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乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

すぐ手が出る自分を何とかしたい。

5歳、3歳、8ヶ月の子供を持つ母です。3歳の息子の接し方に悩んでいます。
自分の思い通りにならないと、どこでも構わず大声で泣き叫びます。最近は、従兄弟同士で遊んでいると、 帰らないと騒ぎ出し、家で遊んでいても従兄弟たちが帰るとなると、自分も一緒に行くんだと泣き叫びます。
静かになだめようとしても聞かず、落ち着くまで泣かせていることもありますが、私の感情がいっぱい いっぱいになると、息子をはたいてしまったり、押し倒してしまいます。 手を出さないように冷静に対処しようと思っても、とっさに手の方が早く出てしまいます。
段々と、悪いことをしたとわかったときは、あたしにぶたれるのではないかと、息子もとっさにビクッとなるのがわかります。 息子にそんな気持ちを味あわせたくありません。
よく怒る前に6秒待ってなどと提案を頂きますが、待つ前に大声や手が出てしまいます。 もっと余裕が持てるようにするにはどうすればいいかアドバイス下さい。

後悔はその日のうちに捨てて

赤ちゃんを抱えての3人の子育て大変な時期だと思います。
子育てにもっと余裕が持てるようになりたい、お子さんへ、口や手を出さないようにしたいと思っておられるのですね。 多分、全ての親がくぐりぬける試練だと思います。 私はカッとした時は、とにかく我が子から離れました。怒りをぶつけない事を最優先に。 だけど、それさえ出来ない事もたくさんありました。
夜、夫に「感情的に怒ってしまう自分」を相談すると、「怒ってる時もあるけど、優しい時もたくさんあるよ!大丈夫!」と言ってもらい、 涙と共に気が休まりました。
子育ての後悔はその日のうちに捨てましょう!朝は新たに笑顔で迎えましょう! そのうちに、怒らない日が1日増え、2日増え、子どもの方が成長しているものです。
怒る前に「6秒待つ」も、そうしたいと思っていれば、必ず出来るようになります。怒りのコントロールは私も学び途中です。 そのせいか、最近は爆発する事はなくなりました。まず自分の声をよく聴き、トーンや口数で、感情を客観視しているからです。 イライラする時は子ども達にも協力してもらい「お願い、離れててね。」と頼みます。
意識的に喜怒哀楽の喜と楽を増やしたり、またキャンプや森林浴などで自然に癒されると、心が広くなるのを感じます。 表現豊かな3歳児、のびのびさせてあげたいですね。ママが楽になる方法を見つけられるよう応援しています。

あなたは幼い頃、どんなお子さんでしたか?

3人のお子さんの子育て、いろいろありますね。
私の話ですが、舅姑が厳しく、常に気を遣う母に心配をかけないよう、進んでお手伝いをする良い子で育ちました。 結婚し出産で里帰りした時、今でも母の顔色を見ている自分に気づきました。 その後子どもが成長し、私に言い返したり駄々をこねたりすると、無性にイライラし、腹が立ってキレそうになりました。
そんな中、ずっと楽しみにし、子どもの世話も頼んで準備していた友人の演奏会へ、子どもの発熱で行けなくなったことがありました。 あまりの悔しさに力が抜け、ふて寝している私のそばへ主人が来て「残念だったね。」と言ってくれた時、 人生初!思い切って「行きたかった~!」と、半泣きし足をバタバタして駄々をこねてみたのです。 主人が慰めてくれた瞬間、残念だけど、なんだかすごく嬉しい気持ちになり自分でも驚きました。 「私は、ずっと駄々をこねてみたかったんだ。甘えてみたかったんだ。」と、初めて気づいたのです。
今でも母の顔色や機嫌を気にしている私がいますが、子どもが癇癪を起こしても、以前ほどイライラしなくなった気がします。 それは、自分も甘えて駄々をこねてもいいのだと気づいた事で、子どもが同じ事をしても「そうしたい時もあるよね」と 受け止められるようになったからかもしれません。
あなたは、幼い頃どんなお子さんでしたか?自分の気持ちをずっと我慢していたことはありませんか? 本当はしたかった事に気づき「いいんだよ」と認めることで、あなたの心が少し軽くなるかもしれません。

怒り心頭の時は、ふて寝がおすすめ!

昔から小さな子どもが苦手でした。
幸い、1か月検診の帰りに「うちの子が一番かわいかった。」と確信するぐらいの親バカになりましたが、4歳の今、 子どもに話が通じないことがストレスで仕方ありません。
4歳だから当然だということも理解できるのですが、奇声を発してゴネるようなときには、首根っこひっつかんで放り出してやろうか!と思います。 実際にはしないとしても、自分は虐待ギリギリのところにいるのでは?と不安になります。 その反面、こんな風に感じている親は、私だけじゃないはず…と思ったり。
私はそんな「まずい」と思う時には、すべてを放り出して「あーもう嫌だ、母ちゃん嫌になった、もうやんない、もう寝る。」と言ってふて寝します。 頭に枕かぶって。
子どもは泣いて「いやにならないで!!いやにな゛ら゛な゛※゛@゛!」と荒れ狂いますが、かたくなに寝ているとお互い30分位で落ち着きます。 そうしたら、もめた原因については不問で、「仲直りしよう、お茶でも飲もう」と誘います。大体それで丸く収まっている風ではあります。
親としてちゃんとしたいと思うこと自体は良いのですが、怒っている時にどうにかしようと思うと、結局子どもをはけ口にしてしまいそうなのです。 ちゃんとしようとして半狂乱になるぐらいなら、何もせずふて寝しているだけの母ちゃんのほうが、子どもがそばに来れるだけマシなのでは ないでしょうか。
怒っているときに無理に解決しないことです。

自分を責めず、ママの時間も大切に

2歳違いの3人の子育てお疲れ様です。ママは、子どもと離れてゆっくり過ごす時間を持てていますか? お便りを読んでママが子育てに奮闘する姿が浮かび、疲れて自分らしい子育てを見失っているような… そんな気がしてなりません。違っていたらごめんなさいね。 子育ては、身近ないろいろな人の手を借りることも大切です。 私の場合は、孤軍奮闘!体調が悪くても“家事も子育ても私の仕事”と、同居していた姑に頼ろうとしませんでした。 すると、忙しい時間帯や疲れていたりすると、段々と子どもたちを叱る頻度が増えてきました。
ある時、姑に「結婚記念日に、子どもたちの面倒を見ているから、ふたりで食事にでもいっておいで。」と提案されました。 母乳で育てていたこともあり、子ども達を置いて外出することに抵抗がありましたが、思いきって出掛けることにしました。 そして、当時3歳だった娘が「お土産買ってきてね」と私たちの後を追うわけでもなく気持ちよく送り出してくれ、拍子抜けしました。 同時に、肩の力が抜けた気がしました。
私は「子どもの心のコーチング」の本で“親の幸せは自分で作る~子どもの幸せの第一歩は、親自身が幸せな人生を生きること~”の章が大好きです。 ママも身近な人に育児を助けてもらったり、保育園の一時保育を利用するなど、自分の時間を過ごしてみてはいかがですか? きっと、子ども達への接し方も変化するのではないでしょうか。

泣く子の気持ちに共感しましょう

子どもは、気に入らないと所かまわず突然泣きわめきます。(え~!今?泣く?!)と親は動揺し子どもは制御不能です。 ママ業お疲れ様です。私もかつて子どもの背中に「いい子スイッチ」を探し、泣き声が止まる呪文を知りたい!と切望しました。
子どもが泣き叫んでも平然としていられたらいいですよね。 私は以前、全身全霊で泣く子どもを前に、死力を尽くして静かにさせるべく戦っていました。 しかしある時「子どもにも泣く理由がある。」という事に気付きました。当たり前のことです。 そこで、泣き始めたらすぐに(すぐ!がポイント。) 「そうだよね~、もっと遊びたいよね!ママもずっと遊んでいたいよ!」と、でまかせでもいいから、泣き声に勝る大きな声で、 子どもの気持ちに共感してみました。 すると、なんということでしょう!不思議なことに泣き声が小さくなり、そして叱りつけていた時より泣いている時間が格段に短くなったのです。 最後には(ママもそう思う?だよね…)などと同志のまなざしさえおくってくれました。
この作戦は、毎回成功するわけではありませんが、続けることで子どもの中に 『ママは自分の気持ちをわかってくれる人』という信頼感が芽生え始めたようです。 実際、機嫌のいい時も子どもとの関係が穏やかになりました。3歳の感情表現は、泣く、怒る、すねる、笑う、踊る!?くらいしかありません。
時には『泣くのも仕事』とおおらかに受け止めましょう。

子どもと向き合う方法を色々試して

すぐにできること、それは、振り上げたこぶしを広げ、泣いている子を抱きしめる事かもしれません。
泣き叫ぶことで伝えようとしている気持ちに、子どもがわかるやり方で共感してあげて下さい。 自分の気持ちをまっすぐに表現できることは、とても素晴らしいこと。大切に伸ばしてあげたい力です。 そして、お母さんは自分を責めずに、子どもと向き合う方法を色々試してみましょう。 子どもは、その子のペースで成長していきます。お母さんも焦らず、時にはご自身の気持ちに向き合い、自分の機嫌を取ることも大切です。
その為にも、お母さん自身が一日のうちでほんの少しひとりになれる時間があるといいですね。