ハートフルコーチの泣き笑い日記

日々の発見やつぶやきなど。

そんなに面白い?


働くこと育てること


神奈川の秋岡です。
相手のわからないことにも思いを巡らせてわかろうとする、それでもわからないことはそのものとして受け入れることが「愛すること」、山本さんの言葉に深く頷き、そして何だか強く背中を押された気がします。これこそ、ダイバーシティの基本なのかもしれないですね。

さて、私の最後の回は、働きながら子どもを育てるということについて書いてみたいと思います。
私にとって、仕事は自分を成す非常に大事な要素であり、これまでエネルギーも時間もかなり費やしてきていると思います。そして、当然ながら子どもを育てることも、自分を成すもうひとつの大事な要素です。自分にとってこの二つは、「ワーク・ライフ・バランス」という別々のもののバランスをとるような感覚ではなく、自分の世界の中にシームレスに混在しているような感覚です。

とはいえ、最初からそんな風に自分を受け入れ、語れていたわけではありません。仕事に時間を費やすことで、子どもの成長にとって大事な時間を一緒に過ごせないのはどうなのだろう、寂しい思いをさせてないだろうか、子ども達の心の発育に悪影響が出ないだろうかと、いわゆる三歳児神話のようなものにさいなまれた時期もありました。

例えば現在中学2年生の息子と小学4年生の娘が、共にまだ熱をよくだしていた保育園時代、夜中に横で熱くなっている子どもに勘付いて目覚め、とっさに「明日の仕事をどうしよう、どんな段取りで病院に行けばいち早く仕事ができるだろう。」ということを考えました。そして、子どもの体調を心配する前に真っ先に仕事のことを考えた自分がいることに気づき、自分は母親としてなんて最低なのだろうと自己嫌悪に陥って朝まで眠れなかったこともありました。
また、現在中学2年生になった息子が小学校に入ったばかりの頃、学童の新しい人間関係でのストレスで不安定になり、仕事から帰宅すると荒だった感情を息子からぶつけられることが続き、仕事の疲れと重なってそれまでにないくらい自分の感情をぶつけてしまったことがありました。その時、自分がもっと体力と心と時間に余裕を持っていれば、息子を受け止めることができたのではないかと、仕事と自分の立ち位置に悩みました。
2023年02月20日(月) No.607 (日記)

「愛すること」バージョンアップ


★★ ★ 第13回オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★

【日時】2023年2月26日(日)10〜12時 
【参加費】無料 
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/290b6c35765590

子どもの本心、聞けていますか? 親の希望、どう伝えていますか?
今回、話題にする日記は、こちらです。習い事をきっかけに、親の関わり方、子どもとのコミュニケーションの取り方を掘り下げたこの日記を話の肴に、著者や菅原裕子と共に語り合い、あなたが一歩前に進むヒントを手に入れてみませんか?
※ これまでのカフェの様子はこちらでお読みいただけます。

★★★

群馬の山本です。
「息子の毎日に貼りついていた」と表現された羽木さん、私もまさにそうでした。でも、息子から無事に離れられたのは、学びがあって、考え続けたからだと私も実感しています。そして、同じ思いを経験している仲間の言葉も宝物です。

映画「コーダ あいのうた」をご存知でしょうか。アカデミー作品賞にもノミネートされた作品で、もうご覧になった方もいらっしゃると思います。
私はこの映画のある場面に衝撃を受けました。ネタバレになる内容もあります。ご了承ください。
2023年02月13日(月) No.606 (日記)

ノー勉息子が猛勉強を始めたわけ


★★ ★ 第13回オンライン・ホッとカフェのご案内 ★★★
【日時】2023年2月26日(日)10〜12時 
【参加費】無料 
【方法】オンライン(ZOOMを使用します)
【お申し込み】
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日記を読んで著者に訊きたくなったこと・みんなと話したくなったことを語り合う、季節ごとの恒例カフェ。冬カフェでは、習い事や塾への親の関わり方をテーマにした「習い事から考えること」を取り上げます。
子どもの希望をどこまで聴く? 親の意見をどう伝える? やめたいと言われたら?
ざっくばらんに語り合って、習い事に留まらず、あなたとお子さんとのコミュニケーションのヒントを持ち帰りませんか?
これまでの様子は、こちらでお読みいただけます。

★★★

兵庫の羽木です。
軸は自分に置いて、自分が満足する人生を送る。私にはすでにそのように見えている田中さんのこれからに、心からのエールを送りたいと思います。

最後の投稿になります。今回は、息子の反抗期に悩み、自分と向き合うことになった私の奮闘記を書いてみたいと思います。

反抗期。中学受験をして入学した途端、息子は全く勉強をしなくなりました。目がとげとげしくなり、口をきかなくなり、態度も悪い。
可愛かったあの子はどこに? でも、よくある反抗期。そう思いながらも、「どうしてこの子は自分の幸せのために頑張らないんだろう。自分のことなのになぜ考えない!」と憤慨していました。

今思うと、中学受験には反省することもたくさんあり、息子は勉強どころじゃない、いろんな気持ちがあったんだろうなとわかるのですが、当時の私は「このままでは息子の将来が心配だ。やればできるはず。何とか勉強させなければ間に合わなくなる」「その態度は人としてどうなの?間違っている、私が正さなければ」と子どもと同じ土俵に乗り、目に見える子どもの態度や状態に反応し、私がこの子を何とかしなければと、うるさく責め立てていました。
2023年02月06日(月) No.605 (日記)