大人になる準備
こんにちは。神奈川の松下です。
ある日、夜10時ころに小腹が空いたからとキムチ雑炊を作り始めた大学生の娘。
夕飯が軽めの外食だった私もちゃっかりご相伴に預かることに。
おいしーいと食べながら、「料理が得意になってうれしいよ」と言うと、「家事は小さい頃からさせた方がいいよ」との返答。それも、オプションとして「手伝って」もらうのではなく、当然やるものとして日常に組み込んだ方がいいとの逆アドバイスをもらいました。
そういえば、娘の18才成人が近づいてきた頃、「中学生までは義務教育、高校生は大人になる準備期間だよ」と話した流れで、
「18歳で大人になるってどういうこと?」という会話をしていたことを思い出しました。
18才は高校3年生。進路も決まっていない時期で、だからこそ職業も将来も決まっていなくても、「私、大丈夫」と思えること。
そのためには、生活力がマストだよね。
将来、どんな家で、どんなものに囲まれて、どんな生活がしたい?
高校生は、その準備期間。
例えば、我が家でお気に入りのメニューである茶碗蒸し、ロールキャベツ、その他マスターしておきたい料理、いろいろあるね。ゴミ出しスキルは必須だし、他にも段ボールの束ね方、使った傘はすぐ干す、など。ほんの小さなことから家事ってたくさんあります。
一人でも何とかなるという自信。親元を離れたときに生きていけるか、という自信。「働くイメージは27歳くらいで。生きる自信は18歳で」そんなことを折に触れて声がけしてきました。
働くイメージについては、大学卒業直後の22歳くらいだと、いわゆる「就職」と直結しがちですが、もう少し視点を遠くに、
社会人になって4-5年たった頃にどんなフィールドで、どんな風に活躍していたいか、をイメージする方が、「働く自分」と「ありたい自分」を結びつけて考えられるのでは、と考えました。
働くということを、近視眼的になりすぎず、捉えてほしいと願って。
やがて、お気に入りの調味料にお気に入りの染み抜き洗剤、これは必須だな、とつぶやく姿を見たりして、どうやら家を出るときに揃えたいリストもできてきたようです。
この声がけは、いずれ娘が家を出ていくということを私自身にも、言い聞かせておきたかったからでもあります。その日が突然来ると、受け入れることが難しそうだったから。成人して手を離れていくことを、心から祝福できる私でいたい。そのために、時間をかけて、お互い準備していこう。
最近、土日にやっている家事をひと通り教えてほしい、と頼まれました。洗濯、料理、掃除、それぞれ断片的には大体できるけれど、目に見えない家事が、気づかない家事がありそうだからとのこと。
たしかに、私は土日のどちらか半日は家を整えることに費やしています。それば分かれば、まとめてやらなくて済むよう、日ごろからゴミを落とさない、散らかさない、汚さないとなる。そういうちょっとした心がけができるようになるのも、名もなき家事に気づいてこそ。よくぞ言ってくれた。仕上げは近いと、心の中で喝采を送りました。
それでは中泉さんにバトンを繋ぎます。
神奈川県/松下いづみ
2026年08月10日(月)
No.793
(日記)


