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学習習慣が身についていない

小学4年生の男の子の母です。未だに学習する習慣が身についていなく、困っ ています。1.2年生の時の担任の先生が優しく宿題をやらなくても叱られる事 がなかったからでしょうか…3年生になっても机に向かっている姿を見た事が ありません。宿題の範囲は毎日担任の先生が黒板に書いてくれているそうで すが、ノートに書き写すこともしないので、親もサポートのしようがありま せん。この時期に学習習慣をつけないと、中学、高校に進んでから、苦労す ると聞くので焦っています。でもどこから手をつけたら良いのか…通知表は 毎回、体育だけが取り柄の息子です。

ガミガミ言うのは逆効果。

学習する習慣が身についていないのは親としては心配ですよね。わが娘も小 4の頃は習慣付けが出来ていなかったです。?そして、今から思えばその原因 は、私にあったと思います。?毎日「宿題はやったの?」「勉強は?」を言い 過ぎてしまったのではないかと・・・今思うと、弟は出来ていたので、比較 して責めていたのだと思います。 ある日、娘と息子の3人でテレビを観ていると「100マス計算はゲーム感 覚で出来て楽しいよ」と紹介され、「これやりたい!」と子供達からのリク エスト。?2人に「何時からやる?」と問いかけると「ご飯を食べたらやりた い」と。?この日を堺に3人で夕食後の100マス計算が始まりました。 楽しそうに100計算をしている娘を見ていて気づいたのは、宿題や勉強に 関してガミガミ言う事に意味が無いということ。 ガミガミ言う事をいったんやめて、良く観察してみると。相変わらず、テレ ビは観ています。?ですが、番組が終わると満足そうな顔で宿題をやるように なりました。?夕食後の100マス計算が起爆剤になったのかもしれません。 娘の仕事は娘に任せて見守る事が出来た事で良い流れが出来たと思うのです 。

家ではリラックス出来ることも大切。

学習する習慣をつけたいってお気持ち、よくわかります。私も次女が小学生 の頃、いつまでも宿題に取り掛からない娘に、なんとかならないかなぁ…と 思っていました。 いつも娘はテレビを見たり、本を読んだり、実にリラックスして楽しそうな んです。私も仕事が終わって、家事をした後は、ほっとリラックスしたいよ なぁ、と思うので、一緒に楽しく興味を持って勉強できないかなと考えまし た。 まずは一緒に宿題を覗き、「今日はどんなことを習ったかお母さんに教えて くれる?」と声掛けしました。面倒くさそうにしながらも、我が家にあるホ ワイトボードなどを使って(子どもは、黒板やホワイトボードが大好き!) 娘は、教えてくれました。授業をちゃんと聞いて理解しないと、家に帰って 私に説明できないので、大きな生徒の私のために授業を聞いていてくれてい たのかもしれません。 親も毎日忙しいと思うのですが、ちょっとだけ、子どもの生徒になって、一 緒に学習をしてみるのも楽しいですよ!学習=ただの苦痛、でなくなれば、 自然に自分から宿題もできるようになるんじゃないかな、と思います。

その子に合った学習習慣のきっかけ作りを

体育が得意な息子さん、きっと体を動かすことが好きなのですね。私の教室 に通っていたスポーツの得意な男の子の話をさせていただきます。お母さん は勉強させたくていつもやきもきもされましたが、本人は小学生から中2の冬 までは部活(野球)に没頭していました。教室に通いはじめた中3の直前頃か ら勉強にも興味を持ち始めたようで、部活を続けながら、学校の勉強、教室 の国数英3教科にも取組み、きちんと宿題もやってくるようになりました。そ して、自分のペースで学ぶことが楽しくなったようで、高校生になっても部 活(剣道)との両立をしながら、勉強にも熱心に取り組んでいました。そん な様子から、どの子にもスイッチの入る時があるのだと感じています。 基本は、学ぶこと、分かることが楽しいと思える瞬間を、どう作るかだと思 います。そこで、一つの提案ですが、親子読書タイムからのスタートはいか がでしょう?家庭学習の目安は「10分~15分×学年」と言われています。内 容は、読書・調べものも含め、机(食卓でもOK)に向かう時間の目安ですが 、まずは、親子で楽しめる共有時間を短時間から始める。 子どもの好きな本(スポーツや選手に関してやクイズ・攻略・絵本等々)を 親子一緒に楽しんだり、親子別々の本を読んで紹介しあったり、読み聞かせ ごっこをしたり・・・そんな工夫を考えるのも楽しそうに思えます。まずは 、学習習慣のきっかけが作れると子どもは自分のペースで進んでいけると講 師経験から感じています。

節目の時を利用して子どもと約束

たしかに心配ですよね…。将来のことを思うとやっぱり言いたくなりますよ ね。でも、すぐに勉強に取り組むことはなかなか難しいと思います。ここは 「小6になってから」や「中学になってから」と節目を利用してはいかがで しょうか。 私は塾講師をしていて、昔ある男子中学生と出会いました。第一印象は「部 活一本」でしたが、テスト前になると一生懸命に勉強して、問題集は3回解 くほど熱心な生徒でした。お母さんに聞いてみると、なんと小学生の頃はあ まり勉強をしていなくて、お母さんからも勉強のことを一切言わなかったそ うです。毎日学校が終わるとランドセルを置いて、そこらで遊んでいました よ、と。 お母さんとその子とは、中学生になったら勉強する約束をしていました。そ のお母さんもどっしりと構えて勉強のことは、何も言わなかったため、本人 も勉強のストレスがなく、中学生からはスムースに勉強に向かうことができ ました。 私がその話を聞いた時は、驚きと感動を覚えました。まさに「母の信頼」! 小学生までは遊びに全力、中学生からは勉強と部活に全力を注いだ生徒。い きなりは難しいかもしれませんが、いつから勉強するのかという節目を親子 で話してみてはいかがでしょうか。

勉強はいつも楽しいわけじゃない。

小4まで宿題をやっていったことのない我が家の末っ子に学習習慣がついたの は、 当時の4年生の担任の先生との出会いでした。「今日の宿題はワーク8 です。やってきてくれたら嬉しいな」と毎日息子個人宛にお手紙を書いてく れるようになりました。彼の中でまったく無関心だった「宿題」にスポット が当たった、それがきっかけでした。宿題をやっていった結果、テストの点 が上がり、達成感を味わえるという成功体験。 しかし全てがすんなりいけば親も苦労しませんよね。子どもにとって、科目 によっては楽しくない、やりたくない事もあるわけで。彼もその壁にぶち当 たり逃げ出すこともしばしば。 そんな時は、会話で彼をサポートしました。学習を習慣にするには、毎日決 まった時間や量をやる、ただひたすら淡々と取り組むガマンも必要です。こ の淡々と取り組む環境をつくる上で、親は何ができるのか? 子どもが自分自身を知り、癖やいいところを理解して自分をコントロールで きるようにするために、子どもの考えや想いを会話から引き出し気づかせま した。 好きなTVを観て気分転換をしたり、学習時間をずらしてみたり、計画的にサ ボりディを作ったり・・・投げ出したくならない自分との付き合い方を少し ずつ学んでいけたんじゃないかなと思います。

一緒に成長の過程を楽しんで

子どもが学習を楽しいと思えるきっかけを作ったり、それを楽しむための工 夫やルールを一緒に考えたり、学習する習慣を作るサポートをしたり。親が 出来ることはたくさんあります。 ただし大切なのは子どもが自分で自分のルールを決め、そのルールを守る。 守れなかったらそれはどうして?だから次はこうしようと思考できるように すること。そしていったん決めたら親は子を信じて待つ! 子どもと向き合いその子の良さを引き出す過程で役に立つのが、コーチング の技術です。親は子どものコーチになって一緒に成長の過程を楽しんでいき ましょう!