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子どもだけの外遊び、心配じゃないですか?

年長の男の子の母です。
うちは小学校に入るまでは外遊びさせるときは必ず私か信頼のおける大人が見ている所で遊ばせるという考え方でいます。 でも、近所のお友だち2人はよく子どもだけで外で遊んでいます。
彼らは時々家から離れた所へも遊びに行ったり、息子も時々誘われ、一緒に行きたがります。 息子に泣かれると、私の考えもぐらつきますが、やはり危ないし、嫌だなあと思ってしまいます。 仲の良いママ友だと順番に付き添ったりできるのですが、彼らの親はもう大丈夫と思っているようで、私は過保護な母くらいに思われているのかもしれません。 私がおかしいのでしょうか。

わが家のルールを再確認

子どもの成長に伴う、それぞれの家庭での考え方の違いにとまどう気持ち、とてもよく分かります。 そして、相談者さんが子育てをていねいに考えておられることがよく伝わってきました。
私も子どもが5〜6歳のころ保育園のお友達母子数組で、森林公園へ出かけた際、同行したお母さんそれぞれの対応の違いに驚いたことを思い出しました。 子どもたちを全く放任するお母さんもいれば、時々確認する方、常に自分の目の届くところで遊ばせる方など様々でした。 うちは「何かが起こってからでは遅すぎる。」という父親の言葉が常に私の頭のどこかにあって、小学校低学年頃までは近所の公園でさえ、出来る限り子どもたちに付き添っていました。 子どもたちが一人ひとり違うようにどの対応が正解というのがないと思うのです。 相談者さんの家庭では、ちゃんと考え方の枠組みをお持ちのようですね。 それぞれの家庭の違いを感じつつ、ご自身の家庭の枠組みを再確認できる機会だと思います。
そして、うちではこういう考え方なんだということをブレずに正直に、お子さんに事あるごとに伝えて行くことで、自然に子ども自身にも“我が家のルール”というものが なんとなく身についていくものだと感じています。

親の方針としての「うちの決まり」を根気よく伝えました

考え方の違うお家のお子さんとの遊ばせ方、悩みますよね。 うちも幼稚園までは外遊びは大人がいるところでと決めていて、悩んだ経験があります。 幼稚園の頃、同じマンションに他の幼稚園のお子さんもたくさんいて、親同士あまりコミュニケーションが取れていないお家のお友だちとも遊ぶことがありました。 子どもだけで遊んでいる子もいて、時にはそのままマンションから離れた幹線道路を越えた公園などにも行っているようで、息子も誘われ、行きたがりました。 この子たちとは小学校になったら一緒になるし、仲よくしていた方がいいのかもという考えが頭をかすめましたが、慎重なお姉ちゃんと違い、息子は夢中になると道路でも飛び出しかねないタイプです。 ここで譲って事故にでもあったら絶対後悔すると思いました。 息子には、よそはどうあれ、「うちの決まり」はこうだと、あらたまった感じで言い聞かせました。 息子は泣いて抵抗しましたが、「そうだね、一緒に子どもだけで遊びに行きたいね。でも、うち子である限り、ここは絶対に変わらない。 そのかわり、できる限り外遊びもつきあうし、17時までは楽しく過ごそうね」という姿勢で根気よく話しました。 次第に「うちの決まり」はやぶれないものとしてとらえてくれたように思えます。 ただ、細かいところまでは決めず、大枠だけにしました。 これは小学校になってからも効果を発揮しました。 もちろん、年齢に合わせて「うちの決まり」も少しづつ変化していきますが、行動範囲や交友範囲も急に広くなる小学校ではもっとそれぞれの家の考え方の違いが出てきました。 入学前にしっかり話せてよかったなと思っています。

子どもは子どもなりに学んでいました

うちも同じような経験をしました。 上の子が年中の時に新興住宅地に引っ越した我が家。両隣にはそれぞれおなじくらいの年の男の子がいました。 普段は男子3人で仲良く遊んでいるのですが、のんびりおっとりのうちの息子に対して、その二人は元気でやんちゃ。 タイプが全く違うので、遊びでも意見でも二つに分かれる時は必ず2対1で、もちろん息子が1人の方。結局最後には泣かされていました。 年長になった頃には、両家とも子どもだけで遊ばせるようになりました。私は下の子もいるので外遊びにはついていきましたが、目的は「息子が泣かされないように見張っていなきゃ」という思いが強かったように思います。 外遊びをはじめる時間になると子どもをつれて買い物に出かけたり、習い事に行かせたりして少しでもその子達と遊ぶ時間を減らそうともしました。 しかし、全く一緒に遊ばない訳にもいかず、そうすると相変わらず泣きべそをかいて戻ってくる息子に心を痛めていました。 でもある時、まだ子ども達の遊んでいる声がするのに、息子が帰ってきたのです。 聞いてみると、「つまんないから遊ぶのやめて帰ってきた」と。それ以来、理不尽な状況になった場合は、泣くところまでいかないうちに「ぼくもう帰るね」と言って帰ってくるようになりました。 私は、息子を不憫に思い、何とか守らなければと思っていましたが、彼なりに体験から色々なことを学び成長しているんだなと驚きました。 そして、大切な事はきちんと伝えた上で、子どもを信じて見守ることも必要なのかもしれないと感じた体験です。

家庭によって考え方も事情もいろいろ

 我が家の場合ですが、一番下の子が年長の時、上の子が長く体調を崩して、学校に行けない時期がありました。 私自身も精神的に落ち込み、上の子のこともあって、下の子の遊びに付き合うことが出来ませんでした。 下の子は、そんな私の状況が分かるのか、しょっちゅう一人で近所の家に遊びに行っていました。 ほとんどのご近所の方たちは、そんな下の子を快く受け入れてくださり、かわいがっていただきました。 時にはおやつや食事までいただいたこともあります。 助けていただいたことは今でも感謝の気持ちでいっぱいです。けれども、中には快く思っていない方もいらっしゃったようです。 事情が分からず、放任過ぎると思われていたようです。 つまり、ご家庭によってさまざまな考え方があり、そして、それぞれの事情があるということです。 もし、息子さんが彼らと一緒に遊びたがっているようであれば、相談者さんも一緒につきあってあげて、いいのではないでしょうか? 子どもだけでは危険と判断されての事ならば、決して過保護ではないと思います。

今を助走期間と考えてみては?

こども達だけで離れた場所へ行くというのは心配ですよね。 お子さんの安全に関わる大切なことなので、ご自分の感覚を大切にされていいのではないでしょうか。 我が家も息子が幼稚園のうちは必ず親が付き添いました。 息子が小学生になると、放課後親が付き添わずに遊ぶようになり、いきなり親なしで行動するようになったことが正直かなり心配でした。 家のルールは決めてありましたが、帰宅後に話を聞くとヒヤッとすることもありました。 相談者さまのお子さんは年長さんとのこと、お家のルール、気をつけなければいけないことなどを今のうちに親が一緒に行動しながら話し合えるチャンスでもあると思います。 お子さんの理解の状況によっては、目の届く安全な場所に限定した上で、少しずつ親の付き添いなしで遊ばせてみるのも小学生になるまでの助走期間としていいかもしれませんね。

我が家の枠組みをしっかりさせてみては

子どもが小さいうちは特に、親同士の価値観の違いが色々なところに影響してくるように思います。 まず、ご自身は何を重視されるのか、そして、ご主人はどうなのかをご夫婦でよく話し合って、子育てにおける我が家の枠組みをしっかりさせてみてはいかがでしょうか。