゃん抱っこして〜」と伝える三男。夫は会社行く直前のため断ると「えー父ちゃん大好きだから抱っこしてほしかったのになぁ。じゃあ、絵本でも見よう」と言われると夫の表情もコロッと変わり「しょうがない。少しだけやで」と見事父ちゃんに抱っこをしてもらい、絵本を読んでもらうところまで持っていってた三男。すごい!と驚きました。
私には「母ちゃんいつも頑張ってるね。ありがとう。ちょっとだけ抱っこしてくれる?俺母ちゃんのこと大好きやねん」と話す。

今まではただ単に三男坊の可愛さのあまり皆が彼に甘いんだ、だから彼は欲求を満たすことができていると思っていました。しかし、甘える時の彼の声色、表情、言葉、人によって使い分ける伝え方が人の心を掴んでいる。何よりも彼の言葉は素直に自分の心を表現している。素直って素敵で可愛いし、そうやって甘え頼られた方はとっても嬉しい。そして、迷惑かどうかは頼られた側が自由に感じるもので、そう感じた場合断ることができるものなんだということも夫と三男を見て知りました。
今まで自分の不機嫌を振りまき、相手を動かして甘えていた私。これからは素直に可愛く甘ることのできる私になります!

今ここを生きている。何気ない毎日を捉える視点が変わると、知らなかったというか、見ようとしてこなかった私や家族の一面がどんどん見えてくる。面白いほどに全部が繋がって本来の私へと導いてくれている。そんな感覚を体感しています。
5歳の私、成長期を迎えています。

大阪府/安部恵利華 



2025年06月16日(月) No.731 (日記)

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