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下の子が生まれて、上の子の対応に困っています

下の子が生まれて、最初は赤ちゃんを可愛がっていた3歳の息子が、 だんだん私を困らせるようなことをし始めました。

甘えているのだと分かっていても、あまりに激しいので手を焼き、私もイライラして、つい怒ってしまいます。

これも、赤ちゃん返りなのでしょうか。どうしたら、よいのかわかりません。

上の子と2人の時間を持つように心がけました

我が家は、長男が2歳の時に次男が生まれ、下の子を噛んだり、つねったり、叩いたりと赤ちゃん返りには大変手を焼きました。 自分に構って欲しいというサインだとわかっていても自分に余裕がないと、どうしても長男に対してイライラする気持ちが 大きくなっていきました。

両実家とも遠方で頼ることは出来ず、主人も帰りが遅く、赤ちゃん返りに困り果てた私は、いっぱいいっぱいになった不安な気持ちを 身近にいる一番親しい友人に聞いてもらいました。 すると「私が赤ちゃん見ててあげるから、お兄ちゃんと2人で出かけておいで♪」と言ってくれました。 ほんの少しの間、長男を自転車に乗せて散歩したり、公園に行ったり。 私と2人だけで過ごす長男はとても素直で穏やかで、とても嬉しそうでした。 私自身の気持ちも落ち着いて、長男の本来の穏やかな性格に気づくことが出来ました。

「そうだよね、まだまだ甘えたいよね。こんなにも私の事が大好きなんだぁ~?」と思うと、以前のように長男のことを 「愛おしい」と思えるようになりました。

次男が寝ている間に長男と遊んだり、2人で一緒にお風呂に入ったり、授乳中は、「赤ちゃんが寝たら2人で遊ぼうね!」と 声をかけるようにしました。 長男は、「自分を見てくれている」と安心したのか、自然と少しずつ赤ちゃん返りは落ち着いていきました。

赤ちゃん返りで娘の気持ちに気づきました

我が家は、2人目が生まれてしばらくすると、2歳の娘が急に歩かなくなり、ハイハイしかしなくなりました。 私はとても心配になり、近所の病院に連れていきました。すると、ドクターから「これは赤ちゃん返りですね。 お姉さんになったけど、まだ気持ちは赤ちゃんなんですよ。 娘さんもどうしたらよいのか戸惑っているんです」と言われ、まさかこれが赤ちゃん返りだと思っていなかった私は びっくりしました。 でも、ドクターの言葉で、2人目が生まれて私自身の気持ちに余裕がなかったこと、そして誰よりも不安でどうしてよいのか わからなくなっていたのは、私ではなく娘だったのだと気づき、猛省しました。

それからは、下の子の世話をする時には、「○○ちゃんも一緒にやってくれるかな。 お姉ちゃんがお手伝いしてくれるから弟も喜んでいるね。ありがとう」と声掛けをし、感謝を伝えました。 また、下の子を授乳している時も、「○○ちゃんが赤ちゃんのときもこうやっておっぱいを飲んでいたんだよ」と 娘が小さかった時の事を話しました。 すると、娘はとても嬉しそうに私の隣でニコニコと話を聞いていました。 そのうちに娘も笑顔が増えてきたと同時に歩くようにもなり、私自身も少しずつですが、心に余裕ができてきたように思います。

私の場合は、娘の寂しくて不安な気持ちに気が付いた事をきっかけに、なるべく娘がひとりぼっちだと感じないように 言動や行動を意識してみました。

もし上のお子さんが「どうしてこんなに甘えてくるんだろう?」「こんなに困らせるのはなぜ?」と思ったとき、 少し立ち止まってお子さんの気持ちを考えてみてはいかがでしょうか。 そうする事でひょっとしたら心当たりが見つかるかもしれません。そのうえで、出来ることを考えられるといいですね。

お母さんも二人の子育てに慣れる時間が必要です

我が家では2歳違いで次男が生まれた時に、長男が私にべったりくっついて離れなくなりました。

子どもが一人の時は、お昼寝している間に家事を済ませたり、自分の時間も作ることができましたが、子どもが二人になると、 そんな時間もありません。 赤ちゃんが寝ているときは、ここぞとばかりに長男が甘えて来ます。 長男もお兄ちゃんになるのは、初めて、戸惑いもさみしさもあるのでしょう。 でも、私自身も二人のお母さんになるのは初めてのこと。私自身も戸惑っていました。

そこで、私はちょっと開き直って、夫に「子育ても一人と二人じゃ大変さは倍どころじゃない~!二人の子育てに慣れるまでは、 家のことは大目に見て」とお願いしました。 それからは、家事をちょっと手抜きして、赤ちゃんが寝てる時は、長男との時間を楽しんだり、二人が寝ている時間は、 私もちょっと横になったりして、一日をゆったりと過ごすことにしました。

洗濯物がたためずにそのままになってしまう日や夕食のおかずが一品だけなんて日もありましたが、子どもたちとの時間を 最優先することで、長男の様子も落ち着いてきました。 それでも、赤ちゃんの世話をするときには、「ぼくも抱っこ~」と甘えてきます。 そんな時は、まずは長男をぎゅっと抱きしめ、「○○ちゃん大好き」と伝えてから、「これから、赤ちゃんのお世話をするね。 赤ちゃんが寝たら、またぎゅっとさせてね」とお願いすると、「うん、いいよ。待っててあげる」と言ってくれるようになりました。

長男も私も新たな環境に慣れるまで、少し時間はかかりましたが、その様子をずっと見ていた夫が、いつの間にか家事を 手伝ってくれるようになり、思い切って「大変なの。できないの!」と素直に気持ちを伝えて良かったと思いました。

下の子が生まれても、上の子が大きくなったわけではありません

我が家もまさに同じ状態です。

下の子が生まれてから、2歳半の息子が何かにつけて私のやることを邪魔してくるようになりました。 授乳やオムツ換えはもちろんのこと、洗濯や食事の支度など、忙しい時ほど私につきまとってきます。 甘えていると頭ではわかっているのですが、思うように家事がこなせないイライラで、ついつい「お兄ちゃんなんだから!! 邪魔しないで!!」と叱っていました。

ある時、4歳のお友達と遊ぶ機会があったのですが、その時に2歳半の息子がまだまだ幼いことに気付きました。 下の子が生まれてからというもの、生まれたての赤ちゃんと比べてお兄ちゃんだと思っていましたが、体つきやおぼつかない 言葉など、息子もまだまだ幼く母親に甘えたい年齢だと再認識しました。 それからは、下の子が寝たら息子がやりたいことを聞いて、とにかく一緒に遊ぶようにしました。 時にはやらなくてはならない家事も優先度を下げ、とことん息子に付き合いました。

そうすることで息子の甘えたい気持ちも満たされたのか、1人で遊ぶ時間が少しずつ増え随分と落ち着いていったように感じます。 子育てと家事の両立でまだバタバタしている毎日ですが、その時々で優先順位を変えながらバランスよくこなせればと思っています。

お母さん自身がまずは、充電してみましょう

お子さんが、困る事ばかりしてくるとき、イライラするし、戸惑いますよね。 いままであまり手が掛からなかった子でも、下の子が産まれたことで、お母さんを取られたような気持ちになり、必死に 「こっち向いて」を表現してくるのですよね。 私は、第2子の出産までは、子どもが大好きだから、子育てはきっと簡単にできるはずだと、思い込んでいました。 しかし、二人目、三人目と産まれ、子どもの気持ちを受け止めきれず、イライラすることが増えました。 その頃から、「手伝うよ」という、周囲の人の声に「お願いします」と、頼れるようになっていきました。 特に3番目の子の出産の頃には、友人にたくさん助けてもらい、温かさに触れ、心底癒された事を思い出します。

この相談の直接の答えにはなりませんが、ぜひあなたにお伝えしたいのは、「いまこそ、周りの人を頼っていいのですよ」と いう事です。 人に助けてもらう事は、面倒な面もありますが、そんな姿を親が子に見せていくのは、実はとても大事な事のように思います。

それから、子育て中は、母親自身の睡眠不足や栄養不足なども考えられます。 なかなか難しいでしょうが、周りを頼るなどして、ご自分を大切にしてください。 今がそのきっかけの時なのかもしれません。 まずは、自分を満たして、それからお子さんと向き合えば、きっといい方向に動きだすと思います。

新しい関係づくりの第一歩に

ハートフルコーチのそれぞれの経験からもわかるように、赤ちゃん返りは特別なことではないようです。 お母さんを独り占めしていたところに、赤ちゃんがやってきて…突然の環境の変化に驚き、多かれ少なかれ、子どもに何か 変化が起こるのかもしれません。

そして、それは子どもだけでなく、お母さん自身も同じです。 環境に慣れるには時間も必要です。焦らず、肩の力を抜いていきましょう。

そしてこの環境の変化は、今までの一対一の親子関係から、父親や祖父母、家族、周りを含めた新しい関係づくりへと進む絶好の機会です。 周りに頼り、支えてもらいながら、みんなで子育てしていきましょう。 子どもにとっても、親子関係だけでなく、多くの人と関わりながら成長していく環境が大切です。