マイペースな我が家の時間管理
子どものタブレット利用時間についての迷い。
瀧澤さんの日記を読んで、迷っても大丈夫。モヤモヤ?が頭に浮かんだ時こそが、ルール見直しの時。子どもの話を聴き、親の意見を伝え、よりよい在り方を探求する機会なのだと感じました。
インドネシアの鈴木です。
我が家のかわいいマイペース男子。
私はかつて、時間はまるで無限にあるかのように自分のテンポで動く彼のペースに巻き込まれ、イライラと過ごす日々がありました。
今となっては、彼のマイペースさを、好奇心や集中力、完成するまで続ける粘り強さの表れ、と捉えていますが、そのせいで私の大切な時間が奪われている、と思うくらい被害者意識でいっぱいの時もありました。
どうすれば息子がもっと時間を意識して自主的に動き、私も自分のやりたいことのために時間を使うことができるのだろう?
時間は有限。自分が本当にやりたいことのために時間を使って欲しい。
そんなふうに考えていました。
今回は、そんな息子の時間感覚に対するイライラが消え、私自身に集中できるようになった気づきについて書いてみたいと思います。
2024年07月29日(月)
No.684
(日記)
迷っても大丈夫
困難な状況の中で自分の気持ちと向き合い、前進している清瀬さんの日記を拝読し、改めて自分の気持ちに共感することの大切さに気付くことができました。
タイの瀧澤です。
今回は、約2か月に及ぶ長い夏休みを満喫中の我が家の娘(11歳)のタブレット型パソコンの
使用時間のルールについて、迷った時のことを書きたいと思います。
1年前の夏に、娘は自分専用の新しいタブレット型パソコンを手に入れました。その時にネットリテラシーについて話をし、使用方法や使用時間についてのルールを決めました。娘に、ルールや時間を自分で管理できるようになって欲しいとの思いからでした。
最初は、スクリーンタイム機能なども活用し、ルールに沿って使用していたのですが、学校の授業で自分のタブレットを使用するようになってから、遊びだけでなく学校に関わることでも使用する機会が増え、最初に決めた1日○時間、という約束は何となくうやむやになっていきました。
平日は学校や習い事もあり、帰宅後に長時間利用することはないのですが、休日などフリータ
イムが多い日は、「あれ?まだ見ている!」と思うことがあり、「そろそろ約束の時間すぎてない?」と私が声を掛けて終わりにすることが続きました。
声を掛けるたびに、以前決めたルールが機能してないこの状態をなんとかしたいと思いつつも
、日常生活に支障が出ているわけではないし、と決定を先延ばしにしていました。
2024年07月22日(月)
No.683
(日記)
「あるがまま」と「愛すること」
初めまして。奈良の清瀬美帆です。
藤岡さんのコロナ禍で起きた出来事のプロセスから、辛く、困難な時を乗り越えた先に成長と感謝があるのだと勇気と希望をいただきました。
そして、そういえば、私も子どもたちも、困難の中から成長したのではないかなと実感しています。
子育てで何が起こっていたのか振り返っていこうと思います。
私には、大学1年の長男、中学3年の長女、小学6年の次男がいます。
長男の子育てが上手くいかずに、子育て本を読み、ハートフルコミュニケーションで学び始めました。
子どもを愛すること、「あるがまま」を受け止めるということがどんなことなのかよくわからないまま模索し続けていました。
長女は長男と比べて手がかからなく、愛らしく、かつ、助けてくれる存在でした。
幼稚園や学校でも先生方の受けはよく、いい子であることに本人も喜んでいるように見えました。
ところが、小学1年生の学芸会の一週間前、前触れもなく突然「行きたくない」と泣いて訴えました。
2024年07月15日(月)
No.682
(日記)
出会い
初めまして。愛知の藤岡伸子です。
和木さんの「子育てをラクにするのは自分」に、子育てを通して親自身も成長できるって素晴らしいなと改めて感じました。
バトンを受け取って、親自身の成長や立ち止まることの効果、私の場合を振り返ってみます。
4年前の2020年。
コロナ禍で感染は増加し続けていて、感染予防や消毒に気を使い、家の中で過ごす毎日。
子どもの学校は休校になり、人と会うのが難しい時期でした。
今振り返ると、
あの当時は客観的に捉えるような余裕がなかったけれど、先の見えないトンネルの中のようでした。不安で落ち着かなくて、鬱々した曇天のような気持ちで、いろいろな情報や感染予防や家族のことに気を張り詰めていました。
(これからどうなっていくんだろう?
休校中家庭で学習するように言われたけど、みんなはどうしているの?
今大切なことは何だろう?
家庭で親は何をすればいいんだろう?)
こんな思いでモヤモヤ、グルグルとしていました。
そして、自分でも何を探しているのかわかっていなかったけれど、
モヤモヤ状態をスッキリしたい、
どうなっていくのか、何をしたらいいか、見通しを持ちたい、
自分や周りが少し良くなるような何かが見つけたい、
そんなヒントを探していたのかな…と思います。
そうした状況で、インターネットは家にいても情報を探すことができたので、PCなどでいろいろな情報を見ていました。
対面のイベントなどはほとんど中止となっていましたが、このNPOでは、オンラインで講座などを開催していました。
こんな閉塞の時期こそ対話が大切、とおしゃべり会が開催されていました。
子育てに役立つヒントは以前から探していたので、当初は”どんな内容かな?”とお試し的に、無料の企画や短めの講座に申し込んで参加しました。
オンラインで人と話せることで気持ちが少し軽くなるようで、役立つ子育てのヒントを見つけられるのが良いなと感じて、だんだん他の講座も受けるようになりました。
ハートフルコーチ養成講座は、「子どものコーチになりましょう」というテーマに惹かれて、“スポーツで活躍する選手を育てる名コーチのように、私もなれたらいいな”と申し込みました。
受けてみると1回ですぐ名コーチになれるとまではいきませんでしたが、コーチとしての親の“あり方”を学んで、自己流子育てを少しずつコーチ的な関わり方にしていく…というような深い内容でした。
例えば、家ではこんな感じです。
2024年07月08日(月)
No.681
(日記)
子育てをラクにするのは自分
初めまして。広島の和木 郁(わき・かおり)です。
人との繋がりを強くしていくものが、たったひとことの言葉でもできるということに改めて気付くことができました。同時に、自分は人にどんな言霊を伝えられているだろうかと考えながら、先週の功刀さんの日記を拝読しました。
我が家には9歳の娘と2歳の息子がいます。年も離れていれば性別も違い、娘の時にはなかったおもしろさ、大変さをかみしめています。
お姉ちゃんは小さい頃から明るくて元気いっぱい。パワーにあふれていて、よく笑い、よくふざけ、好きなことをとことん楽しむタイプです。
一方で、意外な場面で恥ずかしがり屋になったり、恐がりな面もありました。聞き分けもよく、よく言われたのが「年齢の割にとても落ち着いていて、大人びているね」でした。よその子がどんなふうなのかあまり知らなかったので、その時は「そうなんだ」と思っていましたが、弟が生まれ1歳を過ぎたあたりから、その言葉に「うんうん。ホントそうだわ」と頷き始めます。
5月に2歳のお誕生日を迎えたイヤイヤ期真っ只中の弟。「え?」と思うほど活発で、お姉ちゃんが“元気いっぱいでパワーにあふれていた子”なら、この子は何なの、です。全力で遊び、全力で反抗し、全力で意思を通しにきます。まだ言葉がつたないので、「イヤ。ない」の2語と顔と動作、つまり全身で訴えてきます。
チャイルドシート着席拒否。食べたいと言ったから出したおにぎりを拒否。重たくなったおむつ替え拒否。風呂上がりの着衣拒否。保育園前のお着替え拒否。はぁ…。お手上げです。
(共感してくださる方いらっしゃいますか…)
とはいうものの、泣いて寝そべり、時には笑いながら逃げていく息子を前に、「はいはいはい。2歳さんも大変ですよね」と、唇の端をふっと上げながら眺める自分もいます。
以前の私だったら、どんなふうに反応していたでしょう。
少し時間をさかのぼること7年前。娘が同じくらいの時のことです。
「もうお手上げ」と感じることがあまりなかったように思います。それは娘が「言うことを聞いていた」から。
私が細かいことまで手をかけ、常に口うるさかったからなのだと思いました。
2024年07月01日(月)
No.680
(日記)