憑き物がついた私と不機嫌な息子
★★ ★ 第14回オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
【日時】2023年5月21日(日)10〜12時
【参加費】無料
【話題にする日記】「働くこと育てること」(秋岡美奈子)
【お申し込み】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/ba819b4c782430
今回話題にする日記では、仕事と子育てのバランスに悩んだり、両立することに焦りや罪悪感を感じ揺れ動いた体験、だからこそ得られた気づきが綴られています。
筆者とともに、「自分にとって働くとはなにか」を、ざっくばらんに語り合いませんか? 言葉にすることで、あなたが一番大切にしたいこと、今は手放してもいいこと、ありたい姿を明らかにできるかもしれません。
※ 前回までの様子はこちらでお読みいただけます。
★★★
初めまして。東京の村井です。
過去の自分は、憑き物がついていたようでした。
常に不機嫌に見える長男を好きと思えませんでした。彼に振り回されて日々が過ぎていく感じがして、ほとほと疲れ果てていました。終わりのない修行のようで、園長先生やママ友に相談しても皆口を揃えて「そうは言っても我が子はかわいいのよね」という反応。
そうじゃない、誰も分かってくれない、自分はおかしいのかもしれない、と自分自身に対しても、周りに対しても、違和感を抱えていました。
2023年04月24日(月)
No.616
(日記)
思いが接し方に表れる
鈴木さんがご自身の不安と向き合いながらお子さんの生きる力を信じてこられた姿に、親としての強さを感じました。また、NICUに入院していた息子の姿を思い出し、ただそこに居るだけで愛しかった思いがよみがえって胸が熱くなりました。
初めまして、石川の石垣です。
私はこども園で働いています。保育士資格を取ったのは3年前で、我が子の子育てがある程度終わってから保育を学び始めました。そんな私にとっての大きな..
2023年04月17日(月)
No.615
(日記)
親になること
初めまして、千葉の鈴木です。
4月から小学校4年生になる男の子の母、 好きなことは、思いつくままに育てている酵母で我がままにパンを焼くことです。
これから2年間、泣き笑い日記を通じて、日常にちりばめられた宝物をひとつひとつ拾いあげていきたいな、と思っています。よろしくお願いします。
さて、フランスで出産され、現在タイで子育てをされている瀧澤さんの日記は、 インドネシアとスペインで子育てをしてきた私のハートフルに出会うまでの歩みとも重なり、「ガンバレ!海外子育てママ!!」と、当時の自分も含めて応援したくなる気持ちでいっぱいになりました。
自分で何とかしなければ、私がしっかりとした子育ての知識を得ればこの子を幸せにできるに違いない、とあらゆる育児書を読み、その通りにやってみても、子どもは本に書いてある通りには育たないと悩む日々。
そんな自分を思い出し、今回は初めて私が「親になること」を教えられた時のことを書いてみたいと思います。
現在9歳になる息子は、予定日より3カ月早い28週目にインドネシアで生まれました。
出生時の体重は1100g、身長37cm。
救急車で病院に運ばれ、担当医の顔を見たところで意識が途切れていた私が、 初めて我が子と対面したのは出産の翌日でした。
生まれたての赤ん坊は猿のようだと聞いていたけれど、保育器の中の息子は、浅黒く、骨と皮ばかりの鳥のヒナのよう。 喜びよりも、戸惑いの気持ちの方が大きかった自分にショックを受けました。
2023年04月10日(月)
No.614
(日記)
思い込み
チャウさんがカナダでご自身と向き合い前へと進んでいる姿に、環境は違うけれど同じ海外暮らしの私も勇気をもらいました。子ども達とチャウさんの笑顔が目に浮かびます。
初めまして、タイの瀧澤です。
1回目の投稿は私が気付いた思い込みについて書きたいと思います。
私が初めてハートフルコミュニケーションの講座に参加したのは娘が8歳の時でした。
その当時、朝起きてから家を出るまで、のんびりと過ごして時間通りに支度が進まない娘に私が「早くしなさい!」とイライラを募らせ、お互いに機嫌の悪い状態で1日をスタートさせる、そんな日々が続いていました。
もちろん私は娘を笑顔で送り出したいと思っていました。ところがその思いとは裏腹に、のんびりと支度をする娘に「あと5分で出る時間だよ、早くしなさい!」「服を着替えないと間に合わないよ!」などなど、つい沢山の口出しをしていたのでした。毎朝不機嫌そうな顔でバスに乗り込む娘を見て、どうしてこんなにイライラしてしまうのだろうと後悔の念に苛まれていました。
何とか現状を変えたくて、私なりに本やインターネットで情報を集め対策を考え実行してもいました。しかしどれもうまくいかず、こんなにいろいろ試しているのにどうして早く支度ができないのだろう、とイライラしてはまた口出しをし、言い過ぎたと反省する日々でした。
私は夫の転勤に帯同し、フランスで娘を出産し、娘が3歳の時にタイに引っ越してきました。
海外での出産、育児で不安も多く、育児に関する本を読んだり情報を集めたりはしていましたが、自分の悩みは自分で解決したいタイプということもあり人に相談することはあまりありませんでした。ママ友と子どものことを話す機会はありましたが、大変だよね〜と共感しあって気分がすっきりして終わる、そういう感じで解決法を求めるものではありませんでした。
2023年04月03日(月)
No.613
(日記)
苦手なことにどう向き合うか?
落合さんの日記を読んで、私も学生時代に出会った人々から受けた親切や思いやりの言葉を懐かしく思い出しました。とくに美味しい味は幸せな記憶と繋がっていますね。いろんな人に支えてもらって今がある幸せを感じました。
カナダのチャウです。昨年9月から地元のカレッジのEarly Childhood Education(ECE)を受講し始めました。先月2月から3月にかけて、初めてデイケア(保育所)での教育実習があり、2歳半〜4歳前の子どもたちのプリスクールクラスに入ることになりました。
講座では教育学や理論など堅い内容を学んでいましたが、実習では20人ほどの2,3歳児と一日を一緒に過ごすという現実を目の当たりにしました。担当の指導教員はベテランで明るくユーモアがあり、現場の忙しい合間を縫って、私に教員としての一日の過ごし方、カリキュラムの立て方や導入など親切に教えてくださいました。
にもかかわらず、私にとって最初の1週間は試練の連続でした。
子どもの顔と名前がなかなか覚えらず声がかけられない、8人同時のトイレタイムに戸惑う、動きまわる子どもたちに、どうやって関わればいいやら途方に暮れ、鼻水ふき係に徹する新人実習生になり果てていました。慣れない環境での目の回る大変さに、この仕事は本当に私にやれるだろうかと、迷いが生じていきました。
2023年03月27日(月)
No.612
(日記)
日々は気づきでいっぱい
渡海さんのご自分が自分を大切にする姿をお子さんが見られて、また、子ども自身が自分を大切にするという見えない連鎖を感じられたこと、それはもしかしたら親子だけでなく夫婦や他者でも同じなのかもしれないと感じた埼玉の落合です。
先日、白い封筒が自宅に届きました。
送り主を見ると、なんと看護学生時代からお世話になっている総菜屋さんからでした。年配の夫婦が営んでいて昔ながらの量り売りスタイル。現在の表現だとDELIに近いです。すべて手作りが店主のこだわりで、すぐにお店のファンになりました。何度か行っていると、店主の奥さん(おばちゃん)が名前をおぼえてくれ世間話をするようになり、私がほっと息を抜ける場所にもなっていきました。
そこには60年続けてきたお店を閉店するとの内容の印刷されたご挨拶文が入っていました。年賀状には毎年、達筆な字で近況を書いてくださっていたので、一抹の不安を感じ訪れることにしました。
2023年03月20日(月)
No.611
(日記)
愛することは、愛されること
兵庫の渡海です。
岩田さん、娘さんのご成人おめでとうございます。「子育て」とは「親育ち」。岩田さんの日記を読んで、しみじみとそうだなぁと思いました。
先日、ハートフルコミュニケーションのワークショップを受講しました。3回講座の第1回『愛すること』。レクチャーを受け、考え、ワークして話していく中で、息子との関係と「愛すること」について、大切な事を思い出したので綴ってみようと思います。
..
2023年03月13日(月)
No.610
(日記)
それぞれの成長
埼玉の岩田です。
子どもが教えてくれなければ、自分から覗いてみようと思わない世界」という安村さんの言葉に思わず大きく頷いてしまいました。子どもが見ている世界は、親には未知な世界でもあり私も、もっともっと私も楽しみたいと思いました。
長女が成人式を迎えました。20年の月日を振り返ると本当にあっという間で、やっと「親になれた!」と思った時には20歳という、、、私自身「子育て」よりも「親育ち」に集中した期間だったように思います。
成人式では最初から最後まで参加出来、お友達との再会に嬉しそうに出掛けていく娘の姿に、もう私の役割は終えたとホッと胸をなで下ろす1日でした。
娘が小学校4年生の時でした。食事が喉を通らなくなるほど彼女が思い詰めてしまい、すべてのことにやる気を失ってしまい、学校へ行けない時期がありました。
2023年03月06日(月)
No.609
(日記)
そんなに面白い?
大阪の安村です。
最後のバトンを受け取りました。仕事と子育ての両立での悩み、私も子どもが病気の時、すごく悩んだのを思い出しました。秋岡さんの働くこと、育てることを取りこみ続ける人生、その先に親と子、それぞれの幸せを感じました。
今回、私は、子どもが教えてくれた世界について書こうと思います。
子どもが、小学生の頃、子どもがゲームをするのを嫌だなあと思っていました。
外で遊ばないでリビ..
2023年02月27日(月)
No.608
(日記)
働くこと育てること
神奈川の秋岡です。
相手のわからないことにも思いを巡らせてわかろうとする、それでもわからないことはそのものとして受け入れることが「愛すること」、山本さんの言葉に深く頷き、そして何だか強く背中を押された気がします。これこそ、ダイバーシティの基本なのかもしれないですね。
さて、私の最後の回は、働きながら子どもを育てるということについて書いてみたいと思います。
私にとって、仕事は自分を成す非常に大事な要素であり、これまでエネルギーも時間もかなり費やしてきていると思います。そして、当然ながら子どもを育てることも、自分を成すもうひとつの大事な要素です。自分にとってこの二つは、「ワーク・ライフ・バランス」という別々のもののバランスをとるような感覚ではなく、自分の世界の中にシームレスに混在しているような感覚です。
とはいえ、最初からそんな風に自分を受け入れ、語れていたわけではありません。仕事に時間を費やすことで、子どもの成長にとって大事な時間を一緒に過ごせないのはどうなのだろう、寂しい思いをさせてないだろうか、子ども達の心の発育に悪影響が出ないだろうかと、いわゆる三歳児神話のようなものにさいなまれた時期もありました。
例えば現在中学2年生の息子と小学4年生の娘が、共にまだ熱をよくだしていた保育園時代、夜中に横で熱くなっている子どもに勘付いて目覚め、とっさに「明日の仕事をどうしよう、どんな段取りで病院に行けばいち早く仕事ができるだろう。」ということを考えました。そして、子どもの体調を心配する前に真っ先に仕事のことを考えた自分がいることに気づき、自分は母親としてなんて最低なのだろうと自己嫌悪に陥って朝まで眠れなかったこともありました。
また、現在中学2年生になった息子が小学校に入ったばかりの頃、学童の新しい人間関係でのストレスで不安定になり、仕事から帰宅すると荒だった感情を息子からぶつけられることが続き、仕事の疲れと重なってそれまでにないくらい自分の感情をぶつけてしまったことがありました。その時、自分がもっと体力と心と時間に余裕を持っていれば、息子を受け止めることができたのではないかと、仕事と自分の立ち位置に悩みました。
2023年02月20日(月)
No.607
(日記)
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