ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

夫婦仲


中泉さんの「手放すために言葉にする」というお話、私も言語化できていない手放せないものがあることに気づかせてもらいました。今回の私の日記もそのひとつかもしれないです。

こんにちは、大阪の安部です。
ここ最近「仲良くするとは?どんなこと?」と考えています。大人になってからそんなことを考えるなんて思ってもいなくて、面白いなと感じています。

数年前から夫の仕事がとても忙しくなり、ワンオペ家事育児にてんやわんやの私。
私は夫と仲が悪いわけではないと思っているのですが、気がつくと夫との間にはイライラしている時間が増えていました。

以前のように夫とたくさん笑って過ごしたいと思い、仲良くなるためにできることを探しました。
ふたりで晩酌して話してみたり、私の母に子どもたちを預けてデートしたり。そのたびに私は腹を割ってあれこれ話して、お互いを理解し合うことが絆を深めるために必要だとやってきました。
しかし、夫には「俺の意見いつも受け入れへんよな」と嫌がられてしまう結果になり、失敗。私は自分の意見を話してるだけで、受け入れていないつもりはないのに、、と最初はムッとしました。
でも、夫の言う通りで、子どもの話になるとどうしても私の心の中に「私のほうが子どもをわかっている」という気持ちが出てきてしまい、意見を強く言ってしまっては私が夫を遠ざけていました。

私のそんな話を聞いた知人が、「話し合うのはひとまずやめて、夫くんの土俵に乗って何かを一緒に楽しんだら?」と助言をくれました。
なるほど、今までもドッジボールやボードゲームなどをして夫の得意分野で遠慮なく思いっきり遊んでいる時間はとっても楽しかったなと思い出しました。

その数日後、チャンス到来。
大人が本気を出している背中を子どもに見せる運動会というイベントがあり、今日は夫と遊ぶぞ! と意気込んで参加。
いざ、競技に全力で取り組み、たくさん笑って楽しいと感じているのに、夫が話しかけてくれても私が謎の意地を張ってそっけなくしてしまう。私が気持ちのままに会話をすれば仲良く話せるのに、なんなのでしょう、この私のあまのじゃくさ。夫はどう思っていたのだろう? そういえば私、夫に謝っていない。
そこで「実は運動会の時すっごく楽しかったのに、素直に表現できず会話がそっけなくてごめんなさい」と伝えると、夫は「何年一緒におると思ってるねん」と返してくれました。そんなの分かってるよといった感じで理解のある言葉をもらい、ホッとしました。

しかし、私はなんで夫との会話だけをそっけなくしていたのでしょうか。
んー、、、気にかけてほしい?
(何を?)私を含め家族のことを。
(どうして?)もっと夫と共に子育てをしたい。
子どもの可愛さ、成長の喜び、苦労などなど子どもを育てる時に感じる気持ちを分かち合いたいと、ずっと思っていたのです。
そして、いつか子どもたちが巣立ったときに「子育ては大変だったけど、可愛くて幸せやったよね」とお酒を飲みながら振り返りたいな、なんて理想を抱いていました。

過去に、夫の仕事が忙しいのは百も承知のうえで「気にかけてほしい」ということを伝えた時期もありましたが、やはり忙しい今は物理的に難しく、私の理想の形は手放さなくてはいけないとも感じていました。
それからは夫と子育てしたい気持ちは手放した! と、私の気持ちを少々強引に追いやってしまい、そのモヤモヤが謎の意地みたいな行動となって時々顔を出していたように思います。

ここまで深掘りしてみて、実際、夫は子どもたちをどう見ている?と、夫の日々の行動を思い返す余裕が生まれてきました。

先日の朝、夫が9か月の娘を抱っこしながらあやしていた時のこと。
「お! こうやったらこんなに笑う! こんなにも声をあげて笑うの初めて見た」
と喜んで話していたのです。
朝のバタバタのなかで私には余裕がなく、心の中で「そんなのずっと前からそうやって笑うんやけどな。それにもっと笑うあやし方もあるんやけど」なんて意地悪く思っていました。私が感じる子どもの成長のシェアもいつしかしなくなり、夫が感じる子どもの成長との間には時差が生まれていました。

けれど今思うと、夫は限られた時間の中で夫なりに娘を見て、可愛さを感じ、成長を喜んでいた。それだけで十分じゃないかと気づきました。
いつか私と夫、それぞれに違う視点で子どもの成長を見ていたことやそこに時差があったことさえも楽しみながら、二倍懐かしむことができるのではないかと思えます。スルーしてしまいそうな日常も振り返ってみるものですね。

これからどんな夫婦になっていけるのか。
夫と遊んで笑って、なんだかんだありながらも私たち夫婦の形を見つけていきます。
それでは、小原さんにバトンを繋ぎます。

大阪府/安部恵利華 





No. PASS