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特定の子と好きな遊びしかせず、グループで遊べません

3歳の男の子です。幼稚園生活がはじまりましたがお友達とグループになって遊ぶのを嫌がります。 気の合った一人、二人とは適当に遊びますが、基本好きなタイミングで好きな遊びを優先します。 人の物を奪ってまでは勝手にしませんが、このまま大きくなってもかわらないでいるとすると将来お友達関係が心配です。

成長を見守ってあげましょう

はじめて体験する集団生活はお子さんにとってもお母さんにとっても不安がいっぱいですよね。 私も長男が入園してしばらくはお友達関係や園生活がとても気になり3歳児を相手に毎日色々な質問をしていたのを思い出します。 沢山のグループの中が楽しい子、そんなに大勢の人の中でなくても楽しめる子、というようにこの位の年頃から性格によっては、 好みも変わってくるのではないでしょうか。うちの子供たちもそうです。 いつも大勢でガヤガヤと楽しむのが好きなタイプ、反対に気の合った数名でまったりと過ごすのが好きなタイプといったように 同じ環境で育てていても様々です。 まだ3歳なのでこれからの経験の中で数名の気の合った子と楽しむ時、またグループの中でみんなに合わせて行動しなくては ならない時を、きっと自分なりに学んでいくことでしょう。集団行動も学び始めたばかり。 これからおこる様々な体験から、我慢や葛藤をしながら覚えていくかと思います。 本人の気質も考えなから大きな気持ちでお子さんの成長を見守ってあげるのはどうでしょうか。

いつも一緒にいるのは、そのままの自分が出せているから

どんな子とも仲良くなれたら誰からも好かれてお友達も増えるのに、このままでは友達があまりできないのではないかと 心配なお母さん。私にも同じような経験があります。 それにしても、入園間もないのに決まって一緒に遊ぶお友達がいるなんて素敵ですね。 この春大学生になった我が娘は、幼稚園入園時、小学校入学時、いずれもすぐには周りに馴染めず、 親としてずいぶん心配しました。 彼女は周りの様子をじっくり観察してから動き出すタイプ。仲良しができるまでかなり時間がかかりました。 彼女の友達付き合いの様子を聞くと、誰とでも友達になれる訳ではなく、最初のうちはおとなしい性格に見られがちのようです。 ところが実際の性格は正反対! 「第一印象と全然違うね!あまりしゃべらない子だと思っていた。」と仲良しになった友達によく言われるとか。 思ったことははっきりと口に出し、一度決めたらやり遂げる、そういう娘のことをよく分かってくれている友人と 一緒にいる時には、自分をそのまま出せてのびのびしているのだな、と娘の話を聞いていてよく分かります。 時には母親の私以上に娘の性格を見抜いていて、必要な時に的確なアドバイスをくれる、そんな友人たちに恵まれている娘。 誰とでも仲良くできることも素晴らしいですが、友人の前で自分をそのまま出せて自然体でいられることも大切。 自分が自分らしく振舞える場を、仲良しの友達は作ってくれているのだと思います。

お友達作りは子どものペースで

娘が小学校へ入学して最初の懇談の時、先生から聞いた言葉に驚きました。 クラスの違う仲の良い近所の友達と、休み時間の度に一緒に遊んでいるとのこと。 クラスで活動する時には困った様子はなかったようですが、グループで話し合いをする時は、自分の主張をするよりも、 話の流れに乗って同意していたようでした。 それが2年生になっても続き、仲の良い友達がいない時どうしてるのかな? これから友達を作っていけるのかな?そんな思いが頭をよぎり不安になったことがあります。 2年生の秋の懇談では、少しずつ交友関係が拡がり休み時間も同じクラスの友達と遊ぶようになっていったと聞き、 少し安心したことを覚えています。 彼女を見ていると、あまり話したことのない友達と話すにはちょっとした勇気がいるようでした。 でも、少しずつ相手のことを知り安心して話しかけられるようになっていったようにも思います。 そして、仲の良い友達と安心して遊んだり話すことで、どうしたら友達と仲良くなれるかを学んだように思います。 そして、一見遊んでいないように見える友達のことも、少しでも話をしたら娘にとっては友達だっ たようで、遊ぶから友達という訳ではないんだなあとも感じました。 いつも遊ぶ友達との関わりで自信を持てた時に、今まであまり遊ばなかった友達と遊ぶことができるかもしれません。 今はその準備段階と思って見守ってみてはどうでしょうか。

「今できていること」に視点を変えてみませんか?

私は、保育士として沢山の初めての集団生活の様子を見てきました。 ですから、3才で初めての園での集団生活だとしたら、特定の友達がいるだけですごい!と思いました。 3才は、友達との関わりは少しずつ出来てきますが、まだまだ個人活動も多い時期です。 初めての集団生活なら尚更です。 今まで同じ年頃の友達と遊ぶことはあったと思いますが、親と一緒で仲立ちをしてもらって成立していた友達との関係です。 それを自分で近づいて自分で声掛けして成立させるって、子どもだけでなく実は大人でもドキドキするものです。 なので、それができているだけで喜んでいいんじゃないかなと思います。 相談では『グループ活動が苦手』『特定の子しか遊ばない』などの「まだ出来ていない部分」から子どもさんを 心配されているようですが、『友達ゼロじゃない』『友達と一緒に遊べる』『特定の(好きな)友達がいる』という 「今出来ている部分」から子どもさんを見てみませんか? これから続く園生活。 できる事が少しづつ増えていくことを楽しみにしながら、子どもさんの成長を見守っていけるといいですね。

ポイント

好きな友達、好きな遊び、心地良いペース。3歳は自分の好みに正直です。 親と初めて離れたちいさな社会で、ちいさな3歳は自分の意思で動き始めます。 お友達作りも子どものペースで進めていくことでしょう。今は、お友達と一緒に過ごせることだけでも素晴らしい。 さらにこれから成長と共に行動半径も広がり、お友達関係も広がりを見せてきます。 まずは、お子さんが園で楽しく過ごせていればそれでO.K。先々のことを気にしすぎず、どっしりかまえて見守りましょう。