1. トップページ
  2. 子育て・自分育てに活かす / ハートフル子育てIdea Box
  3. 乳幼児期
乳幼児期学童期思春期ほか凸凹っ子

年少の息子 おとなしすぎて心配です

年少の息子がいます。保育園やお稽古事で、いつも友達にやられてばかりです。順番を抜かされても、遊んでいるものを取られても、諦めたような顔をして、何も言いません。「ああいう時は、ダメだよ!って言うといいよ。」と、やんわりと言うのですが「けんかになるから嫌だ」と言います。私も気の弱いタイプで、今も色々言いたいことが言えずに悩んでいます。 息子にだけは、もう少し強くなって、生きやすくなって欲しい…と願ってしまいます。

ちょっとしたお守りを

お気持ちよく分かります。実は私と娘2人も、同じタイプです。争いごとが嫌いで、平和主義。平穏無事が一番です。でも、この先どうしても、「これはダメだ!」「許しちゃいけない!」と思う時も出てきますよね。例えば、大切な友達を守らなくてはいけない時とか。そんな時、勇気を持てるちょっとしたお守りがあるといいと思います。持ち運べる小さなぬいぐるみやステッカーがいいかな? 「優しい◯◯ちゃんが、ちょっと強くなりたいな、と思った時、見つめたり握りしめたりしてごらん。きっとパワーをくれるからね。」と、そっと手渡してください。 お子さんも勇気百倍になれますよ!

親がお手本を見せましょう

私もどちらかというと平和主義なのでお子さんの反応に共感します。また、自己主張できても、コミュニケーションとしてうまくいくとは限らない、と大人になって思います。どちらも伸び代がありそうです。親に気持ちが話せるのは安心ですね。そんな時は「気持ちを話してくれてありがとう」と都度伝えていくと子どもは自分の意見や感情を伝えることの大切さを体感できるのではないでしょうか。また、ご自身も相手を尊重しながら自分の意見を伝えることを日頃から意識されてみてはいかがでしょう。 子どもは親の真似をします。実は、私も修行中です。一緒に頑張りましょう。

コミュニケーションの土台作りを楽しみましょう

「けんかになるから嫌だ」と気持ちを親に伝えてくれたのですね。コミュニケーションを学ぶ際、子どもが安心して親に気持ちを話せることはとても大切です。そこで、親の願いを先走りせず、コミュニケーションの土台作りを楽しんでみませんか。子どもの言葉にならない気持ちもしっかりと聞いていきましょう。子どもの気持ちを否定せず、「けんかになるから嫌なんだね」と受け止めていくと、徐々に気持ちを伝えることに自信を持てるようになります。そこから、少しずつ友達にも、自分の気持ちを伝えられるようになると思います。失敗や対立を恐れずに、気持ちを言葉で伝える喜びを感じられるような応援をしていきましょう。 お子さんとの対話も楽しまれますように!

子どもを通して、自分を癒す

親であれば、子どものことなのに自分が被害にあったされたように感じてしまう場面はたくさんありますね。お子さんは「喧嘩になるから嫌だ」と、何も言わない選択をした平和的で優しいお子さんだと思いました。そのことをまずは受け止めて認めてみませんか。もしかしたら過去に喧嘩した経験があり、嫌な思いをしたのかもしれません。また、どちらかのやりたいを通せたとしても、それが満足いく結果になるとも限りません。ですから、お子さんの気持ちを受け止めることで相談者さんが今まで言えずにいたという後悔を癒すチャンスにしませんか。 お子さんを通してご自分の気持ちに寄り添い、強さとか弱さではなく「優しさ」として受け入れてみてはいかがでしょうか。

ポイント

「子どもに同じ思いをさせたくない」 これは、多くの親が思うことだと思います。でも、子どもは、それを願っているでしょうか。自分の性格と違うことを要求されたら、『それをできない自分はダメ』と感じたり、無理をして演じたりするかもしれません。そうすると、自分を認めることができなくなります。『自分でいい』と思えるようにするには、子どもの考えを受け止めることです。無理に共感する必要はありません。「そう思ってるんだね」等、考えを認めてあげてください。そして、相談者様ご自身も、自分の気持ちを受け止めることでより深く自分を知ることができます。どんな自分も否定せず、ご自分の気持ちを大切にしてあげてくださいね。
エニアグラム
人には生まれ持った気質の違いがあります。その気質の違いを知ることができれば、子どもにその子にないものを求めてストレスを与えることがなくなります。同時に、その子の強みを知りそれを引き出すこともできます。