1. トップページ
  2. 子育て・自分育てに活かす / ハートフル子育てIdea Box
  3. 乳幼児期
乳幼児期学童期思春期

買い物に行くと、おねだりし駄々をこねる

3歳の娘がいます。 買い物に連れて行くたびに、おもちゃやお菓子など目につくものが欲しくなり、「買って、買って!」とおねだりします。
「買わない」と言っても、駄々をこね、そこから動きません。 結局、私も面倒になり、高いものではないので、つい買ってしまいます。
これでは、娘が我慢することを覚えられないのではと不安になりますが、店で駄々をこねられると、周りも気になるので、 買ってしまいます。
どんなふうに対応したらいいのでしょうか?

子どものタイプに合った作戦を考える

お店で駄々をこねられると、周りの目が気になってついつい根負けしてしまいますよね。 私はできるだけ買い物は一人で行くようにし、息子を連れて行くときにはお菓子を1つだけ本人に選ばせるというルールを 決めていました。 私の場合はそれでうまくいきましたが、子どもを預ける環境がなかったり、その子のタイプによっては 簡単にいかないこともあると思います。

お子さんはどのようなタイプでしょうか? 例えば、自分の意志がはっきりしている子であれば、上限を決めて、あとは自由に自分で選ばせるようにする。 ルールに従う子であれば、ご家庭での買い物のルールを作る。 貪欲な子であれば、買い物の前に空腹などの欲求を満たしてから行く、というように、お子さんのタイプによっても 対処法はいろいろあると思います。

3歳ではまだどのようなタイプであるかを見分けるのは難しいかも知れませんが、 普段のお子さんの言動をじっくり観察し、どの作戦が良さそうか考えてみませんか?

買い物に行く前に子どもと約束をしておく

ついつい買い与えてばかりいると我慢することを覚えられないのではと不安になるお気持ち、よくわかります。

我が家では買い物に行く前に「今日は好きなおやつ1つだけね」「騒いだりしたら買い物をやめてお家に帰るね」 「今日は○○の用事で行くから、おやつは買わないよ」と約束してから出かけるようにしました。 3歳にもなれば、簡単な「お約束」は役に立つのではないでしょうか。 約束が守れた時は、「約束守れたね!我慢できたね!!」と伝えるようにしました。

約束はしたものの、子どもは自分の気持ちがコントロール出来ずに、駄々をこねることもありました。 そんな時は「欲しいよね~、美味しそうだもんね。でも今日は買わない約束だったよね」と言って親のほうも、 子どもが泣いても約束通り買い物をやめて、家に帰るようにしました。

親の根気も必要ですが、子どもは駄々をこねても思い通りにならないことを繰り返していくうちに、我慢を覚え、 少しずつ駄々をこねることが減っていきました。

まずは、ご家庭で買い物の時のルールを考えてみることから始めてはどうでしょう。

子どもとじっくり話し、我慢が出来た時には嬉しい気持ちを伝えよう

「買って」「買いません」の会話が始まると、結局は泣いたり、ぐずったりの駄々こねが始まってしまいますよね。 私はその駄々こねに入る前、最初に子どもが「買って」と言ってきた時に、子どもと目線を合わせて、買わない理由を 具体的に話すようにしました。

「お菓子はお家に残っているよね。それを食べてからにしようね。だから今日は買わないよ」

「クレヨンはお家になかったかな?調べてみてなかったら、次のお買い物で買おうね。だから今日は我慢してね」と 少しずつ我慢ができるように促してみました。 すぐにできるようになったわけではありませんが、我慢ができた時には、「よく我慢したね!お母さん嬉しいな」と 子どもに伝えました。

現在5歳になった娘は「このお菓子欲しいなー。あ、でもお家にもまだあったかな?」と自分で考え、欲しいという 感情を少しずつコントロールできるようになってきました。

最初はなかなか大変でうまくいかないかもしれません。 でも根気強く子どもに話してみてください。 時間はかかるかもしれませんが、子どもも理解してくれる時がくると思います。 そして、少しでも我慢ができた時には、ぜひ、あなたの嬉しい気持ちをお子さんに伝えてくださいね。 お子さんは我慢することを学び、買い物だけでなく、他の場面でも感情のコントロールができ自信につながると思います。

頭のスイッチを切り替えて、お手伝いタイムにしました

私の場合、夫の仕事休みが少なく、実家も遠いので、外出する時はいつも子どもと一緒でした。 子連れだと、何をするにも時間がかかり、イライラすることばかりでした。 でもこの状況は変えられない、同じやるなら楽しみたいと思い、自分の考え方を変えてみることにしました。

「母の用事に子どもを連れていく」のではなく「子どもと一緒に出かける」というふうに頭のスイッチを切り替え、 子どもにも「お母さんは○○したいので、お手伝いしてください」とお願いし、協力してもらうことにしました。

まずは、自分自身で今日やることを整理し、買い物ならリストを作り、お店の空いてる時間帯に出かけられるように 予定を組みます。 その上で子どもにお手伝いしてほしいことを伝えます。 買い物に行くときは、お店で品物を取ってもらったり、一緒に探してもらいました。

慣れるまでは買い物の時間もかかり、私自身の根気も要りましたが、イライラしながら買い物していた頃より、 気持ちもずっと楽になりました。 買い物後には「お手伝いしてもらって助かったわ」と子どもに伝えると、とても嬉しそうでした。 そして段々と子ども自身も親の用事に付いていくという感覚から、お母さんのお手伝いをするという使命感に 切り替わっていきました。

4~5歳になると、子ども自身が買い物リストをわかっているので、お菓子売り場の前を通っても 「これ欲しいな。でも今日はお菓子を買わない日だよね」と自分から言えるようになりました。

まずは、お母さん自身が判断する基準を決めましょう

お店には、楽しそうなものや美味しそうなものがいっぱい。 子どもが欲しがり、駄々をこねる気持ちもわかります。

そんなに欲しがるなら、買ってあげようか、周りの目も気になるし買おうか…。 今日は持ち合わせがないから買えないわ…。 もし、そんなふうにその時の感情や状況で「買う、買わない」を判断していたら、子どももどんな時に買ってもらえるのか わからず、自分が欲しい時に買ってもらおうと駄々こねをするのかもしれませんね。

まずは、お母さん自身が何を基準に判断するのか決めることから始めてはどうでしょう。 3歳という年齢では、まだ欲しいものを我慢したり、約束を理解できないこともあると思います。 これから大きくなるにつれ、少しずつ理解する力も付いてきます。今は、お母さんが子どもに何を伝えたいのか、 学んで欲しいのかを考え、どんな時に買うのか基準を決めておくことが大切です。

子育てにおいて、親がしっかりとした判断基準を持つことはとても重要です。 親の揺るぎない姿勢から子どもに「ルールを守ることの大切さ」を伝えることができ、 子ども自身も少しずつ我慢することを学んでいきます。