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何度言ってもききません

小2女の子です。

「食べたら食器は下げてね。」 「洗濯物は洗濯機の中へ!」 など私が言うことに対して、ちゃんと動いてくれません。 そんな我が子にイライラします。 「お母さんの言う通りにして!」と注意するのですが、効果なし。

1日に何回も繰り返される、このやりとりに疲れてしまいました。

立場を変えてみる

毎日毎日同じことを言い続けるとそれだけで疲れてしまいますよね…。 一度娘さんになりきって娘さんの気持ちを感じてみると新たな発見ができるかもしれません。 それもただ思うだけではなく、実際に再現してみるとよりリアルに感じられると思います。 まず娘さんがよく座っている場所に座ってみます。 娘さんになったつもりで、お母さん(ご自身)から「洗濯物は洗濯機に入れて!」と言われている、と想像してみてください。 その時お母さん(ご自身)はどんな口調でどんな顔で言っているのか…。 もしそれでお母さんがイヤな気持ちになったら、娘さん自身もイヤな気持ちになってるかも。 そうしたら別の言い方が思いつくかもしれません。

塾講師である私は時々ほかの講師が授業をしているクラスに入って生徒と同じように、生徒の席で授業を受けます。 その講師はすごく緊張するようですが、生徒になりきるんです(笑)。

そうすると講師目線では見つからなかった生徒目線からの良いところと改善するところが見えてくることが多いんですね。 立場を考えて…でなく立場を変えることで、新たな発見が見つかるといいですよね!

待つ、感謝する、良い関係を作る

日々の行動を習慣にしていくのは根気がいりますよね。

我が家でも子どもたちがある程度の年齢になった時に、食器はそれぞれが下げようと提案してみました。 話をして、皆で納得して決めたにもかかわらず、初めは忘れて席を立つことが多かったです。 テーブルの上にいつまでも食器が置いたままになっているのに気づいた夫が、まず自分の食器を下げ、「皆も下げろよ~」と 子どもたちに促す、いうことが何度か続きましたが、段々言われなくても下げる様になっていきました。 洗濯物に関しては、自分の服は自分で洗濯機の中に入れないと誰も入れてくれないので、洗濯してほしいものは自分で入れていたと 思います。

私が気をつけたことは、子供たちが自ら気がついて行動するまで待つこと、そして、行動したときには喜びや感謝の気持ちを 伝えることです。 また子どもたちが頼んできたこと(遊ぶ、本を読む等)には快く応じ、子どもたちと楽しむ時間を大切にするように心がけました。 そうすることで、子どもたちと良い関係が出来、子どもたちも私の頼みを受け入れてくれやすくなったのでは、と思っています。

子どもがやりたくなるような工夫を考える

言うとおりにしてくれないのは困りますよね。

そんな時は視点を変えて、子どもが自分からやりたくなるような工夫を考えてみましょう。 例えば、食器を下げたくなるようなかわいいトレイを用意したり。 お嬢さんと相談しながら作戦を考えられたら、なおさらいいですね。 また、食器を運びやすい重ね方を教えてあげるのもいいかもしれません。 子どもは、時として上手なやり方がわからない為に、やるのが億劫になっている事もあるようです。 なかなか子どもが思った通りに動いてくれない時、私は子どもに相談します。

例えば毎朝リビングのソファに丸まっている息子のパジャマ問題。 息子は、「時間がない朝に畳んで片付けるのは、とても大変なんだ。」と主張。 相談の結果、リビングの隅にパジャマ箱を用意しそこへ。 見た目もすっきり、息子も時短、私のイライラも解消しました。

子どもがやりやすく、かつやりたくなるような工夫をお子さんと見つけてみましょう。 そしてやってくれた時は、笑顔と共に「ありがとう」を伝えて下さいね。

質問を投げかける

自分を律して習慣にするのって、大人でも難しいですよね。 でも、小さいうちに出来るようになったら、それは財産。親がサポートするチャンスです。

私がやってみて比較的うまくいった例をご紹介します。 「なぜ、食器を下げるのか?」「なぜ、洗濯機に入れるのか?」 「それをやらなかったら誰がどう困るのか?」 「それをやったら誰がどう助かるのか?」 質問を投げかけ、考えさせてみたのです。 そんな場面に出会うと、流さず機会をつくり、気づきがあれば「そうだね。」と受け止めることを繰り返す。 結果、自分で考えて行動する事で、応用するようになりました。 (一方、「やりなさい」と指示したときは、その時は動きますが、次の似たような場面では動きませんでした。)

我が家の子どもたちの場合は、お母さん(私)が「食器を下げてくれてありがとう」と喜ぶからというより、 「次の食事の時、お気に入りの自分の食器が出てこない」とか 「ダイニングテーブルで宿題が出来ない」という、自分が困るからという焦りでスイッチが入ったようです。

ただし、気づきがあっても直ぐには習慣にならないので、指摘や指示をせず、それが熟成するのを忍耐強く待つ!忘れた頃に やるようになると信じて、ゆったり構える、というのが私の経験からの学びです。

「見ないことにする」

あ、うちの子もそうでした。

ある時、本当にうんざりして、 「ママ本当に嫌なんだけど、どうしたらいい?」ときくと 「見ないことにしたらいいんじゃない?」と生意気ざかりの娘。 「自分が困るくせに!」と内心あきれましたが、 「やってみたらどうなるんだろう?」という気持ちもあり、 とにかく、「見ないことにする」をしてみることにしました。

結果、汚れた食器がテーブルにたまり、食事の時に自分の食器だけない。 →ピクニック用の紙皿を使いましたが、サイズが小さいので、 おかずが中で混ざってしまい嫌だったようです。

汚れものが洗濯されていないので、着る服がない。 →「パパは学生の時、パンツが汚れたら裏返しにはいていたらしいよ。」(嘘です(笑))というと、かなりぎょっとしていました。 2,3日経つと、「いつまでこの状態が続くのだろう?」となんだか面白く感じたりもしてきました。 さらに何日か経つと、「すみません。お願いします。」と食器や洗濯物を持ってきました。

かなり懲りたようで、他の事でも、「これをやらないとどういうことになるか?」を考えるようになりました。 かなりの荒療治ではありましたが(実は内心ドキドキしていました)、娘は自分のやったこと(やらなかったこと)と、 その結果どうなるか?を考えることを学んだ、と思いました。

親がカッカせずに、状況を見守る

子どもと言うのは、親の言う通りにしてくれることはむしろ少なく、親はヤキモキ、イライラしますよね。 そんな時に、一層うるさくいっても、あまり良いことはないようです。 コーチたちがそれぞれの体験からユニークなメッセージを書いているので、参考にしてみてください。 五人五様なのですが、共通しているのは、親がカッカせずに、状況を見守る、ということ。

私たちが望んでいるのは「子どもに言うことをきいてほしい」ということであって、 子どもともめたり喧嘩することではありませんよね。