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お手伝いをしません

小3の男の子です。

どんなに言ってもお手伝いをしません。

上の2人の中学生の兄たちは掃除や洗濯ものを取り込むなど、何も言わずにやってくれる時があるのに、そんな姿を横目に涼しい顔をして自分の事だけやっています。 自分本位な性格なのでは、と気になります。

お手伝いをさせるにはどうしたら良いでしょう。

節目を利用してみては?

兄弟間でお手伝いするしないの差はすごく気になりますよね。 お手伝いを頼むとき、いきなり「明日からお願いね!」と言っても難しいかもしれません。 学年や学期の始め、誕生日などの節目からやってもらうのはいかがでしょうか? 子どもにとって「○年生になった」「○歳になった」などの節目って大きなこと。 それをうまく利用してはいかがでしょう?

事前に「○歳になったら・・」と言い続けておくと、抵抗なくスムーズに取り組めるかもしれません。 例えば「3年生になったら、お風呂掃除を土日にしてもらえるかな?」 これは実は私自身、子どもの時に母から言われたことなのです。 土日だけ、というのもハードルが低くて良かったです。 で、やり方を教えてもらいやってみました。

すると父が「お風呂洗ってくれると気持ちよく入れるよ。ありがとう」と言ってくれ、嬉しかったことを今もまだ覚えています。 その言葉があったから、ずっと続けられたのかもしれません。 やってもらって当然!という態度より「ありがとう」と言ってもらえると、子どももうれしいはずです。

『お手伝い担当会議』!

我が家の息子2人も、「兄がやる、弟はしない」が当たり前でした。 そこで、兄が部活等で帰りが遅くなり、今までしてくれていたお風呂掃除等の手伝いが難しくなった頃、『お手伝い担当会議』を開いてみました。 皆が機嫌良く、ゆったりした気持ちでいるときがねらい目です。

そこで私が伝えた事は2つ。 「出来る人が出来る事を手伝ってくれるととてもありがたい」と、「協力して生活する事は家族としての役割だ」という事。 兄から弟にお風呂掃除の引継ぎ提案が出され、しぶしぶですが弟も引き受けてくれました。 更に兄が「他にして欲しい手伝いはないか?」私に質問。 その中で兄弟がそれぞれ出来そうな事を自分で選んで、今後してくれる事になりました。 (実はこれは、私と兄とで仕組んだ作戦!)

弟のお風呂掃除は、初めは上手くいきませんでしたが、家族が弟に感謝の気持ちを、(ちょっとオーバーに(笑))伝えるうちに、使命感を持ち、自分から進んでやってくれるようになりました。 子どもをやる気にさせる「作戦」を考えながら、日々の「困った」を乗り切っています。

お母さんの役に立った、という実感が大事です

我が家の末の男の子もスッと動いてくれるお兄ちゃんを横目になかなかお手伝いをやらない時期が長くありました。 「何をやったらいいかはお兄ちゃんを見ていればわかるはず」なのにやらないのは何故だろうと考えました。 そして、きっかけづくりをしてみました。

まずは、お兄ちゃんへの感謝の気持ちを弟の居る前で伝える事から始めました。 具体的にやってもらったことを振り返り、お母さんがどんなに助かったかを口に出して、ちょっと大げさかなと思うくらいに。 弟本人には洗濯物を取り込むなど、ちょっとしたお手伝いをお兄ちゃんと一緒にする機会を作り、やってくれた時にはすかさず、 感謝の言葉を浴びせる。 くすぐったい顔で照れ笑いしながら、まんざらでもない様子。

そんな「ありがとう」と言ってもらえる気持ちの良い体験を、小さなことから1つ1つ重ねました。 もちろん、やってくれない時もありましたが、その時は文句を言わずじっと待つ。忍耐あるのみ。 そんな日々があり、今では頼んだこと以外も気づくと先に動いてくれます。

一番大事なのは、「お母さんの役にたった」という実感が持てる体験なんじゃないかなぁ、と思います。

まず親と一緒に楽しむ

質問者の方は家事が好きですか?

私は調理や洗濯は好きなのですが、どうも後片付けや掃除が嫌いです。 子どもは私の様子を見ていて、調理や洗濯は楽しい事、後片付けや掃除は面倒で嫌な事、と思っていたようです。 全くよく見ていますよね。 そのせいか、調理や洗濯は「一緒にやろう!」と声をかけると、気持ち良く手伝ってくれました。 きっと子どもにとっても楽しい事だったのでしょうね。

後片付けや掃除は嫌がる時もありましたが、 「お母さん苦手なんだよ~。助けてよ~。」と言うと、 「しょうがないなあ。」と手伝ってくれました。 繰り返し頼み、手伝ってもらうことで、子どもは掃除をした後の心地良さを感じたようです。 「心地良さ」を感じると、子どもは自分から進んでお手伝いしてくれるようになりました。

まずはお母さんの好きな家事を一緒に楽しむ、というスタンスはどうでしょう?

お手伝いをすることで育つ気持ち

子どもにはお手伝いをする子になってほしくて、いろいろと頼んでいました。 というのは、私自身、子どもの頃、よく両親にお手伝いを頼まれていたのです。 もちろん楽しくやっていた時ばかりではありませんでしたが、それでも、 「ありがとう。」 「おかげで早く終わって助かった。」 「あなたが入れてくれたお茶は美味しい。」 と言ってもらうと、うれしくて、 「もっと他にやれることはないかな。」などと考えたものです。

この「やって良かった」「お父さんお母さんの役に立ててうれしい」と言う気持ちは大人になった今も、 「人のために何かしたい」という気持ちとなって自分の中に生きています。 この気持ちを子どもにも持ってもらいたくて、そのためにお手伝いを頼みました。 そのためにしたことは、3つ。

・子どもの出来そうな事、得意そうな事を頼んでみる ・結果、少々出来が悪くてもケチをつけない ・手伝ってもらってうれしい気持ちを子どもに伝える

これって、全部両親が私にしてくれた事なんですけどね。 子どもにも効いたようです。

言葉がけが大切

子どもにお手伝いをしてもらうには。 お手伝いを頼んだ後の言葉がけが大切なようですね。 はからずも複数のコーチが書いていますが、お手伝いをしてもらった後の「ありがとう」 「うれしい」「助かった」という言葉がけは、子どものやる気を引き出し、持続させるようです。

お子さんがお手伝いをしてくれた時は、喜びや感謝をそのまま伝えましょう。 それは子どもの心にストレートに届くはずです。