そこに崖があるよ
こんにちは。東京の小原です。
安部さんの「夫婦仲」の話を読んで、私も夫にそっけなくしているところあったかもなぁと思い出しました。自分の行動の裏にある思いを深堀りすることで夫の思いにも気づくことができる。日常の振り返り、素敵なことですね。
さて先日、定期テストが終わり、結果が返って来た高1の娘が言いました。
「うちってさ、テストの結果について怒られることってあんまりないよね。うちはさ、私が崖のそばを歩いてたとしても手をひくわけじゃなくて「そこに崖があるよ」としか言わないじゃん」
娘の言葉の意味は、「我が家では、親は情報を教えてくれるけれど、最終的に子どもがどの道を歩くかの判断は、子ども自身に任せている」ということだと思います。親としての考えをそのように受け取ってもらえていたなら良かったなと思いながらも、私自身がこのような考えに至るまでには紆余曲折があったなぁ・・・と気づかされました。
2025年10月27日(月)
No.751
(日記)
夫婦仲
中泉さんの「手放すために言葉にする」というお話、私も言語化できていない手放せないものがあることに気づかせてもらいました。今回の私の日記もそのひとつかもしれないです。
こんにちは、大阪の安部です。
ここ最近「仲良くするとは?どんなこと?」と考えています。大人になってからそんなことを考えるなんて思ってもいなくて、面白いなと感じています。
数年前から夫の仕事がとても忙しくなり、ワンオペ家事育児にてんやわんやの私。
私は夫と仲が悪いわけではないと思っているのですが、気がつくと夫との間にはイライラしている時間が増えていました。
2025年10月20日(月)
No.750
(日記)
母と娘と、台所の距離
松下さんからバトンを預かった中泉です。
フラットに話せる家族との関係──私は47歳にして、いまだ訓練中です。
毎年この時期になると、胸の奥が少しざわつきます。
それは、お正月の実家への帰省について。母から必ず、「今年はどうする?」と聞かれることが分かっているからこそ、ここ数年、私は旅行やイベントをあらかじめ入れて帰省をうまく回避してきました。昨年は長男が受験生だったため、「お正月も塾があるから」というもっともらしい理由で切り抜けました。
思えば、いつからお正月の帰省を避けるようになったのでしょうか。
毎年、弟家族は神奈川から実家に帰省します。義妹(弟の妻)は本当によく気が利く人で、実家の台所に母と義妹が立つと、阿吽の呼吸で次々と事が運んでいきます。
私はその様子を見て、「私の役割は子守りだ」と自然に決めました。雪の中でも子どもたちを外に連れ出し、公園で遊び、みんなをまとめて寝かしつける──そんなふうに“自分の居場所”を作ってきたのです。
2025年10月13日(月)
No.748
(日記)
楽しい我が家
こんにちは、神奈川の松下です。
長崎さんの「何かあったときに素直に話せる母」でありたいという気持ち、とても共感しました。
先日8月25日に開催した泣き笑い日記「オンライン・ホッとカフェ」でも、
どうしたら親子で何でも話せる関係を築けるのか…ということが話題になりました。
我が家ではどうだったかな?と、思い出したことを書きたいと思います。
私はあれこれ考えるけど根は楽観的な性格で「大丈夫」が口癖、
それに対して今は大学生になった娘は元々完璧主義で超・心配性、
常に緊張しながら、周りの様子を観察しているような子でした。
自分を守ろうとするためなのか、時に周囲に対して強い言葉を投げかけることもあり、
同級生とのコミュニケーションが上手く行かない時期もありました。
特に小学高学年から中学校にかけて思春期を迎えたころは、
本人の精神状態も一番不安定だったように思います。
今聞くと、当時、周りの人はみな敵だと思っていたそうです。
思春期の頃も親である私とは特段こじれた関係ではなかったですが
私は仕事やライフワークの音楽活動で忙しく、
娘の幼少期と違って会話が少なくなりがちでした。
2025年10月06日(月)
No.747
(日記)


