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4歳男子 恥ずかしい言葉

もうすぐ4歳になる息子が、恥ずかしい言葉が大好きで困っています。 大きな声で「ちんちん、おっぱい」と人前で言って困ってしまいます。 どうしたらいいのでしょう。

きっぱり伝える

小さな子とはいえ、恥ずかしい言葉を人前で言われると困りますよ。私の職場の園でもよく見かけます。 園の子ども達は相手の反応を楽しんだり、よく分からずに面白半分で口にしていて、言葉を聞いた大人が必要以上に叱ったり困ったりすると面白がってヒートアップすることがあります。 そこで、静かに「恥ずかしい言葉だからここでは言わないよ」と伝えたり、「お外で言うなら連れて行ってあげられないからやめてくれる?」とお話しています。 大人のきっぱりとした態度は子どもにとって楽しくない反応ですし、真剣な表情で伝えることで上がったテンションは急降下して落ち着きを取り戻す子が多いですよ。

伝え続けながら成長を見守る

一体いつまで続くのか、心配になりますよね。 我が家の息子にも同様の経験がありますが、不思議なもので、幼児期は公共の場でも大声で言っていたのが小学校低学年には友達がいる時にしか言わなくなり、高学年では男子のごく親しい仲間内だけでひそひそと言うようになっていました。 それなりに「わきまえてきた」ということでしょうか。いつかは自分で気づいて自然に人前では言わなくなります。 とはいえ、今そういった場面になった際には公共の場で言うことではないことを折に触れて伝えながら、親は大きく構えて成長を見守るというスタンスが良いのではないかと思います。

言いたい時期に言わせてあげる

お気持ちお察しします。 今はもう成人した息子が、恥ずかしい言葉や「ウンチ」など、連発しては喜んでいた時期があったことを思い出します。 本人は恥ずかしいとか汚いと感じておらず、周りの反応を楽しんでいたようです。 友達と遊んでいる時に、その中の一人がそういった言葉を口にすると、皆で大きな声でふざけながら一緒に連呼するといった具合です。 家族で出かける時に口にすることはなく、いつの間にか友達と一緒でも言わなくなりました。 周りと一緒にふざける楽しいお遊びの一種で、長く続くものではなく、小さい時期ならではの通り道。 親が「大きな声で言えるうちに言わせてあげるか」くらいに構えていると、そのうち言わなくなるかと思います。

いつまで面白がるの?

我が家の息子たちも嬉しそうに言っていたのを思い出します。私も嫌で嫌で、どうにかやめさせようとしていました。 でも、全く辞める気配がなく、意に反して本人たちは楽しそう。困った私は、夫に先輩男子としての意見を求めました。 「いつまで面白がるの?」(期待していた返事は「数か月で終わるよ」というような終わりのわかるものでしたが・・・) 「ずっとだよ」というまさかの返事でした!あまりの衝撃で大笑いしてしまいました。 ずっとなら、仕方ない!そういうものなのだ。それからは、もうすっかりあきらめて見守りました。 そして気が付くと言わなくなっていました。我が家の場合のエピソードです。

ポイント

4歳男子というと、そういう時期なんでしょうね。 わざと人の注意をひく言葉を使って大騒ぎしたり、仲間との笑える話題にしたりするのです。大人が大げさに反応したり、真剣にとらえたりしなければ、その傾向は薄れていきます。 同時に、時間とともに子どもも成長していきますから、そういうことは言わない方がいいということも学んでいきます。 ハートフルコーチたちはいろいろな対応の仕方を示唆してくれています。 是非参考にしてください。
ハートフルセッション他の親たちはこんな時どうしているんだろうと思うことありませんか?日々の子育て話し合います。