1. トップページ
  2. 子育て・自分育てに活かす / ハートフル子育てIdea Box
  3. 乳幼児期
乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

スイミングスクール、わが子は顔つけができず見ているだけ

3歳男の子です。スイミングスクールの乳幼児クラスに通っていますが、うちの子だけが水に顔をつけられず、お友達の様子を見て楽しむだけです。 みんなと一緒に出来たらいいのになぁと思うのですが、どうしたらいいでしょう。

まずはお子さんの「楽しい」気持ちを大切に

水に入ることすら嫌がる子がいる中、3歳でお友達の様子を見て楽しんで通えているだけでも素晴らしいと思います。親としては、つい他の子はできているのになぁと、焦ったり心配したりしてしまいますよね。 小学生になればほとんどみんな顔をつけて泳ぐようになっていきますので、まずはそれまでにスイミングスクール自体を嫌いにならないようにすることが大切ではないでしょうか。 3歳なら通うだけでも合格だと思います。ぜひ、毎回「今日もプールに行けたね!」と声をかけてください。顔つけが気になるなら、おうちでお風呂の時に楽しく練習するのもよいのではないでしょうか。 お湯の中のおもちゃを、顔をつけてつかまえるなど、遊びの感覚で。ちなみにうちの息子は、学校の水泳の授業だけではなかなか泳ぎが上達せず、すっかり水泳の授業が嫌いになってしまいました。 結局高学年になってから短期間スイミングスクールに通いましたが、「今更近くのスクールに通うのは嫌だ」といって、わざわざ数駅離れたところへ行くことに。 その時、親子で「小さいときにスクールで習っておけばよかったね」とちょっと反省しました。今、3歳で楽しく通っているなら、ぜひお子さんのその「楽しい」気持ちを大切にしていただきたいなと思います。 お子さんの「その時」がきたら、きっと顔つけもクリアして楽しく泳ぎだすと思います。

できるところを見つけてあげましょう

スイミングでお友達の様子を見て楽しむ。なんてかわいらしいんでしょう!そんな3歳の男の子の様子を思い浮かべて、微笑ましく思ってしまいました。 親としては、生まれ月の差はあれど、同い年の子ども達。みんなができることは一緒にできるようになってもらいたいと思いますね。 けれど、息子さんは「みんながやってるから自分もやらなければならない」という思いにとらわれず、思うままにスイミングの時間を楽しんでいるのですね。素敵です。 水に顔がつけられないとのことですが、まずは水への恐怖心がなくプールに入れているのであれば大丈夫。プールに入って、全く顔が濡れないということはありません。 入水前後にシャワーを浴びるでしょうし、プール内では水しぶきもかかります。それが平気、むしろお友達の様子をみて楽しんでいるのであれば、知らぬ間にできるようになっているのではないでしょうか。 「今日も水に顔がつけられなかった。」ではなく、「今日も楽しそうにしていた!」とか、例えば「今日は水着に着替えるのが早かった!」など、 息子さんができたところをクローズアップして、たくさんのできるところを見つけてあげてください。親も一緒にスイミングの時間を楽しめるとよいですね。

応援団に徹してみては

なるほど。我が子だけ水に顔をつけられないのですね。文面から、「プールでみんなと一緒にできないのはなんでだろう?できるはずなのに」というもどかしさを感じ、 もしかしたらお風呂等では大丈夫な姿を日頃見ていらっしゃるのかも、と思いました。 スイミングは見学できるので、成長過程が見られるという良さもありますが、「こうすればいいのに」と歯がゆく思う瞬間もありますよね。 まずは、お子さんの性格はどのようなタイプかを見てみましょう。集団でやっていることに入るのが苦手とか、恥ずかしがりやとか。 また、おっとりしていて他の人が楽しそうにしているのを見ることで満足しちゃうなど。いずれにしても、無理やりすすめると逆効果になって「スイミング大嫌い!」などとなりかねません。 性格に合わせた対応と、今できていることを褒めること。これらをしながら、本人が「やろう」と思う瞬間を待つ方がいいのかなと思いました。その為にも、スイミングの事はコーチに任せる! コーチはプロとして、それぞれの子どもに応じて指導されると思うので、信頼してお任せする。そして親としては思いっきり応援団に徹する、というのも有りかなと思いました。 スイミングをする子どもだけでなく、見守り応援する方も一緒に楽しめるといいですね。その為に、改めて子どもの性格に合わせた対応や応援団に徹するなど、できることを考えてみてはいかがでしょうか。

コーチに相談してみる

「うちの子だけ……」と気になってしまう親心、よくわかります!そういうときは、1人で悩まず、スイミングスクールのコーチに相談してみてはいかがでしょうか。 「うちの子だけ顔つけができないので、少し気になっています。みんなと一緒にできるようになるでしょうか?」などと相談してみると、「焦らず、〇〇くんのペースで進めた方がいいですよ」 「少し自信が持てるようなきっかけを作ると伸びるお子さんもいます」など、コーチの見解を教えてもらえるでしょう。 相談して、詳しく話をきくことで、自分が気づいていなかった子どもの成長を知れたり、他の子と比べて気になる気持ちが薄れたりするかもしれません。 また、違う視点を知ることで自分の視野が広がり、わが子だけでなく、他の子の成長にも気づけるようになるかもしれませんね。 コーチも、様子を見ながらさりげなくお子さんに合った言葉かけや関わりをしてくださると思いますよ。

心配ご無用!

お子さんが、お友達の様子を見て楽しんでおられるとのこと、素晴らしい!2歩先に進んでおられる!! 長続きするかどうかの1歩目は、本人が楽しいと思うこと。そして2歩目はスイミングでのお友達と良好な関係ができて、「お友達と過ごせることが楽しい」と感じることだと思います。 というのも、うちの子も最初は水に顔をつけられなかったので、「つまらない」と言われやしないか、ヒヤヒヤしたのです。でも、大丈夫でしたよ。 同じ保育園のお友達が上のクラスでスイスイ泳いでいる様子を見たり、小学校で仲の良いお友達が偶然同じ曜日で会う機会が増えたり、 別の小学校のお友達ができて、レッスンが終わったあとお菓子(飴)の交換をしたりするうちに、「スイミング=楽しい所」と思ったようです。 そして、そうこうするうちに問題なく泳げるようになりました。また、コーチにも「うちの子は褒めると伸びるタイプです!」と伝えておきました(笑)。 お子さんにとって、快適な場所になっているのなら心配ご無用ですよ。

ポイント

子育てをしていると、ついついわが子と他の子を比べてしまい、もやもやすることがありますよね。でも、親とはそういうもんです(笑) 「それは当たり前の感情なんだ」と受け入れつつ、実際どうするかを考えていけばよいのではないでしょうか。習い事の場合は、「そもそも何のために通うことにしたんだっけ?」と振り返ってみましょう。 スイミングであれば、「水に慣れて、楽しく泳げるようになる」が本来の目的だったのなら、子どもが楽しく通っていればそれでOK♪ 子どもと一緒に、少しずつできることが増えていくのを喜ぶのもいいですし、泳ぎに関してはコーチにお任せして、応援に徹するのもいいですね。 そして、いつの間にか水に慣れて楽しく泳げるようになったら「よかったね!」と、親子で一緒に喜びあうといいのではないでしょうか。