1. トップページ
  2. 子育て・自分育てに活かす / ハートフル子育てIdea Box
  3. 学童期
乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

小4女子 娘が離れていくようで寂しい

小4女子の母親です。4人目にして、やっと出来た女の子です。可愛くて可愛くて、女の子らしい服を着せ、女の子らしい遊びを一緒にしていました。しかし、最近、色々なことに反発してきます。娘の気持ちを受け止めようと思いますが、とても寂しく、やるせないです。仲良し母娘のSNSを見ると、悲しくなります。 この気持ちをどうすればよいでしょうか。

仲良し親子に戻る日を楽しみにして

お子さんとはずっと仲良し親子だったのですね。年頃になって、お子さん自身の好みも出てきて、自分を見つめる時期がやってきたのでしょうね。その気持ちを受け止めようとされている時点で、私は第一関門クリアだなと思いました。なぜなら、お子さんを尊重する対応をしていれば、必ず、また仲良し親子に戻れる日が来るよと言えるからです。私も、私の妹も友人も、みんな反抗期が終わった娘とショッピング、ライブなど一緒に楽しんでいます。その日が来ることを楽しみに、今はお母さんには ぜひ他の楽しみや推し、お母さん自身の夢を見つけてほしいです。生き生きしているお母さんを見て、お子さんが「お母さんの生き方、素敵!!」と思ってくれたら嬉しいですよね。 今は、お子さんが憧れるような生き方を目指してみてください。

個性を尊重してみましょう!

寂しく切ないお気持ち、お察しします。実は私も、娘たちにかわいい物を着せたり与えたりしていました。 長女は、特に反発しませんでしたが、次女は、物心つくと、自分の納得するもの以外一切着ませんでした。(枕元に用意しておいても、朝、自分で勝手に変えていました!それもへんてこなコーディネイト!)最初は驚きましたが、ある意味感心しました。個性を貫くって、なかなか出来ないですからね!そのうち長女も自分の好きな流行りの服を着て、次女はさらに個性を磨き、毎日楽しそうに過ごす娘らを見て「あぁ、この子達が反発してくれてよかった。」と思うようになりました。そんなわけで、私のかわいいもの好きは、結局私自身に戻ってきて、年甲斐もなく年齢が増すほどかわいいものたちに囲まれて楽しく暮らしております。それぞれが好きなもの、どうぞ大切にしてください。

自分の気持ちと向き合う方法

子どもの自立を寂しく見守るお気持ちわかります。私がやってみた自分の気持ちと向き合う方法をお伝えしようと思います。まず、『〇〇ということが、寂しい。』というように、ネガティブな気持ちを書き出します。すると、『ああ、私はこんなことを寂しいと感じているんだな。』と俯瞰できます。次に、ポジティブな記憶を書き出します。すると、『ああ、私はこんなことを楽しい(嬉しい)と感じていたんだな。』と俯瞰できます。それから、『今、私にあるもの(できていること、楽しみ、長所など)』を書き出してみます。最後に、「自分(または相手)に、何か伝えたいことは?」と問いかけてみます。私は、大病をして恐怖心と不安感を払拭できず苦しかったときに、このような方法で自分の気持ちと向き合ってみました。そうすると、『今ここにあるもの(こと)』に気付くことができました。 それに対して感謝の言葉をつぶやくと、すーーっと気持ちが楽になりました。よければ、試してみてください。

お互いの成長のチャンスに!

子どもの成長は嬉しくもあり、時には寂しさもありますね。「娘の気持ちを受け止めよう」とお子さんの成長を大事にされているご様子からも、お子さんを大切に思っているお気持ちが伝わってきます。まず、ご自身の気持ちも「寂しいわ・悲しいわ・やるせないわ!」と吐露し、受け止めてみましょう。そして、受け止めた気持ちと、うまく付き合っていくために、次のようなことを試してみてはいかがでししょう。『自分が小4の頃を思い出してみて、その時の気持ちやお母さんの対応を振り返ってみる』『友人や知人にどうしているのか聞いてみる』『信頼のおける人に気持ちを話してみる』『親離れ子離れについて考え、学んでみる』等、できそうなことをやってみてくだいね。私は、信頼していた人に気持ちを話すことで次のステップへ進めたことがあります。 ご自身に合うやり方で、気持ちを受けとめ付き合っていく方法を見つけ、親子の成長を楽しまれますように!

ポイント

子育てをしていると、子どもが離れていく寂しさを感じることは、多かれ少なかれあると思います。反発も成長の過程です。 子どもはいずれ巣立っていきます。その時、どんな関係だったら良いでしょうか。『親も子も自分の人生を生き、お互い自立している』そんな関係を目指したら、子どもの成長も喜べるのではないかと思います。 その為には、親としての在り方を、考えてみるのも良いかもしれません。子どもが自立する為にサポートする、応援する立場になるということです。自分が応援した人の成長は嬉しいですよね。 そして、親自身の人生も考えてみましょう。やりたいこと、心の奥に眠っていることはありませんか。将来をイメージして、今のお子さんを受け止め、ご自身と向き合ってみてください。 ハートフルコーチが、心の向き合い方や子どもの成長の受け止め方を伝えていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。