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子どもの工作が捨てられない

5歳男児です。工作が大好きで、作品は「絶対捨てない!」と譲らず家中に溢れています。 こっそり捨てるのも胸が痛み、困っています。

まずは、作品にこめた子どもの思いを聞いてみませんか?

工作、大好きなんですね。ご相談を読んで、私は、こんな子が将来宇宙エレベーターとか作るのかな~と想像してワクワクしました。 なので、「絶対捨てない!」という意志の強さも含めて、このまま大事にしてあげたいって思ってしまいました。とはいえ、「家中に溢れている」のは困りますね。 私は「捨てる」整理をするとしても、まずは、子どもさんの話を聞いた方がいいかなと思います。大人にとってただの工作に見えても、子どもにとっては大事な作品。 作家にとって作品は、手間暇かけて工夫して苦心して作りあげた分だけ愛着もあり、自分の分身のような存在なのかもしれません。 だとしたら、捨てるには葛藤があるでしょう。ですから、お子さんの作品についての思いを話してもらう。作品って最新か古いかではなく、愛着があるかどうかが手放すポイント。 それは本人にしかわかりません。話す事で、彼の気持ちの中でそれぞれの作品に対する愛着度合いが明確になり、自分で作品を整理しやすくなるかもしれません。 親の役割は、小さな作家さんの思いをじっくり受け止めてあげること。彼自身が作品を残すのか手放すのか、自分の気持ちと向き合えるお手伝いができるといいですね。

子供とルールを決めてみる

お子さんが楽しく作った工作の処分方法、迷いますよね。しかも本人が絶対に捨てないと言っているとなると余計悩んでしまいますね。 うちの子供達も廃材を使って工作を作ったり絵を描いたりするのが大好きでした。幼稚園でも定期的に作り持ち帰るのでその量はすごかったです。 ただ我が家の子供は作るまでは熱心でしたが、その後は余り執着せずどんどん捨てるタイプ。逆に親の方が、「そんなにすぐ捨てるの?」と少々困惑してしまっていました。  さて処分の方法ですが、お子さんとルール決めをしてみてはどうでしょうか。 5歳位になれば色々な事がわかり、簡単なお約束なら話しあって決める事も出来る年頃かと思います。
例えばお子さんの工作物の置き場を決めます。その時に、「みんなで暮らすお家だから個人の物はこのスペースだけにして欲しい。」とお願いをします。 そしてこのスペースに入りきれなくなったら処分する物、写真を撮ってデータとして取っておくものという感じでルール決めをします。 最近では写真アプリで簡単に保存も出来るようです。
 きっと今後も自分の持ち物はどんどん増えていくかと思います。お子さんのタイプによっては収集が大好きな子もいます。 限られたスペースの中で自分で考えて決めていく、とても良い経験になるのではないかと思います。

デジタルデータに保存しては?

息子さんにとって、作品は自分の分身のようなものなのでしょうね。捨てたくない気持ち、よく分ります。 一方で家の中のスペースには限りがあります。お母さんとしては何とかしたいところですよね。
我が家の場合、立場がまったく逆のパターンです。 子どもたちは2人とも自分の作品に対して執着がなく、「何年か経って作品が増えてくると自分でまとめて捨てる派」だったので、慌てて私はゴミ袋からそれらを拾い出して取っておく、を繰り返していました! 子どもたちには飽きれられていましたけれど。ところが拾い出したのはいいものの、作品を保管するケースの大きさは限られています。 仕方がないので、まず取っておくお気に入りの作品を厳選しました。さらに残りをそのまま捨てるのは忍びないため、写真に撮ってデジタルデータに保管した後処分することにしました。 これで、ケースから作品がはみ出ることはなくなりました。 作品を全部取っておきたい息子さんの気持ちを尊重して、保管場所を一緒に決め、そこに収められないものは写真に撮っておこうねと提案してはいかがでしょうか? 写真に撮ったものをそのままプリントして壁に飾るのもいいですが、デジタルフォトフレームを利用してもいいですね。今はいろいろな種類が売られています。 これにデータを入れれば、好きな時に好きな作品を眺められますよ。 おじいちゃん、おばあちゃんにデータと一緒にプレゼントしても喜ばれるかもしれませんね。

家族と話し合い意見交換する機会に

5歳でしたら、話し合って自分で選択することが少しずつできるようになっている頃ですね。
かつて私は、子どもと話し合ってるつもりが、子どもの話を聴かずに話を進めていたことがあります。 親から押し付けられた約束は、やはり身に付きませんでした。親も子も納得できる話し合いにするには、まずは、お子さんの「取っておきたい」という気持ちを受け止めてあげることが大切です。 その上で、親も困っている事、取っておくにはスペースに限りがある事などを伝え、どうしたら双方が納得できるか一緒に考えてみてはどうでしょうか。 我が家では作品ではありませんが、ここは自由に使っていいというスペースを作り、それ以上にならないようにしていました。 自由な空間には、飾ってもいいし作ったものを収納するスペースもあってもいいかもしれません。 そして、そこからはみ出たものをどうやったら捨てることができるか…子どもが自分で考えます。 私は物を捨てるのが苦手なので、限られたスペースの中で捨てる事には躊躇してしまいます。子どもが納得して捨てられる情報を集めておくのも良いですね。 例えば、どこまで自分でできるのか、手伝って欲しいことがあるのか確認しておき、子ども自身が『これならできる』と思えるようにしておきます。 もし、うまくいかなかったら、もう一度話し合ってもいいですね。親子で意見が違うことがあっても、解決できる術をお子さんは家庭で学んでいくと思います。

POINT

5歳頃は、自分の大切な宝物ができるお年頃。 工作、小石、お菓子のおまけetc…。特に男子は収集癖が強いようです。まずは、興味津々モードで子どもの話を聞きましょう。 この石のどこが好きなの?この作品でがんばったところは?という風に。そして目をキラキラさせて語る子どもの様子を楽しんで下さい。 そのあとで、約束をする、スペースを与える等、ご家庭にあったやり方を試しましょう。 大切なことは、子ども自身が考える機会を親が奪わないこと。子どもは親が思うよりずっと考えています。