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英語を勉強させようか迷っています

小3女子です。
ここ数年、小学校で英語を取り入れる話や大学受験でも英語が重要と聞きました。 まわりも友達も英会話などやって娘も「やりたい!」と言ってきます。 親としては英語より国語算数が大事だと思いますが…。

親の正直な気持ちを伝えて!

私は塾の講師をしています。実は私も同じで、小さいうちは英語より国語と算数の方が大事では?と思っています。今回は国語の話に焦点を当てますね。国語も英語も読解や論理的思考が必要となります。 実は母国語の日本語をしっかり勉強した方が後々英語は身につきやすい傾向があるようです。
私たちが思考するときに使う第一言語(日本語)は日々の生活の中でじっくり養われていくものです。家での親御さんとの会話や本を読むこと、自分の意見を言えるかなど。 そういった中で言葉や表現などをきちんと学ぶことで、基盤の思考力がしっかり作られます。実はこれが弱いと英語はなかなか上達しにくくなるようです。 そこで国語力を伸ばすために一番簡単にできることは子どもの話をじっくり聞くこと。それに親御さんが色々質問すると子どもは考えて、答えながら、言葉や表現などを学んでいくと思いますよ。
もちろん英語を習うことは素晴らしいことですし、子どもにとって英会話は楽しいと思います。国語や算数をきっちりと勉強したうえで英語もやる。 お母さんのお考えは素晴らしいので、信念を持ってお母さんの正直な気持ちをお子さんに伝えてみてはいかがでしょう。

親自身の思いや子どもの思いをしっかり確かめるよい機会

英語は、"2020年度から小学校5・6年生で教科に3・4年生で外国語活動が導入、18年度から前倒し・・・”などのニュースに触れると、確かに迷ってしまいますね。 娘さんの「やりたい!」は、親自身の思いや子どもの思いをしっかり確かめるよい機会のように思われます。
まずは、情報を正しく知り、お母さんの「国語算数が大事」という思いを、小3のお子さんにわかるように伝えてみてはいかがでしょう? そうすることで、きっとご自身の大切にされている軸により気付かれ、自信を持って、お子さんとのコミュニケーションが進むように思います。 そして、お母さんがコーチのスタンスで、しっかり聴いてあげることで、お子さんの本当の思いも引き出せ、お母さんの迷いも吹っ切れるかもしれませんね。 方法の一つとして、プレゼンをしてもらうのはいかがでしょう。お子さんに、なぜ英語をやりたい(習いに行きたい)のか話してもらう。 親が質問で上手に引き出す、プレゼンのサポートもする。プレゼンの過程で、お互いの納得できるものがみつかるかもしれませんね。
親が納得できたら、子どもに任せ応援する。プレゼンは小3のお子さんにとってもコミュニケーション力アップや自分のやりたいことの挑戦を継続させることなどにつながると思います。 親子のコミュニケーションやお子さんの成長に役立てられますように!

子どもの「やりたい」気持ちを育てると自信につながる

子どもの将来を考えるとあれもこれもと思ってしまいますよね。お嬢さんが凄いなと思う所は「やりたい」気持ち。 やる気がある所だと思います。
我が娘のやりたい気持ちを大事にして信じて任せた時のお話しをします。小4の終わりまで習い事をしたいと言ってきたことがない娘がある日「スイミング行きたい」と言ってきました。 「なぜ行きたいの?」と聞いてみると「友達も行っているし、弟も楽しそうに通っているから」と。 そろそろ塾に行かせたいと思っていたので迷っていた所、先日読んだ本を思いだしました。 「親は子どもの人生を生きる事は出来ない」確かにそうだと思った私は欲を捨てて信じて任せてみることにしました。通わせてみると楽しそうです。 「今日はね。クロール泳げるようになったよ」とか、「平泳ぎの形が綺麗だって褒められたの」と言ってきてくれます。
子どものやりたい気持ちを大切にした結果、子どもが得られたものは満足感。出来なかったことも少しずつ出来るようになると嬉しい気持ちが積み重なり、自信に繋がっていきました。

子どもの選択に任せよう。自律と責任を学ぶチャンス!

小学3年生のお嬢さんが今、英語を習いたいと思ったきっかけは何でしょう?お友達が習っていて楽しそうだから?学校の授業で英語を教えてくれた先生ともっと話したいと思ったから? 英語が話せる友達を見てカッコイイな、私もあんな風になりたいなと憧れている?好きな海外アイドルの歌をカッコよく唄ってみたい? 少なくとも大学受験のための準備で今から勉強しておきたいとは思った訳ではなさそう。 言葉にする事で、自分の正直な想いに気づき、私はこうしたいと目標がはっきりとするものです。それをするチャンス!まずはお嬢さんの考えをジックリ聞く事から始めてはいかがでしょう。 その今のワクワクした気持ちを受け止める事が何より大事。
我が家の場合、英語学習を焦って強要したために、見事に3人の子供たちは英語嫌いに(笑) 考えを改め、やりたい!と言ったことをやらせ応援する事に決めました。
今、大学1年の長女はダンス、高2の長男はくもん、中3の次男は野球を皆小学校低学年から今でもずっと続けています。 自分で決めた自分との約束は親との約束より強力なのだと、何度もやってくる挫折の危機を自分で乗り越える子供たちの姿を見て私自身が学びました。 お嬢さんの、ワクワクした夢を形にするサポートが出来たら、親として嬉しいですよね。

親が子どもと一緒に楽しめたら継続できるサポートになる

英語を習わせたらよいか…迷いますよね。私は、子どもの英会話の講師をしています。 英会話学習は、継続学習です。今楽しそうだからやってみても、だんだん難しくなり嫌になってしまう時が来るものです。 ですので、そんな時も頑張って乗り越えられるかな?家庭学習がきちんとできるかな?それと、親御さんも一緒に取り組む覚悟は出来ているかな?など、家族で話しあってみるといいかもしれません。 (小さいお子様には親がCDやDVDの操作をしてあげたり、学校のように、音読を聞いてあげたりしなければならないので)
確かに、国語や算数も大切です。 でも、英語学習は異文化を理解することや、国際的な広い見聞を育てることにも繋がります。娘たちと幼児の頃から一緒に英語のCDを聴いたり、DVDを見たり、本を読んだりした経験は、 私にとってとても楽しい経験でした。 教材の舞台は外国の場合が多いので、日本と全く違う生活文化が垣間見られて、あまり国際的ではない親(=私)にも新鮮でした。
もう今はあんな風に「一緒にお勉強!」なんてできないなぁ…とあの頃を思い返していたら、なんだかじんわりしてしまいます。 親も、子どもと一緒に興味を持ち、「英会話をやりたい!」という気持ちを、「ずっとやり続けたい!」と思えるサポートをしてあげられたらいいなぁと思います。

まとめ

自分自身で始めたいと思ったときが始め時。 英語に限らず、「習うこと」全てに共通することかもしれません。
とはいえ、親の思いがあるのなら、キチンと子どもに伝えることが必要。 コーチングとコミュニケーションを通じて、自分の気持ちを伝え、相手の思いを理解することは、お互いの正直な気持ちを整理する機会になります。 もし納得して英語学習を始めようと決めたなら、親も一緒に楽しみながら、続けられる気持ちと環境をサポートしてあげてくださいね。