中学受験の意見の違い
小5男子の親です。地元の公立中学は成績が取りにくいと聞きます。中学受験すれば高校受験が回避できるのですが、子どもは乗り気ではないです。
子どもの気持ちに寄り添いながら見極める
中学受験をお考えなのですね。親が良かれと思って勧めていても、子どもは自分が納得できないと受験に向き合えません。勉強をする気にもならないかもしれません。なので、お子さんとよく話し合って決めることをお勧めします。お子さんは、なぜ受験をしたくないと言っているのでしょうか。友だちと離れたくない、自由時間を削って勉強をするのは嫌だ、受験の時に緊張しそうだから嫌だなど、お子さんなりの理由があると思います。その気持ちに寄り添い、話を聞き、小さな不安を「そうだね」と丸ごと受け止めることで、お子さんの不安が和らぐこともあるでしょう。そこから初めて、お子さん自身の足で歩む中学選びが始まります。
中学受験、同じ家族でも答えは違う
我が家には3人の子どもがいます。3人とも小学4年生になるタイミングで進路について話し合い、高学年になってからも数回対話を重ねた結果、上の2人は公立中学校へ進学しました。末子は現在小学生で「中学受験をしたい」と言い、最近塾に通い始めました。同じ家族でも、子どもによって選択の違いを感じています。 子どもにはそれぞれのペースや挑戦したいタイミングがあるのだと思います。だからこそ大切なのは、親の考えを押しつけず、よく話し合うことだと思います。あわせて、公立中学校の進学状況を実際に調べ、受験する中学校と選択肢を並べてみるのも一つの方法です。 進路に正解はありません。子どもが納得して選ぶ過程そのものが、子どもの力になると信じています。
詳しく知ることから始めませんか
私は塾講師をしていてこの悩みを持つ小学生の親御さんはとても多い印象です。話を伺うと多くは公立中学校では成績(内申点)が取るのが大変と聞いたからとおっしゃいます。しかし、この噂は本当でしょうか。そこで公立中学校の生活や成績の付け方を調べることをお勧めします。 定期テストで点を取ることはもちろん、「普段の授業態度や提出物を期日までに出しているか」、また「その中身はきちんとした内容か」が基本になります。「客観的な情報」を集めることが大事です。中学生や公立高校に通うお子さんを持つママ友や公立中学生が多く通う塾に聞くのもあり、成績(内申点)についての本を買って読むのもあり。調べるのは少し時間がかかるかもしれませんが、新たな発見があると思います。そのうえで中学受験と高校受験の道のりとメリットデメリットを話し合って決めてはいかがでしょうか。 実態を理解して話した方が具体的でお子さんにもわかりやすいと思います。ぜひ色々と調べてみてください。
自分の進路を自分で決めるチャンスに
公立中学での成績の取りづらさを実感した者として、親御さんのお気持ちがよく分かります。 一方、息子の中学受験を経験したことで、受験勉強に費やす時間の膨大さも分かります。少なからず友達と遊んだり自由にすごしたりする時間を割愛することになります。ここは是非、お子さんと話し合われることをお勧めします。 まずは、お子さんが乗り気でないわけを聞いてみてはいかがでしょうか。その上で、親の考えや思いを伝えてみてください。ここで私がやりがちだったのが、親の考えに誘導しようとしてしまうことでした。互いにもやもやした思いが残りました。『どちらに転んでもいい』と腹をくくって、選ぶのは『お子さん』であるというスタンスでいると忌憚なく話し合えます。話し合いを通して自分で選び抜くことで、本人の意思が明確になります。そして、自ら次の行動を起こせるのではないでしょうか。自分の進路を自分で決めるチャンスととらえてみてはいかがでしょう。
大切なのは、親の願いより先に「お子さんの心がどこにあるか」に耳を傾けることです。まずは「なぜ乗り気ではないのか」というお子さんの素直な気持ちを丸ごと受け止めることから始めてみましょう。「友だちと遊びたい」「勉強ばかりは嫌だ」といった本音を否定せず、寄り添って聴くことで、お子さんの不安は少しずつ和らいでいきます。その上で、公立中学の実際の様子や高校受験の道のりを親子で一緒に調べ、「具体的な選択肢」として並べてみましょう。
大切なのは、親が自身の答へ誘導するのではなく、「最後は自分で決めていいよ」と信じて任せることです。たとえ親の意向と違っても、自分で悩み、選び抜いた経験こそが、お子さんの自立への一歩となり、その後の学習意欲や責任感に繋がります。「お子さんを想う気持ち」が、一番いい形でお子さんに伝わることを願っています。
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