年金申請について
高等特別支援学校に在籍する16歳女子です。(軽度知的発達症・ASD)最近、発達障害も20歳になると年金がもらえると耳にしました。 今から親として何か準備できることはありますか?
ご相談くださり、ありがとうございます。それは障害年金のことですね。
障害年金とは、心身に障害があり、一定の基準を満たした方に支給される年金です。
発達障害を持つ人の全てが該当するわけではなく、支給の要件などを満たし、該当すると判定されると支給対象となります。知的障害のある人の場合は『20歳前の障害基礎年金』の対象となります。精神手帳取得の方も該当する場合があります。*障害年金|日本年金機構 (検索・発達障害)
申請時に提出する書類は「初診日がわかるもの」「医師の診断書」「病歴・就労状況等申立書」(以下、申立書)等です。審査は書類のみで行われるので、事前準備が重要です。
主治医はいらっしゃいますか?診断書の記入だけ依頼するいわゆる一見さんはお断りされるケースが多いです。申請が通っても、数年毎に更新があるので、ぜひ信頼できる主治医を見つけて下さい。
◆申請までの準備・我が家の場合
我が家の次男(軽度知的発達症・ASD)も、お子さんと同じく高等特別支援学校卒です。学校で勉強会があり、障害者施設の方が講師で申立書の書き方を説明してくれたのですが、やや重度の方向けのように感じられ、就労する息子はどう書いたら良いのかと、受給中の先輩ママに相談しました。
申立書は生まれた時から、現在までの通院歴、育成記録・困った行動・支援が必要な事柄なども詳細に書き、充分に時間をかけて準備することが大事と、アドバイスを受けました。
◆長く付き合える主治医を
次男は国立医療センターの児童精神科に通院していましたが、年齢制限があり18歳で卒業です。(医療機関による)長年お世話になった主治医に診断書を書いていただくことは出来ません。同センターの精神科も対象疾患の違いにより対象外で、当てが外れて焦りました。そこで校医のクリニックを受診しましたが担当医と相性が合わず断念。結局、地域の福祉職員さんの紹介で新しい主治医と出会い、10年近くになります。地域の発達障害者支援センターも近隣の医療機関リストをお持ちですので、ご参考まで。
★医師は障害年金の診断書が書ける精神科医であることを確認!遅くとも3か月前には受診を!初診で診断書記入は断られるリスク大!
◆病歴・就労状況等申立書の準備
医師に診断書を依頼する前に申立書の準備をします。診断書に書く内容は本人の普段の生活や就労時に必要とされる援助がどの様なことか、医師は本人と直接問診をしますが、普段の状態を知りません。また、本人はコミュニケーション能力に欠けるので把握できません。よって、親を介して申立書の内容に沿って診断書は作成されることになります。申立書は診断書では伝えきれない、家族のみぞ知る本人の特性の大変さ、生き辛さを伝えることができます。私は別紙書類(A4サイズ7枚)を添付しました。学校の先生、職場の上司からの苦労話も入っています。実は、この親としての苦労話を書くのが結構しんどいのです。無意識にずっと封印していた辛い出来事を思い出し、言語化する作業が進みません。そこで、申立書作成中の友人達に声をかけ、凸凹っ子達の困ったあるある話のおしゃべり会を開きました。いつの間にか子ども達の困り事も笑い話となり、不可解だった行動も特性だったと腑に落ちます。私だけ、ウチの子だけじゃなかった!の安堵感。複数回の開催ごとに友人達の笑顔が増え、辛かった体験も少し昇華されたようです。まずは情報収集を!応援しています!
オンラインコーチング
困ったときに相談するのは、同じテーマの困りごとを解決した人が一番頼りになります。コーチングではどうするべきかではなく、親子にとってどうしたいかからスタートし、一緒に考えていきます。





