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4歳女の子。子どもがずっと付きまとって正直大変

4歳の女の子です。仕事しながら子育てしています。家に帰ると、子どもがずっと付きまとって話しかけてきます。 用事をしながら聞いてはいますが、正直煩くて大変です。なんとかならないものでしょうか。

一緒の時間を楽しもう♪

4歳のお子さん、言葉も増えてきて可愛い盛りですね。帰宅後「ずっとつきまとって話しかけてくる」のは、お母さんが大好きだから。そして話したい内容がたくさんあるのでしょう。今思春期で反応が少ない子どもたちを見ている私としては、うらやましい限りです。とはいえ帰宅後、ただでさえ時間が足りないところに家事をしながらのお相手は大変ですよね~。いつも近くに来るのなら、家事を一緒にやってもらうのはいかがでしょうか?洗濯ものをたたむ、料理なら野菜を洗う、皮むき、衣をつけるなどの下処理の他、机に食器を並べるなど。4歳でもできることはたくさんあります。我が家ではピーラーが大活躍しました。一緒に家事をやりながら、あいづちをしつつ話を聞く。お子さんは話を聞いてもらえるし、相談者さんも家事を進められるのでお互いの解決方法になるかもしれません。(多少時間がかかると思いますが…)他に我が家でやっていたのは、ぬいぐるみなどを置いて、腹話術の真似事。「今日はどんなことがあったの?」、「そうなんだ~」と声を変えてやっていると、最後にはぬいぐるみに話しかけていました。親にかまってほしいと言ってくるのも今だけです。 お子さんとの時間を楽しんでくださいね。

親子のいい関係を作る絶好のチャンス!

お話好きでお母さんが大好きなお嬢さんとお見受けしました。端から見たら微笑ましい情景ですが、お忙しい中つきまとわれると煩わしさを感じるお気持ちもお察しします。どうしたら、今話したい子どもの気持ちを受け止め、子どもを満足させる事ができるでしょう。そのためには最初が肝心です。親が手を止め、しっかり子どもと視線を合わせて真剣な表情でこう伝えます。『お母さんも○○ちゃんの話を聞きたいけど、今は時間がないの。○時になったらおやつを食べながらおしゃべりしよう!楽しみにしてるからね。』と、例えばこんな風に理由を話して約束します。最初はぐずるかもしれませんが、親は毅然と目の前の事を進め、そしてその後、約束を守っておしゃべりタイムを楽しみましょう。この時大切な事は約束を必ず守ること。これは、親子の信頼関係を作る貴重な機会です。この体験をとおして子どもの中に、親は自分の気持ちをわかってくれること、約束は必ず守ってくれること、この2つの安心感が育まれます。子どもの安心感は親子の信頼関係の証です。『聞いて!聞いて!』の時期は長くは続きません。 この機会をプラスに捉えて、お子さんとの絆を深くしっかりとしたものにできるといいですね。

先ずおしゃべり。それから、、

わが家にも似たようなことがあります。娘は大きくなった今でも、なんとなく気分が落ち着かないと付きまとってしゃべりかけてきます。そんな時私は「ながら聞き」をします。ラジオを聞く要領です。たいていは相槌を打ちながら聞き流すことが多いのですが、子どもからの「聞いてよ、アピール」や私の「もっと聞きたいポイント」があると質問をしながら丁寧に話を聞きます。しかし、そのままにしておくとおしゃべりは延々と続きます。そこで娘が小さかった時は頃合いを見計らって、彼女が一人でも喜んでやりたくなることに気が向くように誘いかけました。それは、おしゃべりの中にヒントがあることが多いです。たとえば園での出来事を絵に描いてくれたり、娘おすすめの絵本をとつとつと読んでくれたりでした。しかし、(なんといっても)定番はアンパンマンのDVDを25分見てからアンパンマンの絵本を眺めることでした(笑)。私はその姿を家事をしながら楽しそうに見守るように心がけました。今はおしゃべりの時間、ここからはお母さんと少し離れて過ごす時間。 お子さんの様子を見ながら徐々に切り換えられるようになると、ずいぶんと楽になっていくと思います。

時には、受け流す

4歳のお嬢さん、色々な事が分かる様になってきて、安全で安心なところで、沢山お話ししたいんですね。私の娘も、どちらかと言うとおしゃべりだったので、お気持ち分かります! 仕事が終わって家に戻り、夕飯の支度や洗濯の取り込みなどをしていて、忙しい時ですよね。そんな時に話しかけられると、煩わしく感じても仕方がない事だと思います。そこで、本人の要求を少しだけ、受け流す(はぐらかす)方法を考えてみました。そろそろ文字も書けるようになっていると思うので、「お手紙交換しようよー」とか、「パパの絵描いてみて!」など、本人とベッタリ寄り添わなくても良い方法を試してみましょう。あとは、親御さんが忙しい時間帯のみテレビやビデオを見せるのはどうでしょうか(普段、その時以外はなるべく見せない)。疲れていて毎回真剣に子どもと向き合うのがしんどい時もあると思います。罪悪感など持たずに時には、受け流しながら育児をしても良いと思います。そして出来れば、1日のなかで余裕のある時間に、目を見てしっかり向き合い、話しを聞いてあげる。そんな時間があれば、子どもは少しの時間でもきっと満足してくれるのではないでしょうか。

「○○ちゃんタイム♪」を作っちゃおう!

仕事に家事に育児、毎日本当にお疲れ様です!家に帰ったらやることがいっぱいなのに、娘さんがずっと付きまとって話をしてくるのですね。煩わしく思ってしまう気持ち、とってもわかります!まずは毎日頑張っているご自分のことを思いっきり労ってあげてくださいね!娘さんが付きまとってくるのは、期間限定のことだと自分に言い聞かせて、どう乗り切っていこうか、お試し大作戦を考えていきましょう!私のお勧めは、帰宅後『○○ちゃんタイム♪』を5分でも10分でもいいので取り入れてみることです。洗濯物を畳みながらでも、お風呂に入りながらでも、帰宅後のほんの少しのお茶タイムでも。さりげなく話しやすい雰囲気を作って、話好きなお子さんにおしゃべりしてもらいます。その時親は聞き役に徹します!「がんばったね~」「それは嫌だったね~」など目を見てしっかり共感してあげます。そして、切りのいいところで、ふと時計を見やって「今度はママ(パパ)が頑張ってごはんつくるね!」と切り上げます。また付きまとってきたら、「次はご飯の時に聞かせてね。」と約束します。一度はしっかり向き合ってもらえたという満足感からずっと付きまとうことも減っていくのではないかと思います。応援しています!

まとめ

4歳ごろになると、自分の経験したことや思ったことを言葉で伝えられるようになってきます。おしゃべり好きな子どもなら嬉しくて、なおのこと親に付いてまわって、おしゃべりしたくなるのでしょうね。小学生になるころには、今よりも落ち着いて、親の状況もさらに理解してくれるようになります。とは言え、今現在忙しい時間について回られると困りますよね。提案にあったように、一緒に家事をしながらおしゃべりをしたり、まずは話を聞く時間を作ってみる。おしゃべりできない時には、しっかり理由を説明して、おしゃべりできる時間を約束する。その間は、手紙を書いてもらったり、絵をかいてもらったり。お気に入りの遊ぶものや絵本、DVDを一緒に用意しておいたりする、などはいかがでしょうか。大切なのは、一日の中でたとえ短い時間であっても、笑顔で子どもの話をしっかり聞いてあげる時間をつくることだと思います。その時間が親子の信頼関係をじっくりと育てていきます。パートナーと協力し合えるとよいのですが、なかなかそうもいかない時もありますよね。 そんな時は週末に子どもを見てもらうなどして、自分の時間を作って息抜きの時間も大切にしてくださいね。