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一緒に登下校する友達がいない

小学生の女の子です。毎日一緒に登下校するお友達が決まっていません。放課後、お友達と約束することもありますが、公園に行きそこで会った子と遊べたら遊んでいます。
遊ぶ子がいないときは、家にいます。孤立しているとまでは思えませんが、特定のお友達やグループで遊ぶということは無いようです。保育園だったので、入学時から顔見知りの子はいませんでした。また、私が働いているので、いわゆるママ友づきあいもほとんどありません。娘は、本当はさびしいのではないかと心配です。

寂しそうな様子、心配ですね

学校や課外での生活など、親の目の行届かないところでの我が子の様子は、とても気になりますね。 ましてや、我が子の交友関係となれば心配しない親はいません。実は私自身も小学生の頃、特別仲の良い友達はいませんでした。今思うと一人遊びが多く、たまに遊ぶ友達も浅く広くという関係でした。 時には友達の誘いを断って、一人で遊ぶこともありました。

しかし、自分で選んだとはいえ周りの友達が次第に私から距離を置いてくるのがわかると、ちょっとさびしくも感じたものです。
そんな時、母はよく「○○くん(私)は誰とでも仲良く遊べるんだね」と言ってくれました。

その言葉は私を安心させ、「そうか!私はこれでいいんだ」と自信を持てるようにもなりました。 だからこそ、一人の時間もさびしくなかったのだと思います。今では、一人きりの時間を有意義に過ごせる自分を大好きと思えることが、私にとって何よりの強みです。
ぜひ、お子さんの持つ強みや長所を見つけ、お母さんの言葉で伝えてあげてください。

お子さんはどう思っていますか

お仕事で忙しい中でも、お子さんの様子を心配している、お子さんを思う気持ちが伝わってきました。 ところで、今の状況をお子さんはどう思っているのでしょうか? このことについて話をしたことはありますか?

決まったお友達と遊びたい子、遊びたい時は遊ぶけど自由にしていたい子、一人でいるのが好きな子 ・・・子どもの性格は様々です。お子さんはどんなタイプですか? 一度お子さんの気持ちを聞いてみてはいかがでしょうか?

例えば私なら、「いつもいろいろなお友達と遊んでいるけれど、決まったお友達と遊んでいる子もいるよね。あなたはお友達と遊ぶことをどう思っているの?」という感じで聞いてみると思います。その上で、お子さんがさびしいと感じているのなら、どうすればいいのか、お母さんにできることはあるのかを話し合って、お子さんをサポートできることを探してみます。
お母さんが一緒に考えてくれるだけで、お子さんはホッと安心できると思いますよ。もしも、お子さん自身があまり気にしていないのであれば、お子さんを信じてしばらく見守ってみてはいかがですか。

うちの子も一人で過ごしていました

家が学校から遠かったため、近所の子と一緒に登校した方が安心だという親の想いから近所の子と誘い合って登校していました。下校後もほぼ同じメンバーで遊んでいたのですが、馬が合わなかったというか・・・・。 そのうち、何となく子ども達がお互いに距離をおく感じになっていって登校も別々になっていきました。

一人での登校は寂しくないかなと心配もし、出来たら仲良く一緒に登校して欲しいという想いもあって、別々に行き始めたころに子どもに「一緒に行った方がいいのでは?」と尋ねてみました。それに対して、「一緒にいて嫌な想いをするよりも、一人の方がいい。」とはっきり言ったので、後は子どもに任せました。

低学年のうちは、私に時間があるときはキャッチボールをしたり、一緒に夕飯を作ったりと放課後も楽しい時間が過ごせるように心がけていました。時には子どもが一人でTVを観て過ごしていることも、また、たまには近くの子と遊ぶこともあったように思います。
学年が上がると行動範囲も広がって遠くの友達のところにも遊びに行くようになりました。その頃には気の合うお友達もでき、放課後も子ども同士で楽しく過ごすようになっていきました。
今、特に仲の良い友達がいないように見えても、お子さんに任せて少し長い間様子を観ていてもいいかもしれませんよ。

私自身が不安で不安で・・・

私も、子どもが小学生の頃は、子どもの友達づきあいが特に気になりました。 というのは、娘が小学3年生の時に転校を経験しているからです。

「ただいま」「お帰りなさい」の挨拶もそこそこに、「今日はどうだった?」「誰と遊んだの?」「誰と仲良くなったの? 」と、毎日、毎日聞いていました。 私としては、娘が仲良しの友達を見つけたら、楽しい学校生活を送ることができるだろうし、私も安心できるのにと思っていました。 それは、私自身が一人でいるのが苦手で、友達と一緒に行動することが多い子どもだったからです。
私の思いとはうらはらに、娘は何も話してくれなくなり、私は、自分の安心のために、娘を質問攻めにしていたことを、反省せざるをえませんでした。
何も聞かずに笑顔で迎えるだけにして、初めて娘の様子を冷静に見ることができました。 娘は、その時々で友達を選んで楽しそうにしていたり、不機嫌な顔をしていたりといろいろでした。 彼女は彼女なりに、毎日をたくましく過ごしていると思えました。 「娘は大丈夫」と思えるようになり、子どもの世界(生活)は、私がどうこうするものではないと改めて納得しました。

不安から聞き出そうとするのではなく、友達関係や放課後の生活全般について、日常会話の中で自然に話題にすれば、娘も話しやすかったのではないかなと思っています。

子どもの不安は私の不安 ?!

「ママ友がいないから」と気になるお気持ち、よくわかります。私自身、お母さん同士のつながりが子どもの友人関係を左右するのでは・・・と考えていた時期がありました。今思うと、引っ越して来たばかりで、私自身が不安でいっぱいだったようです。授業参観に行っても話す相手のいない自分と、我が子が重なるような気がして何とも言えない悲しい気持ちでした。

そこで私は学校からのプリントにあった、短時間でもできる係活動に参加することにしました。仕事もあったので気負わずにできる小さなお手伝いです。また、クラスレクなどの行事にはできる限り参加するようにもしました。そのうちにだんだんと挨拶程度には知り合うお母様も増え、学校の様子が聞けたり自分が知らない外での我が子の様子を知れたりするようになっていきました。
そんなことがいつしか私自身の不安を消してくれて、いつの間にか子どもの様子もおおらかに見守れるようになった気がします。

子ども自身はどう感じているのか、が大切です

子どもの友人関係は、親として気になるところです。しかし、子どもの生活は子どものもの。どんな子とどんなふうに仲良くするか、見守ることも必要です。コメントにもありますが、一人が好きな子もいればお友達とワイワイするのが好きな子もいます。また、今は塾や習い事、スポーツ少年団など放課後の過ごし方もさまざまで、遊ぶ相手がいない=お友達がいない、ということでもないようです。結局、子ども自身がどう感じているかが大事なのです。

私たち親は子どもが話したいときにいつでも話しやすいよう、受け入れ体制を整えておきたいですね。そうしておけば、会話の中から子どもの不安をくみ取ることもできるでしょう。子どもが気にしていない様子なら見守ればいいし、もしも、子どもの中に「友達がいなくて寂しい気持ち」があったときは「友達との関係」について親子で話してみましょう。親の心配や先入観はひとまず置いて、子ども自身が望む生活を過ごすにはどうしたらよいのかを一緒に考えてみてください。