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公園デビューが憂鬱

10か月の息子。成長が早く、もう歩き始めています。私は人付き合いが苦手なのです。 息子のためには公園などで他の子と遊ばせたほうがいいとわかっているのですが、ママ同士の付き合いを思うと憂鬱です。
上手に切り抜ける方法を教えて下さい。

無理をせず、あなたのペースで

自分で歩けるようになると、お外も楽しませてあげたくなりますよね。 でも、ためらいが大きいのであれば、お家で楽しく過ごすなどして、あなたがお子さんとお日様の下で遊びたくなった日を、デビューの日としませんか? お子さんはまだ10ヶ月。急がなくても大丈夫です。

お外に行くにしても、いきなり公園に行かなくても、まずは近所のお散歩からはじめてみてもよいかもしれません。 のんびり歩いてみるのも楽しいですよ。ついでに、公園の様子も観察したりして・・・。 無理をせず、あなたとお子さんが心地良い過ごし方をなさってくださいね。

少しずつ馴らしていく

子どもがよちよちと歩く様子は、見ていても微笑ましいですよね。 歩きだすと、今度はいきなり走り出したり転んだりもして・・・ハラハラしながら見守っていたことを懐かしく思い出しました。

そんな状態だったので、私はいきなり公園に行かずに、近くの大型ショッピングモールのキッズスペースや児童館などを利用することから始めました。

室内で行動範囲も限定されるので安心して遊ばせられましたし、買い物ついでに寄るようにしていたので、遊びも切り上げやすく、 親同士の付き合いに慣れるのにちょうどよかったです。 初めてのことをするときは親も不安ですが子どももそうだと思うので、公園に行き始めてからも、まずは子どもが楽しく遊べるようにしていたら、 おもちゃの貸し借りなどで自然とまわりの親たちとも言葉を交わすようになっていきました。

子どもと楽しく過ごすことを第一に

私も人付き合いが苦手なので、公園デビューはとても憂鬱でした。 いつも来ていると思われるグループがあったりして、親にも相手の子どもにも気を遣って居心地が悪かったのを覚えています。 あるとき、「自分はママ友付き合いを望んでいる訳ではなく、子どもを公園で遊ばせたいだけなんだ」と気付いてからは、あまり人のいない時間に行ったり、また自転車で足を延ばして楽しく遊べそうな公園を探して、子どもと一緒に遊んだりしていました。

このくらいの時期は、子どもと一緒に楽しく過ごせることを優先してもよいのではないかと思います。 お友だちと遊ぶのは、保育園とか幼稚園のプレ保育の時期になってからでもできますし、それからでも子どもは十分、良い関係を築いていくことができましたよ。

公園にいる人も、それぞれ

子どもの公園デビューやそこでのママ同士の付き合いについては、テレビや雑誌でもいろいろと報道されているので、足を踏み入れる前から憂鬱になりますよね。 でも私は正直なところ、公園デビューという言葉とイメージが独り歩きしている気がしています。

公園に集まっている人たちはひとりひとり違いますし、その時々でその場にいる人も変わります。 やってみなければわからないことや、出会ってみなければわからないことがたくさんあります。 あまり構えず、声を掛けられたら答えるくらいの気持ちで出かけてみるのはいかがでしょう? きっと、あなたのことをわかってくれる人とも出会えると思います。

 

経験して、成長しました

私も公園デビュー前はいろいろと心配していたのですが、「子どもを遊ばせたい、他の子と出会うきっかけを作りたい」という思いでデビューしました。 行ってしまえば、なとかなりました。

親子連れに「こんにちは」と挨拶したり、おもちゃを貸してもらったら「ありがとう」と言ったり、 そうした当たり前のやりとりのなかで無意識のうちに、気の合う人とそうでない人を見分けていた気がします。 居づらいなと感じた時は、「おなか空いたから帰ろうかな~」とかいって、自然にその場を離れるとか、そんなこともしていました。

そうした経験を重ねるうちに、親同士の距離の取り方を学んで、それが子どもが幼稚園や小学校に上がってからも居心地のよい関係を作ることに役立ったように思います。

子どもを「ダシ」に

私も、ママ同士の付き合いは面倒なのでは…と思っていました。 自分から声を掛けるのは勇気がいるので、子どもは好きなところへチョロチョロ行くのを利用しました。 つまり、よその子どもへ近寄っていって子ども同士が遊ぶ中で自然に、「何才ですか~?」「近くにお住まいですか~?」などとお話しして、何回か会ううちに自然と、「今日は寒いね」などと普通の会話ができるようになっていました。

振り返って考えると、ママ同士の付き合いは面倒な時もあったけど、それ以上に助かることが多かったな、と思います。 ママ友は大切な子育て仲間でした。

笑顔で、割り切って過ごす

うちは長女が幼稚園に入園するまで4回引越しをして、その都度、その土地での公園デビューをしました。 そうなってくると、大体スムーズなやり方もわかってきて、初めはいつも、団体がバラけているとき、つまり、ちょっと天気が良くないときや昼過ぎ、 夕方など人の少ないときに公園に行くようにしました。 一人、二人だとご挨拶もしやすいですし、子どもも一緒に遊ばせやすかったです。

また、いろいろな子どもと遊ぶのは子どもの成長にとって大切ですが、親の私はそこで友達を作とうとは思っていませんでした。 ですから、「その時」をある程度気持ちよく過ごせればいいなと割り切って、笑顔でいることだけ心がけました。 予想外に、何人かとは今も時々(子ども抜きで)会う関係になっています。あなたにも素敵な出会いがあるかもしれませんね。

力を抜いて、自然体で

私の場合、上の子のときは公園で遊ぶことは避けていたのですが、下の子の時は何も考えずに子どもが遊びたい時に公園に行って、 そこで会った人と話をしたりしていて、その変化が自分でも不思議でした。

今思えば、上の子のときは、「公園デビューは大変だ、ママ友作らなきゃ、子どもは友だちと遊ばせなきゃ」…と力みすぎていたのだと思います。
意識の違いで、同じ公園がこんなにも違うのかと驚いています。

枠組みを外してみる

娘が中国で子育てをしています。中国では子どもをあまり外で遊ばせません。大気汚染も心配ですし、日本人の子どもの誘拐も心配なようです。 そう聞いたときは「え~、そうなの!」と驚きましたが、環境が変われば子育ても変わりますよね。

ところであなたは、なぜお子さんを公園で遊ばせたほうが良いとお考えなのでしょうか?

太陽の下で遊ばせたい、滑り台などの遊具で遊ばせたい、友達と一緒に遊ばせたい、様々な理由があるかと思いますが、 「行かなければならない」とご自分を追い込まなくても良いのではないでしょうか。 たとえば同世代の子どもと遊ばせたいのであれば、今は保育園の一時預かり等もあるかと思います。 「公園でなければ」という枠組みを外して、「そもそもなぜ公園に行こうとしているのか? それは公園でなければいけないのか?」を考えてみると、案外よい方法も見つかるかもしれませんね。

あなたにピッタリの方法は、あなたにしか見つけられません

子どもを友だちと遊ばせる方法は、“公園デビュー”以外にもいろいろとありそうですね。 また、親同士の距離の取り方にも、いろいろなやり方がありました。ハートフルコーチの経験とアイデアを参考に、あなたに合いそうなものを選んでみて下さい。

とはいえ、最初から完璧な付き合い方、切り抜け方ができる人はいません。 誰もが経験を重ねながら、「私にとっては、これがちょうどいい」という方法を見つけていきます。 その過程で、子育てをサポートし合える仲間とも出会えることを、お知らせしたいと思います。