1. トップページ
  2. 子育て・自分育てに活かす / ハートフル子育てIdea Box
  3. 乳幼児期
乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

母親に執着して困ります

2歳の娘、「ママがいい、ママがいい」と母親の私に執着します。朝、目を覚ますと私が行くまで泣き叫び、夕飯の支度の時も抱っこしていないとわめき散らし、何もできません。 パパもお姉ちゃんもダメでママだけです。仕事に疲れた夕方これだと悲しくなります。

家族で力を合わせて

答えてあげたい気持ちがあっても、疲れている時や忙しい時に「ママ、ママ」と言われるとどうしても辛くなります。でも、「ママ」がよくて、「ママ」でないとダメな時はあるみたいです。ただ、ママだけでそれを受け止めようとすると、やっぱり大変です。大変な時こそ味方を増やし、総力戦で乗り切ることをおすすめします。まずは強い味方のパパとお姉ちゃんを頼りにして、作戦会議をしてみませんか?いつ呼ばれることが多いか確認してみたり、「ママ」と呼ばれて料理や家事ができなくなった時はどうしたらいいかなど、相談してみませんか? 家族オリジナルの何かいい案が生まれるかもしれません。

次の楽しみの約束をしてみる

私の娘にも同じような時期がありました。ママと離れて過ごせるお友達をみて何度うらやましいと思ったことか。家族の協力はもちろん、家事を極力減らして時間をつくるなどあの手この手を使いました。一方でどうしても優先しなければいけないことがあるときは、子どもの機嫌のいいときに「今日は○時までに寝る準備ができたら絵本をもう1冊一緒に読もう」と事前に楽しみの約束をしたこともありました。それでもうまくいかず、子どもと一緒に涙したときもありましたが、いつか終わると信じて腹をくくって乗り越えました。

子どもにお母さん役になってもらう

娘も2歳の頃、「ママがいいよー」と四六時中私にくっついていました。その頃赤ちゃん人形を買ってあげたところ、おむつを替えたり、ミルクをあげたり、お母さんになり切って遊んでいました。ある時、夕食の支度時に「ママ、ママ」とぐずり出した娘に「あら大変!○○ちゃんが泣いているわ!ママはこれからご飯作るから、この子のお世話をお願いね。」と娘に人形を渡したところ、すんなりお母さん役になって遊び始めました。私も料理をしながら、娘に「お腹がすいたのかな。ミルクあげてみてくれる?」などと声をかけるようにしました。 2歳といえば、ごっこ遊びができるようになるころ。構ってあげられない時はこんな手を使ってみてはいかがでしょうか?

走る!

私の息子もこのタイプ。朝起きると2階のベッドで「お母さん、きて!」と、私が側に行くまで叫び続ける子でした。パパでもお姉ちゃんでもダメというのも同じです。お気持ちよくわかります。3歳頃まではモニターを利用してモゾモゾし始めて起きそうならすぐにベッドへ走る。目が覚めても泣き出すまでにぼんやりしている時間があったので、起きそうだったならすぐにベッドサイドへ走る。「ご飯できたよ。一緒に食べよう」と先手を打って声を掛ける。時には朝食の準備を夫に引き継いで(押し付けて!?)、息子優先で2階へ走っていました。今では懐かしいです。泣かせ続けるとますますこじれるので、とにかく走りました。「ママでないとダメ」は、私と子どもの愛着関係がしっかり構築できているからと自分に言い聞かせて走りました。 息子に呼ばれなくなったのに気づいたのは、小学校中学年になる頃です。よく走りました。

ポイント


ハートフルセッション子育ての様々な困りごとをどう乗り切るか、ハートフルセッションで他の親たちがどうやっているかを聞いてみませんか?元気が出ます。