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2歳の息子が物を投げて困ります

食事中はフォークやスプーンやお皿の上の食べ物まで投げます。
アパートのベランダから下の部屋のベランダに色々な物を投げ落とし、何度も謝りに行きました。外に出ると石を拾っては投げるので人や車に当たらないかとヒヤヒヤします。 育児サークルに入っていましたが、息子がすぐに何でも投げるので遊びが続かず、お友達にもぶつけてしまうので行けなくなってしまいました。 息子が起きている間はとにかく神経を張り詰めているので疲れてしまいます。
投げさせないようにするにはどうしたらいいでしょう。

投げても反応しない

物を投げると危ないし、本当に困りますよね。うちの子も注意をしても何度も繰り返すので、つい腹が立って、感情的に叱っていたのを覚えています。 あたると危ないですし、モノを粗末にすることにもなるので、やめさせたかったのですが、叱っても叱っても繰り返してしまい、ほとほと困っていました。 友人にそのことを愚痴ったときに、「どんな時に投げたりするの?」と聞かれ、よくよく観察してみる事にしました。すると、私が携帯を見ている時や、 友達と話をしているときなど、子どもに意識がいっていない時にやっている事が多いと気が付きました。 物を投げると私が感情的に反応するので、もしかしたら、自分の方を向いてほしくてやっているのかもしれないと思いました。 そのことに気づいてからは、モノを投げたときに、感情的に叱らないように気をつけて、すぐに拾わなくてもいいものはそのまま無視をすることにしました。 そして、絵本を読む時間を増やしたり、遊ぶときは集中して遊ぶようにしました。 投げても私が反応しなくなったこともあって、徐々に投げなくなったように思います。

気持ちを受け止める

イヤイヤ期真っ只中、言い聞かせてもなかなか効果もなく、周りの人にも気を遣って疲れてしまいますよね。 「物を投げる」はイヤイヤ期にはよくあるようですが、それが食べ物だったり、人にぶつけてしまうと、悩んでしまいますよね。 うちの子はこの時期怒った時に物を投げました。怒っているので、投げるものも投げる場所も関係なく、他の子に当たりそうになったり、物に当たって壊れたり。 私の怒りのスイッチが入り、強く叱ってしまったり、厳しく言い聞かせたり、真剣に諭したり。それでも、あまり効果はありませんでした。 ハートフルコミュニケーションで学んだ今は、息子が怒った気持ちを受け止めてあげればよかったのかなと思えます。「これ、投げつけたいくらい嫌だったんだね」と。 それが親から見ると投げつけるほどのことでなかったとしても、ただただ気持ちを受け止める。 「受け止めてもらえて初めて、親の言葉も耳に入り、他のやり方も考えることができる」これは目から鱗でした。 あの時息子は嫌だった気持ちでいっぱいのまま、私に怒られ、否定され、投げること以外の方法も考えられなかったのかなと思います。 お子さんはどんな時に投げていますか?根気よく気持ちを受け止めてあげると少し変わってくるかもしれないかなと思います。

好奇心でした

息子さんが起きている間はとにかく神経をはりつめていらっしゃるとの事、本当に大変ですよね。お母さん、その状況で毎日よくがんばっていらっしゃいますね。 我が家の長男が2歳頃の事です。素麺屋敷事件が起こりました。息子が素麺を食べていた時に、手に付いた素麺を振り払おうとし、素麺がビヨ~ンと飛んでいき壁にピタッと貼り付きました。 私は食べ物を投げてはいけないこと、粗末にしてはいけないことを教えなくてはと思い注意しました。 でも、その事が息子には新しい発見でとても面白かったようで、私が注意しても全く耳に届かず、素麺があちこちに飛び張り付いてしまいました。 はじめは注意していた私ですが、息子を見ていると、純粋にこの新しい発見を楽しんでいるんだなあと思い、面白いなあと観察していたのを思い出しました。 あまりに一心不乱に投げ続ける息子に呆気にとられ、段々笑えてきましたが、笑っているのを見られ益々投げたらいけないと思い堪えていました。 素麺屋敷の掃除は、一度では終わらず、その後も時々思いもよらない場所から乾いて張り付いた素麺が見つかる度に、こどもの好奇心てすごいなぁと微笑ましく思いました。 食べ物は大切にするという話は事ある毎に言って聞かせていたので、その後いろいろな食べ物を投げて遊ぶということが続くようなことはありませんでした。

息子くんにとってのマイブーム

うちの娘もちょうど2歳前後だったと思いますが、よくモノを投げる時期がありました。 それは、家の中で遊んでいるときでした。娘が投げたふわふわボールが、たまたまひょいっと早く遠くへ飛びました。 それを目にした元高校球児の夫が″おっ!うちの娘はなかなかいい球を投げるぞ。きっと俺に似て肩が強いのでは?“と喜び、すごい!すごい!と、はやし立てたのがきっかけでした。 いつの間にか投げるのが楽しくなって、自分でも「ぽい!」と言いながら得意げに投げていました。 娘の場合は、最初のきっかけになったふわふわボールをおもに投げていたので私はさほどひやひやさせられた記憶はないのですが。 それでも病院の待合などでよく似たボールを手にした時は「は~いこっち!ママの方へ、そおっと投げてみて」とお願いし、「そおっと投げるのも上手だね。」などと話しました。 その次は、遊んでいたボールがころがって、立っていた人形が倒れました。それが面白かったのか、今度はボールを転がして何かに命中させるという、ボーリング遊びが娘のお楽しみになりました。 お母さんとしては、もう少し目と手が離せない時期が続き大変だとは思いますが、息子くんの次なるブームを楽しみに待ってみませんか。

食事を盛りつけすぎないようにしました

うちの子は好き嫌いが多く食も細いので、嫌いな物を投げて捨てたり、すぐに食事に飽きてお皿のものをぐちゃぐちゃにしたり、スプーンやフォークやお皿を投げたりしていました。 私は、娘が食べないことが心配で、いろいろな野菜を混ぜ込んだり、形を可愛くしてみたりと、いろいろ工夫していたつもりでしたが、結局、遊び食べになってしまい、せっかく作ったのにとイライラする毎日。 そこで、保育園ではどうなのか先生に相談してみました。すると、「たくさん盛りつけすぎていませんか?」と言われ、給食の時にうちの子の食事を写真に撮っておいてくれました。 その写真に写っていた娘の食事は驚くほど少ない量でした。食べられたらたくさんほめて、おかわりをするんだそうです。そして、遊びはじめたらすぐにお終いにすると。 そこで、家でもほんの一口ずつ盛りつけて、食べられたらおかわり。遊びはじめたらすぐにお終いにするを徹底することにしました。 夫には「スズメのご飯じゃないんだからもうちょっとあげたら?」と言われましたが、「とにかくこれだけ食べたらほめて、一緒に喜んで」と説得して試してみました。 すると、娘は得意気に何度もおかわりをして、以前よりたくさん食べてくれるようになり、食べ物やスプーンを投げることもしなくなりました。

最悪を考えてみる

うちの子が3歳になった頃、質問者さんのお子さんより少し大きくなってからのことですが、庭の石を投げて遊ぶようになりました。 自分の家や車にあたるのも嫌ですが、それ以上に、ご近所のお宅に迷惑をかけないかと心配でした。 私はすでに子育てコーチングを学んでおり、息子も問いかけられることに慣れていました。 ある日、彼をよんで静かに聞いてみました。
母「この石が窓にぶつかったらどうなる?」  子「われちゃう・・・」
母「割れたらどうなる?」  子「寒い」
母「寒いねぇ」  子「直してもらえばいいよ。」
母「今日は日曜日だからガラス屋さんお休みだよ」  子「あ・・・泥棒がきちゃう・・・」
母「泥棒がきたらどうなる?」  子「お金とられちゃう」
母「どうしようか?」  子「車で寝る・・・?」 母「車の窓だって投げた石で割れちゃってたら?」   子「寒いね」
母「寒いね」  子「エンジンつけとく? 」
母「ガソリンなくなるよ」  子「ガソリン入れに行かなくちゃ」
母「泥棒にとられたからお金ないよ」  子「お金ないと買い物もできない? ご飯も食べられないの? ぼくたち死んじゃうかも・・・」
母「そうなっちゃうかもしれないねぇ。この石がぶつかったらね。」  子「そうだね。ぼく、もう投げないよ!」
この後、彼が家や物に向かって石を投げることは無くなりました。 こうして最悪を考える事で、3歳の子でも自分なりに考え、納得してやめられるんだなと驚きました。 でも、私が頭ごなしに怒っていたら、彼はきっとこんな風には考えられなかっただろうなと思います。 叱るより、考えさせたのがよかったのでしょう。

観察してみては

ハートフルコーチ達の経験を聞いていると、「投げる」にもいろいろな理由がありそうですね。 まずは、息子さんがどんなシーンでどんな気持ちで投げているのか観察してみてはいかがでしょうか。 一見同じように見える「投げる」という行為にも、場面ごとに理由も対処法も違っているかも知れませんね。