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保育園に行く朝の支度で困っています

毎朝、保育園に行く時間が決まっていますが、『これで遊んでから』『この絵本見てから』と言っては、遊び続けて、 ズルズルと遅くなります。
本人が機嫌よく保育園に行けるように、出来るだけ合わせていますが、 やっと支度ができたかと思うと、今度は 『行きたくない』と言い出します。

朝の支度にゲーム感覚を取り入れてみました

我が子が年中さんの頃を思い出しても、子ども自身に“今、これをしないと遅れる”という感覚はなく、目の前の楽しいことに気を取られ、 朝の支度には時間がかかり、毎朝「早く!早く!」とよく急かしたものです。
でもよく考えてみたら、“仕事に遅刻したら困る”という自分の都合に合わせて、子どもにも動いてもらうのに、こちらが頭ごなしに 怒ったり、早く!早く!と急かしたりするのは勝手な話だなと思い、どうやったら楽しく自主的に動けるようになるかを考えました。

そこで朝の支度にゲーム感覚を取り入れて、忙しい朝でも楽しく準備が出来るよう心掛けました。
例えば着替えの時は「早く着替えて!」と言うかわりに「お母さんがお皿洗うのとどっちが早いかな?」と声をかけたり、 「今日は何秒で着替えられるかな~?」とカウントダウンしてみたり、「長い針が5 までに出来るかやってみようか?」と 誘ってみたりすると息子も楽しそうに着替えていました。

歯磨きの時は、はみがきの歌♪や息子の好きな歌を歌ってあげるとスムーズに歯磨きも終了!朝の支度をゲーム感覚にすることで、 親も子もストレスなく、できるようになりました。子どもが「行きたくない!」と言った時には、手に子どもの好きな絵を書いたり、 スタンプを押してあげて「これ、元気が出るおまじないだよ、ママも一緒だよ?」と言って送り出します。
するとちょっと安心した様子で登園できました。
是非、お子さんに合ったやり方で、忙しい朝を乗り切ってくださいね。

家族の一員として協力をお願いしました

我が家は1~2歳までの2年間を保育園、3歳から幼稚園に通っています。
保育園時代は、家を出る時間まで息子が起きず、朝食用のバナナと乳飲料を用意してパジャマのまま保育園に連れて行き、 保育園で着替えをして先生に朝食を託す…なんてことも数回ありました。 また、なんとなく機嫌が悪く、別れ際に愚図ることもありました。

年少(3歳児クラス)から通う幼稚園ではそういう訳にもいかないだろうと思い、朝の一連の流れをどうしたらスムーズに できるようになるか考えました。 3歳にもなるとこちらの話を何となく理解できるようになってきていたので、我が家の事情を息子に説明すれば、もしかしたら 理解してくれるかもしれないと思い、話してみることにしました。

ママは仕事をしているので毎朝決まった時間に会社に行かなくてはならないこと、遅れると周りの人たちに迷惑をかけてしまうと いうことを説明し、息子にも家族の一員としてママが遅刻しないように協力してもらいたいと伝えました。 その時は、うんともすんとも言わなかったのですが、翌日からは「遅刻しそうだから急いで!!」と協力を仰ぐと「分かった!!」と 子どもながらに急いでくれたりしました。

年中(4歳児クラス)になった今では「ママ、遅刻しちゃうよ!!」と玄関で私を待っていることもあります。 そんな息子の姿を見て、小さな子どもでも、ちゃんと話してお願いすれば子どもなりに応えてくれるということを実感しています。

○朝の支度を習慣化するチャンス

この時期の子どもは、まだ時計を見て行動することはできません。 そして、大人なら時計を見なくても「もうそろそろ10分経ったかな」といった時間の感覚がありますが、子どもにはそういった 時間の感覚もまだできていないと思います。

大人には、あっという間の5分も、子どもにはゆっくりとした時間が流れているのかもしれません。 だから、子どもに「早くして。あと5分よ」と言っても5分がどのくらいの長さなのか、どのくらい急げばいいのか、伝わりません。 まずは、時間のわからない子どもでもできる朝の支度のリズムを考えてはどうでしょう。

我が家では、子どもが遊んでいるうちに私が準備していた年少組の頃とは違い、年中になると自分でできることも増えてきました。 そこで、これは朝の支度を子どもに任せるチャンスと考え、子どもと朝の支度にはどんなことがあるかを具体的に話してみることに しました。 一人でできること、お手伝いが必要なことを子どもと相談しながら整理して、一人でできる朝の支度は任せることを伝えました。 そして、洗顔、着替え、ご飯を食べるなど、順番を子どもにもわかるように絵や表にして、自分でそれを見ながら動けるように 工夫しました。 慣れるまでは少しお手伝いも必要でしたが、だんだんできるようになり、子どもの動きが止まった時にも「今、表のどのあたりを やっているのかな?」と声かけすれば、支度することに意識が向き、自分で動き始めることができました。 もちろん、慣れてきて、支度が早くできれば本を読んだり、抱っこしたり、ご褒美の時間もでき、子どもも嬉しそうでした。

就学前に朝の支度が習慣化されたおかげで、小学生になった子どもは、朝の支度が素早くできるようになっていました。

子どもの心に寄り添ってみよう

毎朝の事となると、お仕事もあるし、大変ですね。この頃のお子さんなら、時計の文字に興味が湧いている頃ではないでしょうか。 まだ興味がなくても、この機会に時計の見方を伝えるのもいいですね。 お子さんにあわせ、時間を意識できるようにしてみてはいかがですか。

「長い針が○のところにきたら、ご飯を終わりにしようね」「△のところにきたら家を出るから、お母さんに教えてね」 「☆までに支度が終われば、テレビが見れるよ」など、朝の支度を通して、時間の感覚を覚える事に少し近づけそうですね。

私は、年少の子どもと時計の針の形を両手でやってみて、「この形になったら出発だよ」と、合図にしていた事もあります。 そんな方法も楽しかったですよ。 また、保育園へ行き渋るときは、無意識にお母さんにわかってもらいたことがあるのかもしれません。 お友達と喧嘩した、心配に思っていることがある、家族とゆっくりしたい、もっとかまって欲しい…本人にもはっきりとは言えないようなことが、もしかしたらあるのかもしれません。

8歳の我が子は、心配性で、朝にいろいろなことで私を困らせるのですが、それは何か学校へ行きにくい心配があるときなのです。 話し合って、連絡帳で先生に伝えることで安心して出かけることができましたが、その連絡帳を先生に見せる事はほとんど無かったです。 心配を受け止め、私が連絡帳に書くと安心していけたようです。連絡帳が、お守り代わりになったのですね。

必ずしも、お母さんは、聞き出して何とかしようとは思わなくて大丈夫。 ほんの少し意識して、子どもの気持ちに寄り添うだけでいいと思います。 「いつでも応援しているよ」という気持ちがお子さんに伝わるだけで、安心できるのかもしれませんね。

早く登園すると良いことがいっぱいあります

我が家も、ちょうど娘が3歳を過ぎた頃、家での遊びに夢中になり支度に時間がかかるようになってきました。 そこで私は娘に提案をしました。

「ねぇねぇ、朝一番に保育園に行ったら、まだ誰も来ていないから滑り台とかブランコが並ばないで遊べるよ! とてもいい考えだと思わない?」

ここまで言った時点で娘は目をキラキラさせて「ママとブランコできるの?一番に行きたい!!」と反応してくれました。 そこで「ママも早く起きて準備頑張るから、あなたもお支度頑張れるかな?二人で頑張ればきっと一番に行けるよね!」 と話し、翌日は、娘も素早く準備をし、開園時間と同時に登園しました。

娘は、まだ誰も来ていない園庭の遊具を独占して遊んだり、園の共有スペースで私と本を読んだりすることが大変気に入ったようで、 それからは、「ママ、いつも一番に行こうね!」と気合十分。 少しでも早く登園できるように、私と2人で朝の準備をしました。

毎朝30分ほどですが、子どもは私と一緒に園で過ごすと、心が満たされるのか機嫌よく私を送り出してくれて、私も気持ちよく 仕事に向かうことができました。
私の娘には、この方法がとてもあっていたみたいで、結局卒園するまで、ほぼ一番に登園していました。

お母さんとゆっくり過ごしたい、園庭の遊具で遊びたい、虫やお花が好きだから道草したい等、お子さんが好きなこと、興味が あることを観察して、気持ちよく登園できるきっかけを見つけられるといいですね。

子どもが一人でできるよう工夫して、習慣化しよう

「早く!早く!」と急がせたところで、早く支度ができて、気持ち良く出かけられるなんてことはありません。 きっと親はイライラし、子どもは嫌な気持ちになります。 かといって、子どもの好き勝手にさせていてはいつまでたっても支度ができません。 「朝は一日のはじまり」お互い気持ち良く笑顔でスタートしたいですね。

年齢とともに時間の感覚はでき、だんだんと自分で考え、動けるようにもなっていきます。 今は、習慣化の絶好のチャンスです。 小学校入学までに身の回りのことが自分でできるように、少しずつできることを増やしていきませんか。 子どもの行動、好きなもの、子どもをよく観察して、何かできる工夫を考えてみましょう。