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女の子なのに、言葉遣いがわるくなった

小5の女の子。最近「うるせー」「やるっていってんだろう」と言葉遣いが汚くなりました。 友達の影響だと思うのですが、どうしたらやめさせることができるでしょうか。

どんな時に、汚い言葉を使いますか?

うちの娘も同じ小5です。やはり家での言葉使いが悪いのが気になっていました。 ですから、さぞやお困りだろうな~と思いました。家の場合は、たいていは弟達に強がって見せるときに使っているようなので、 「お友達にもそんな言い方をしているの?」と聞いてみたら、「外では、言葉使いがいいねと言われる」と言うからびっくりしたと同時に、ちょっと安心しました。

その場その場で使い分けているようなのです。娘さんは、どういうときに、そういう言葉使いをするのでしょうか? もし、ストレスを抱えているとか、何か理由があるようなら、そのことを解決することで変わるかもしれませんね。
ちょっと様子を観察してみてはどうでしょうか。

冷静に、「その言葉使いはいやだ」という親の気持ちを伝えました

私にも娘が2人います。やはりそれぞれ言葉遣いがとても汚い時期がありました。 「いよいよ思春期がやってきたのか!」と、ドキドキしました。 娘たちの場合はいずれも、学校で流行っている言葉を使っていたようです。

ですが、私は聞くに耐えない言葉はイヤだったので、その言葉を使ったときには、なるべく冷静に親の気持ちを正直に伝えました。 「そんな言葉を使われるとお母さん、悲しくなるわ」「聞いていてあまり気持ちのいいものではないな」と・・・。 しばらく根気よく伝え続けたら、気付いたら、言葉が元通りになっていました。(ブームも去ったのかもしれませんが)
こちらが感情的になると、相手も感情的になるので、あくまで「冷静に」がポイントだったのかもしれません。

きれいな言葉に直して、くり返していたら

そういえば、私の娘も小5の頃に急に言葉遣いが悪くなりました。 そういう年頃なのでしょうか? でも、悪い言葉遣いで話している娘を見ると嫌な気分になりましたし、将来こんな言葉で話す大人になったら困ると心配もしました。

そこで、娘が「うるせぇ」と言うと、「うるさいのね」ときちんとした言葉に直して、娘の言葉をそのままくり返していました。 そういうやり取りを続けていくうちに、ある日娘が「こういう言葉で話すのは友達だけ。先生や大人には、きちんとした言葉で話しているから心配しないで」と言いました。

友達同士のはやりで使っている、ということも

家の子どもも、急に汚い言葉を使うようになった時期がありました。 心配になって他のお宅に聞いたら、やはり多くの子ども達が使っている、ということだったので、「困っているのは我が家だけではないんだ」と、 ちょっと安心したことがあります。

でも、そのうちに使わなくなったので、子どもに聞いてみたら、友達関係が変わっていて、 「きつい言葉で話す友達とはグループで付き合っていたけれど、何だか疲れるから、付き合わなくなった」とのことでした。 今考えると、子どもには子どもの社会があり、汚い言葉使いも友達を作る手段だったり、友達を見極めるために必要だったのかと思います。
でも、親として、その言葉使いは良くないということは伝え続けてよかったと思いました。

「だめだし」を控えたら、直っていきました。

うちの子どもも小学校の高学年から、私に対して反抗的になり、わざと乱暴な言葉使いをしだしていました。 その頃ちょうど、「心理学では、自尊心が低くて自己評価の低い子ほど、乱暴な言葉を遣う傾向があるといわれている」と本に書いてあるのを見つけて、私自身、はっとしたことがあります。 なぜならその頃の私は、子どもに言うことをきかせようとして、だめだしばかりしていたからです。

そこで、できるだけだめだしを控えるようにしたところ、次第にそういう言葉を使う頻度が減っていきました。

なぜ汚い言葉を使うのか見極めると同時に、人を傷つける言葉は毅然と禁止することも必要。

「うるせー」「やるっていってんだろう」という言葉を発するのは、どういう時ですか?

言葉は、相手との関係性の中で発せられるものだと思うので、どういう状況で、汚い言葉を使うのか、ちょっと冷静に分析してみませんか? もし、お母さんの何かの言葉に反応してそういう言葉を発するとしたら、親の側の伝え方を工夫してみる必要があるかもしれません。 まず、なぜお子さんがそういう言葉を使うのかを見極めてください。

また、年齢的に、わざと汚い言葉使いをする時期もあるとは思います。 しかし、だからといってそれを放置するのではなく、「その言葉使いは良くない」ということはきちんと伝えることは大切です。 いわゆる流行語は、同世代のコミュニケーションを円滑にするものとして使う分には特に問題ないかもしれませんが、「キモイ」「死ね」のような、人をののしる言葉は、きちんといけないと教えるべきでしょう。 なぜなら、そういう言葉は、心に深いダメージを与える、まさに“言葉の暴力”だからです。

いずれにしても、大人がきれいな言葉使いの見本を示すとともに、どのような言葉を使っているにしても、 その子が大切な存在であることを伝えることも忘れずにいることは大切ですね。すぐには直らないかもしれませんが、根気強く試してみてください。