1. トップページ
  2. 子育て・自分育てに活かす / ハートフル子育てIdea Box
  3. 学童期
乳幼児期学童期思春期

息子が一緒に出かけるのを嫌がります

小6の息子が、家族と一緒に出かけたがらなくなりました。

外食や遊園地などに誘っても、「僕はいいや。」と断ることが多くなりました。 でも、家族みんなで出かけるのに、息子一人を置いて出かけるわけにもいかずに、困っています。

行きたくないという息子に、どんな声をかけたら良いのでしょう?

子どもの選択に任せてみては?

家族でのお出かけ・・・楽しい時間。それなのに、お子さんが行きたがらないと寂しい気持ちにも、 残して行くのは仲間はずれにしてしまうような申し訳ない気持ちにもなりますよね。 食事や自分のことがままならない幼い子なら、気持ちを切り替える働きかけをして一緒のお出かけが必要だと思います。 しかし小6のお子さんなら、自分のことは自分でできますよね。 子どもによっては遊園地などのにぎやかなところでアトラクションに入るのに何時間も待つより、家でゆーっくりするのが 好きな子もいると思います。

我が家の子がそうでした。 私や主人が誘っても子どもが気乗りしなかったら、こちらも段々と行っても行かなくてもいいか・・・と、 私も主人も行く気が失せて、結局、家で過ごすことになったりしました。 家で好きなことを自分の思うままに出来ることは、案外お子さんにとって楽しいのかもしれません。

お子さんが自分の意思で「家にいたい」というなら、外で計画している楽しいことを全部伝えたうえで、 お子さんに決めさせてあげてはいかがでしょうか? 気乗りがしないまま一緒に行っても、楽しくなければますます行きたくなくなるかもしれません。 他の家族は出かけたいのであれば、別行動をしてみてはいかかでしょう? 出かけた家族が楽しそうだったら、また一緒に出掛けたくなるかもしれません。

子どもの選択に任せてみるのも一つの方法だと思います。

意思表示できるくらい成長している証

私は、親の誘いを「僕はいいや」と、親を気遣いながら断ることができる息子さんに成長しているのを うらやましく読ませていただきました。

小6の頃の私の長男は、外食や遊園地に誘っても、行くか行かないかをはっきり答えませんでした。 その頃の私は、休日は家族揃って出かけるものと考えていたので、息子達も当然家族と一緒に行動するものと 決めつけていました。 ですが、長男は支度を急がせてものんびり。 結局予定時刻を大幅に遅れての出発で、私はイライラしてしまい、道中の車の中は楽しいものではありませんでした。 それでも、出かけた先で 笑顔の長男を見て、やはり家族で来てよかったのだと私は満足していました。

今の長男はテキパキと行動し自分の意見を言葉で伝えてくれ、当時の様子と比べると格段に成長したように感じられます。 すると時々、長男はあの頃本当は行きたくないと思っても言えなかったのかもしれない、だからわざとゆっくり支度を していたのかもと、次々と連想してしまいます。 そして、もし長男が「行かない」と意思表示をしていたら、または私が長男の考えを聞いていたら、どうだっただろうと 考えてしまうのです。

今だったら、「行かない」と言う長男に、「そう。そう思っているのね」と長男の考えを受け止めてから、 「わかった。今日は家にいて、どう過ごそうと思っているの?」と、長男の気持ちを聞くだろうと思います。 そして、帰宅後に「お留守番してくれてありがとう。 今日はどうだった?お母さんたちはこんなことをしたよ」と、お互いの行動を報告し合える関係も良かったのかも 知れないと思えます。

中学生になれば、休日は親と離れて行動したり、留守番することが多くなるかもしれません。 息子さんが一緒に行くと言ったときには、その時間を思いきり家族で楽しむことにして、行かないと意思表示したときには 息子さんの気持ちを大事にしてあげてはどうでしょう。 今後のことを見据えて、息子さんを一人置いて出かける練習をしてみるのもいいかもしれません。

親と一緒が恥ずかしい年頃なんです

親離れしたい年頃なのでしょうか。とは言え、一緒にお出かけしてくれなくなるのは寂しいものですね。 私もそんな時期を過ごした男性です。

私の場合、小学5年生ごろから次第に、母と一緒に居る姿を知り合いに見られることを恥ずかしいと感じるように なりました。 というのも、母は外出の際でも、私を子ども扱いするように「ちゃん」付けで呼んでいたからです。 家族だけの場でそう呼ばれる分には全然気になりませんが、それを知り合いに見られると、まるで親離れできない 「カッコ悪い子」に見られると思っていました。

だからせめて、外出の際だけでも母には私を子ども扱いせず、ひとりの男性として扱って欲しいと思っていました。 逆に知り合いに見られる心配がないほど遠いところへ行く場合や、父との外出はあまり気になりませんでした。 父は私を一人前の男性として対応してくれるように感じていたからです。 私は知り合いの前では少しでも大人びた自分でいたかったのです。

しかし私が中学生になると、母は私の気持ちを察してか、一緒に出かける際には 私から少し距離をおいて歩くように なりました。 私に話しかけるときも「あのさぁ」と小声で、必要最小限のことしか話しません。 でもそんな母の変化が当時はすごく嬉しく、母との適度な距離感がとてもありがたいことでした。

息子さんは何を理由に断るのでしょうか。 もし私と同じように恥じらいを感じているようであれば、お出かけのときだけでも、息子さんへの接し方を 少し変えてみるのはいかがでしょうか。

行き先や日程にもよるらしい

だんだんと大人になってきているんだなと成長を感じつつも、少し寂しくもありますよね。

我が家も息子を誘っても、「行かな~い」と断られることが何度かありました。 そんな状況だったので、ゴールデンウィークにどこかに出かけるかという話になった時、 私は息子は行かないと言うだろうと思っていました。 しかし息子は意外にも、「いつも行ってる所なら行かないけど、軽井沢なら行ってもいいよ。」いう提案をしてきました。 軽井沢は学校の移動教室で行ったことがあったので、また行ってみたいと思ったようです。 私は年頃になると家族で出かけること自体を嫌がるものだと思いこんでいました。ですから、その返答に驚き、 断る理由は行き先に興味がなかったり、その時の気分だったりと色々あるのだと知りました。 この息子の提案には家族も賛同したので、久しぶりに家族で出かけることができました。

息子さんが断る理由は何でしょう? それを聞いてみることで、息子さんが考えていることにふれるきっかけになるかもしれませんね。 すると出かけるのをやめるのか、行き先を変えるのか、または一人で留守番をするのか等、選択肢が見えてくるのでは ないでしょうか。

留守番中の様子が気がかりでした

一緒に行かないという子どもに対して、成長を感じつつも寂しいような、また1人残すことにまだ不安を残すような そんな気持ちがありますよね。 我が家では子どもの行きたくないという気持ちを汲むことには主人も私もあまり抵抗はありませんでした。 ただ、置いていく際の、残った子どもの様子や行動、食事などが気がかりでした。 私の気持ちにいくつか課題が残ったわけです。

そこで、上の子達が家に残る際にはいくつか約束事を決めていました。そんなに厳重なことではありません。 食事はお母さんが準備したものを食べる 留守番中には鍵をかけ戸締まりに気をつける 留守番中はお友達を家に呼ばない、また、外で遊ぶときにはどこに行くのか必ず連絡してから出かける という具合です。それ以外は、ゲーム三昧だろうとテレビを見てようと、または寝ていようと干渉はしませんでした。 一緒に行かないことは寂しいけど、それだけ大人になったんだね。 でも、やっぱり心配ではあるからこれだけは守って欲しいと息子達に話したように思います。

中学に入ってからは休日も部活などでほとんど別行動になりましたから、結果的にちょっとずつ親子離れの練習に なっていました。子どもと同じように、親も子離れの練習になると思います。

気持ちを受け止めながら聞いてみましょう

成長の証と言ってしまうと格好いいですが、やはり親心としてはたった1人置いていくことには抵抗がありますね。 また、防犯上も何かと気がかりです。 ただ、いつもいつも家族一緒で行動するということには限界があります。 家族それぞれが別々に行動する日は、遅かれ早かれ必ずやってくるのです。

そこで、「行きたくない」という意思表示があったら、まずその気持ちを受け止めながら理由などを聞いてみましょう。 その上で、親の心配も率直に話してみると良いかもしれません。 そうすると、解決策やまたは親が子ども扱いしすぎている部分に気付かされるかも知れません。

今年の夏休みの計画を立てる際に、まずどうしたいかを家族で話し合ってみませんか?