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超ポジティブ思考が心配です

小5の男子の母親です。
うちの子は超ポジティブ思考で明るいのですが、最近心配になってきました。 テストの点が悪くても「大丈夫、次は取るから!」や忘れ物しても「〇〇くんが貸 してくれたよ」と平気な顔。
確かにいい点数は取ってくる時もありますし、忘れ物もしない時もあるのです が、これから6年生や中学生になるにあたり大丈夫でしょうか。 心配しすぎなのでしょうか。

気持ち・考えを聞いてみる

お母さんが心配なさるのもよくわかります。 お子さんは、お母さんとはタイプが違うようですね。 おそらく、彼のモットーは、「人生なんとかなる」。 実際に彼なりになんとかなっていると思います。
もし心配が続くのであれば、一回「忘れ物した時や、テストの点が悪かった時は どういう気持ち?」と聞いてみてはいかがでしょう。 お母さんとは違った考えが出てくるかもしれません。 それを知るだけでも心配は減るのではないでしょうか。
私が講師をしている塾でも、毎年このタイプは現れます。 受験の直前でも「大丈夫!俺は受かるから!」と言い、 周りの心配をよそに、大体受かります(笑)。
一度「模試の結果が合格ラインにいかない時もあるけど、なんで大丈夫だと思うの?」と聞いたら 「だって全体で悪い時でも点が良い教科もあるし、当日はなんとかなるよ。」と言っていました。 きっと彼らにとっての「大丈夫」の基準があるのでしょう。 ただ心配してヤキモキするより、お子さんの気持ちや考えをよく聞いてみれば、お母さんも気持ちが 楽になると思いますよ。
試してみてはいかがでしょうか?

「どん!」と構えて見守る

ポジティブ過ぎて心配、というお気持ちわかります。 我が家の次男も私とは違い、いつも前向きプラス思考。 「なんとかなるさ~」と楽ちんに生きている(と私には見える)子でした。 心配する私の小言も柳に風。
しかしながら小6頃から、よく見ていると、失敗したり不愉快な思いをした時は、 自分で行動を修正している事に気づきました。 お小遣いが月の初めにすっからかんになった時は、翌月から計画的に使うようになりました。 友達にテストの点数を抜かれ始めた時は、「自分が嫌になった!」と自分から勉強するように。
小5は失敗から学ぶベストタイミング。 なぜならまだ親がそばにいますし、失敗といっても、まだ人生にそれほど大きな影響は ない(?)からです。
ハラハラどきどきするかもしれませんが、「どん!」と構えて見守ってみませんか?          超ポジティブに石橋を叩かず渡り、大変な経験も失敗も沢山した次男ですが、 気がつけば、やる時はやる男に育ちました。 19歳の今、自分で決めた道を爆走中です。
子どもは親が思うよりずっと考えて行動しているようです。

見方を変える

超ポジティブで明るいお子さんとのこと。 きっと家の中でも楽しく過ごされているのでしょうね。 その持ち前の前向きな明るさで、忘れ物をしたときも、彼なりの方法で解決しているようで、 とても頼もしく感じられました。
人に迷惑をかけないことも大事なことですが、人の力を上手に借りることも大事なことのように思います。 私の知り合いのお子さんも、よく忘れ物をして、友達に借りていたそうです。 学年体育の時に体操着を忘れてしまい、違う学年の子に借りて事なきを得たこともあったそうです。 そのお母さんは、「よかったね。ありがたかったね」の言葉がけとともに、 「今度はあなたも困っている人の力になれるといいね」と話しかけていたそうです。 その話を聞いて、快く助けあえる関係っていいなと思いました。 困ったときに助けてもらった経験は、次に困った人がいたら助けようという気持ちにつながっていくのでは ないでしょうか。 テストの点が悪いときも、「次は大丈夫!」と前向きで、点数の良し悪しをあまり気にしない器の広さを 感じます。
私は子どもに、もっと勉強をするように発破をかけていましたが、やる気にはつながりませんでした。 「そうだね、次はきっといい点とれるよ」と応援しつつ、「この問題は暗算でできたのね!」 「この漢字、よく覚えてたね!」と、 出来ているところに焦点を当てて認めていくと違った反応になったのかな?と今は思っています。

学ぶ機会はやってきます

お母さんが心配されていることは何ですか? 「次は次は、と口ばかりで行動しない。 人に甘え頼るばかり。 そんな大人になってしまうんじゃないか…」でしょうか。
実は私も次男が小学生の間、そんな心配をしていました。 でも、安心してください。 本人にとって学ぶ機会になる体験が必ずやってきます。 親はその時が来たらサポート出来るよう心の準備をしておきましょう。
我が家の次男坊も超ポジティブ思考。 大概のことはどうにかなると思い込んできましたが、彼にとって2つの痛い目にあう体験をきっかけに、自分で 行動して手を打っておくとか、うまく行かなかった場合にダメージを少なくする知恵がついて来たように 思います。 ひとつは勝ちたかった野球の公式戦に負け、その責任が自分にあることを痛感したこと。 もうひとつは赤点取ったら勉強時間を増やす約束を父親とした後、赤点を取ってしまい、 長時間勉強する羽目(!)になったこと。 でも結果的に成績は上がり父親から認めてもらえたこと。 彼はそこから、誰かがどうにかしてくれるのではなく、自分の行動が結果になるということを学んだようです。
本人が痛い目に合う体験の機会がやって来たらチャンス到来!です。 その機会を最大限に活かせるよう、そっと見守ってあげて下さいね。

どっちにしても心配

お子さんの話を読んで、少し驚きました。 我が家は全く逆のケースだったから、です。 うちの息子は心配し過ぎるほど心配する子で、 「テストで悪い点だと嫌だから、がんばる。」と遅くまで勉強したり (実際に成果が出たかどうかは別ですが。) 「忘れ物したら嫌だ」と何度も何度も持ち物を点検したりしていました。
もしも相談者様のお子さんがうちの子のようだったら、安心ですか?(笑)。 私は、それ自体は悪いことではない、と思いながらも 「1回くらい悪い点でも大丈夫よ。」「忘れ物したら誰かに借りたらいいよ。」 と言っていました。
これはこれで心配でしたよ!。 大人になっても、石橋を叩き過ぎていつまでも一歩が踏み出せない人になるのではないか、と。 が、どんなに準備しても思い通りにいかないことがある、と体験の中で知るにつれ、息子も 「心配だけど、まあ、何とかなるかなあ。。」と思うような、ほどほどの心配性(笑)な人に成長しました。
親は心配でいろいろ手出し口出ししたくなりますが、結果的に子どもは社会の中で学んでいくのだなあ、 と感じています。

【まとめ】

超ポジティブなお子さん、ということ。 そういう気質のお子さんなのですね。 最後のコーチも書いていますが、親と子は多くの場合、違う気質を持っていて、それゆえ 「どうしてこの子はこうなんだろう?」と心配することも多いです。 が、子どもには人生をその子なりにちゃんと生きていく力はあります。 子どもは様々な体験の中から、(まずいと思えば)自分を修正していく力を持っています。 親の仕事は、子どもの「ありのまま」を受け入れながら、信じて見守ること。 応援しています!