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乳幼児期学童期思春期凸凹っ子

子どもが勉強しません

小5の男の子です。
元気が良く、友達も多く、楽しそうに毎日学校に行っていますが、とにかく勉強しません。
もちろん成績もよくありません。
高学年になってきて、このままでいいはずはなく、とても心配です。

子どもと話し合ってみると・・・

心配なお気持ちよくわかります。子どもが自発的に勉強してくれたら嬉しいですよね。
うちの子も小5の時、勉強しなかったので、私は毎日、怒っていました。
ですがある時、その状態もさすがに嫌になり本人に相談しました。
「もうこんな状態、嫌だよね、何とかしたいね。」と。
そして勉強する事の大切さを改めて伝えた上で、「この状態をどう思っているのか?」と聞いてみました。
すると、「やろうと思っている時に、『勉強は?』と言われるとやりたくなくなる。自分のペースでやりたい。」
「そりゃそうだ。」と私も納得し、言わない事を約束。
彼は「これ以上成績が落ちたら、好きな野球をやめて勉強する。」と約束しました。

その後は、こちらも腹をくくり、何も言わずに、担任の先生にも見守って頂くようお願いしました。
何も言わないのは、難儀でしたが、彼は、自分のペースで勉強するようになり、成績も少しずつ伸びてきました。
「子どもと話して、一緒に解決策を考える。」
シンプルなやり方ですが、お互い納得して前に進めたような気がします。

ゲーム感覚を取り入れてみませんか

子どもが、楽しんで勉強に取り組むには・・。塾講師の私にとっても、課題です。

私が授業で実践しているのが、勉強をちょっとしたゲームに変える、ということ。
例えば「このプリントを〇分でやってみよう!よーいドン!」のように時間制限を設けます。
キリのいい数字ではなく「3分26秒で!」など細かく刻むと、子ども達は新鮮に感じるらしく、「何それ!」と楽しんでやっています。
私はその時の時刻や日にちなどを利用しています。

また正解数を当てるゲームもしています。
「10問中何問解けるようにしたい?」と聞くと、ほとんどの子どもは「7問かな」など、満点と言うことはありません。
そこを利用して「じゃあ7問正解して、必ず3問間違えてね!」と本人の言った正解数を目標にします。
こうすれば絶対に7問、正解しようと自分の解答をじっと見ます。
あえて3問は、間違えさせるというゲームですね。
両方とも特に道具などは要らないので楽ちんです!
ぜひ、試してみてください。

偶然ですが、親の背中を見せました

「わー、うちと同じ!」と思ってしまいました。
うちの息子が小5の時もそうでした。

心配した私が何か言うたびにバトルになり、結果、一層勉強しなくなり、ほとほと困っていました。
そんなある時期、忙しさのあまり家に仕事を持ち帰ることが続いていました。
正直、忙しくて息子の勉強を気にする暇もないくらいだったのですが、ふと見ると息子も自分で机に向かっていました。
「へえ、言われなくても自分からやるんだ~」と驚きました。

その後、私はある資格試験の勉強を始め、けっこうがんばって取り組んでいたのですが、ふと気がつくと、 息子は自分で勉強するようになっていました。
後に、息子は「母さんがなんだか楽しそうだったから、『勉強って楽しいのかな』って思ったんだよ。」と言っていました。
子どもは親が言うようになるのではなく、親がしているようになる、というのは本当なんですね。

生活の中で「勉強」はどう使えるかを一緒に考えました

「勉強をしなくて心配」永遠のテーマですね。
我が家の3兄弟の末っ子(現在6年生)は4年生まで宿題をしたことがなく、気の長い私もさすがに心配していました。
彼は納得しないと動かない性格。
そこで、まずは彼の話をじっくり聞いてみると「そもそも、何のために勉強するの?」
その日から「日常生活の中でどう使うか?」を一緒に発見していきました。

食品売場ではどっちのパッケージがお得?
食卓では8分割のピザを家族5人で分けるには?
友達の名前の漢字の意味は?
今学んでいることが使える場面はあちこちに!
教科書を飛び出して、彼の中で生き生きと使えるものになった知識は、説得力を持って、勉強することの必要性を彼に 教えてくれました。

徐々に学習は習慣になり、なんと今年の夏休みの宿題は2週間を残してさっさと終わらせるところまでに。
ひとまず胸をなでおろしました。
「何のために勉強するの?」ポジティブな動機を一緒に考えてみてはいかがでしょう。

我が家の次男(不登校)の出来ているところを探しました

息子さんが勉強しないと心配ですよね。
我が家の次男が勉強しなくて、どうしようと思ったのは、不登校になった小四の時でした。
その時私がしたことは、次男の良いところを探すことでした。
「長所」「今日一日の言動で良いなと思ったこと」 を見つけ、それを認める言葉かけをするようにしたり、また彼が「~したいという夢や願望」を話すときは興味を持って聴きました。
そしてそれをノートに毎日書いていきました。

彼の「学校に行けない」「勉強しない」という、出来ていないところを見ていた時は 「将来どうなるんだろう」と不安でたまりませんでした。
ところが、良いところ、出来ているところを見つけるようにしたら、彼を信じる気持が強くなり、落ち着くことができました。
不思議ですね。

やがて、彼は「小説を書きたい」という夢を見つけ、ネットで「小説の書き方」という本を買って読み、 書けなくなっていた漢字も検定の6級からコツコツ勉強していき、学校にも行くようになりました。
今思うと、私がどんな風に彼を見ていたかは、私が思う以上に彼に伝わっていたような気がします。

子どもの出来ているところを見つけ、自信を持たせましょう

子どもが勉強しないと、心配で、ヤキモキして「勉強しなさい」とせきたてますよね。
ところが、そうすることで子どもが自分から進んで気持ちよく勉強するようになった、という話は、聞いたことがありません。
まず大前提は親の気持ちです。
「ほら、やっぱりダメなんだから!」ではなく、「この子は出来る」と信じましょう。
そのために、「良いところ、出来ているところを見つける」のも大切です。
そして、それを見つけたら子どもに伝えてみましょう。

子どもは自分の出来ていることに気づき、自信を持ちます。
それは、勉強を含め、何かに取り組むときのやる気につながります。
その上で、その子に合ったやり方でサポートすることが大切です。
一旦、プラスのスパイラルに入ると、子どもは、親がびっくりするような力を発揮すること間違いなし!