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登校しぶりが始まりました

小1の娘は夏休み明けの2学期から登校しぶりが始まりました。どう対応すればよいか悩んでいます。

今振り返ると

娘さんが登校をしぶっているのですね。ご心配のことと思います。実は、私の娘も小学校に入ってすぐに登校しぶりがありました。毎朝「一緒に行こう」と声をかけ、教室まで行き、先生に預ける。という、まるで保育園のような対応を1学期中続けていました。なんとか登校はできていましたが、今振り返ると、当時は娘の気持ちに十分寄り添えていなかったように感じます。私は「登校」のことに焦点を当てていましたが、もっと奥深いところにある彼女の「不安」を知ることができていなかったのだと感じます。 娘さんの話をしっかり聞いてあげて、「私はいつもあなたの味方だよ」というメッセージが伝われば、自然と前向きに動けるようになるのではないかと思います。応援しています。

寄り添って聞く、急かさずゆったり待つ

夏休みが終わってさぁ学校という時の登校しぶりは親としても切ないですよね。なぜ行きたがらないんだろうと思うと思いますが、娘さんに寄り添って「不安心配」や「行きたくない理由」の話を聞きませんか。 明確な理由があるかもしれませんし、親としては「そんなこと?」と思ってしまうような理由が積み重なっているのかもしれません。もしくは「理由はよくわからないけどなんだか行きたくない」かもしれません。 私は塾講師をやっていますが、思春期の生徒も色々な気持ちが混ざっていて悩んでいる時は「これ!」という理由はなかなかありません。そんな時私は急かさずゆったり待つようにします。するとポツポツと言ったり、後日に答えてくれたりします。すぐに答えが出ないかもしれませんが、そこはゆったりとした気持ちで接してみてはいかがでしょう。

選択肢を与える関わりで得たもの

子どもが学校へ行くのを嫌がると、親としては心配になりますよね。私の息子が学校に行くのを嫌がったのも夏休み明け。息子の場合は3年生の時でした。私は学校まで息子を車で送って行く事にしました。なかなか車から降りられない息子に担任の先生が、「今、車を降りて先生と一緒に教室に行くのがいい?それとも、もうしばらくお母さんと話して、気持ちが落ち着いてから来るのがいい?」と優しく問いかけてくれたのが、私にとっては目から鱗でした。息子を強引に降ろすのではなく、息子が少しでもやりやすい方を選べるように選択肢を示し、選ばせる。この関わり方を続けるうちに息子の様子が変わって行きました。 自分でどうするかを選択出来たことが、息子の中に自信を育んでくれたのだと私は思っています。

大人になった娘がくれた言葉

娘の不登校を経験した者として、お気持ちがよく分かります。当時、どこへ相談に行っても「一番大事なのはお母さんが焦らないことです」と言われました。頭で分かったつもりでも焦りは増幅するばかりでした。過去の娘の元気な姿を思い出すと悲しくなり、未来の娘を想うと不安が募りました。 縁あってハートフルコミュニケーションで学ぶ中で、やっとその具体的な方法に出会えました。それは、『今』できていることに着目して『今』の娘を肯定するということでした。最初は「食器を運んでくれて助かるわ」といった他愛のないことから始めました。着眼点が変わると肯定することがどんどん増えていきました。すると、だんだんと私の焦りが消えていきました。それに伴って、娘の笑顔が増えました。 「いろいろあったけど、私は自己肯定感を見失わずにいられたよ」これは、大人になった娘が私に伝えてくれた言葉です。

ポイント

登校渋りの理由はひとりひとりそれぞれ。どの場面でも一番大事なことは子どもの話を聞き手に徹して「聴く」こと。これは一番近くに居る親だからできること。自分の気持ちを言語化するのが難しい小さなころは特に、問い詰めないで。何かが蓄積して爆発する前に、話をすることで、こまめなガス抜きができるはず。子どもは親の笑っている顔が好きだし、親の笑顔を見ていると安心します。 笑顔でゆったり構えて、言葉にならない声を聞いてくれる、そんな存在が、背中をそっと押してくれるのかもしれません。

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