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小学5年生の男の子といさかいが増えて困っています。

小学5年生の男の子の母です。思春期にさしかかってきたのか最近話しかけてもろくに返事もしません。 学校や習い事の話を聞いてみても「別に」とか「忘れた」などと言ってまともな会話になりません。
先日は、学校からのお便りを出さないことを注意したところ、反抗的な態度をとったため朝から険悪な雰囲気になってしまいました。 以前はもっと素直に親の話を聞いていたのに、最近は家の中で母子のいさかいが増えて困っています。

子どもとどんな関係を築きたいですか?

我が家の息子たちも高学年から中学に上がるころ口数も減り、「別に」とか「フツー」とか不愛想な返事ばかりが目立ってきました。 あぁこれが思春期だ!と思っても、正直さみしい気もしました。 でもそれは、成長の証。 これから思春期を送り、大人へと成長する子どものことを考えると、親子の関係性にも成長が必要なのかなと思いました。
この先、「息子とどんな関係を築きたいか?」そう考えた時に、まず私は「いつまでも心配していたくない!」と思いました。 そして、困った時には頼れる親でありたいとも思いました。そのためにもこれからは子どもを信じて、任せていこうと決めました。 息子が何も言わないのは、「ボクは大丈夫、ボクにまかせて!」のサインだと受け取り、こちらからはあまり聞かないようにしました。 必要なことは、知りたい理由を伝えて話してもらいました。 そして、「いつでも聞くからね!助けがいるときは言ってね!」という姿勢を見せつつ、見守ることにしました。 不思議なもので、聞き出そうとしなければ、向こうも詮索されない安心感からか、
不愛想な態度も和らいでいきました。 子どもの態度が変化してきたら、未来に目を向けて、親子の関わり方を見直す時期が来たのかもしれません。 この先、子どもとどんな関係を築きたいのか?そのためには何ができるかを考えてみてはどうでしょうか。

親が一枚も二枚も上手になって楽しんでみては?

反抗的な時期もいつかは終わるもの。そう考えると、ちょっと余裕が生まれませんか。
私の子ども達はまだ反抗的な時期を超えてはいませんが、例えば乳児期の大変な時期を思い出すと、1人目は絶望的な気持ちに なることが幾度となくありましたが、二人目はその時期もいつか終わると知っていたので、「これも今だけだなぁ」と 少し客観的に状況を捉えられる余裕がありました。
そんな余裕が持てるのであれば、親が一枚上手になってみて、状況を楽しむような対応をしてみるというのもいかがかなと思います。
例えば、その日の出来事を「忘れた」と言われたら、「忘れっぽくなると大変になるねぇ。 じゃあこれから忘れても困らないように、お母さん、先生に全部録音してもらうように頼んじゃおうかなぁ」と言ってレコーダーを 準備してみたり。お便りを出さなくなったら「学校からうちだけお便りもらえなくなっちゃったんだねえ。 他のお家からお便り回してもらえるように、ポストに『読んだお便りを回してください』って張り紙しておこうか」と伝えて、 実際に貼ってみたり。子どもがちょっとクスッと笑ったらしめたもの。 「親にはかなわないなぁ」と子どもが思えば、反抗的な態度も少しは柔らかくなるかもしれませんね。

お母さんは何か新しいことを始めてみては?

今までとは人が変わったようにそっけない態度を取られたり、険悪な雰囲気になったり、お母さんにとっては本当に辛いですよね。 子どもにとって、とにかく親がうっとうしく感じるこの時期。 子どもは話したくないことも増えてくるでしょうから、何でもかんでも知りたがらずにお母さんは少し我慢が必要かもしれません。
成人した息子はこの時期を振り返って「とにかくいろいろ聞かれて答えるのが面倒くさい。放っておいてほしかった」と言っています。
そこで、息子さんとちょっと距離をおくことをお勧めします。 そのために、お母さん自身も何か新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょう。 仕事を始めるもよし、新しい習い事を始めるもよし。 趣味の時間をもっと取るのもよし。自分の時間を増やせば、子どものことをあれやこれや気に掛けることも自然と減ってくるでしょう。 また息子さんの様子を尋ねるというよりも、自分の体験を話すことが増えるのではないかと思います。 そして、それを聞いた息子さんが今度は自分のことを話し始めるかもしれません。 子どもを見守りつつも、程よい距離を取ってあまり口出ししない。 その上で、お母さんも充実した時間を持てたら言うことなしかと思います。

困っていることにフォーカスして、アイメッセージで伝える

かわいかった息子が話しかけてもそっけない返事を返すようになったり、反抗的な態度をとったりするようになると、 親は腹も立ちますが悲しい気持ちになりますよね。
ただ小学校5年生ともなると、精神的にも成長してきて親や先生などに対して、自分の意見をぶつけたくなる反抗期なのではないかと 思います。 そっけない態度や反抗的な態度は子どもの成長の過程であるということで、ある程度は親もあきらめつつ見守る必要があるかもしれません。
うちの小6の息子も最近学校からのお便りを出さないことが増えました。 何回注意しても「うるさいな、わかってる」と言って改善が見られませんでした。 そんな態度に腹が立ちますが、お便り不提出で発生する「困った事実」は客観的に伝えよう、出さないことで他の人に迷惑がかかることは 伝えよう、と思いました。
相談者の息子さんの場合も言動や態度に言及しても険悪になるだけなので、連絡不足やお便り不提出で困っていることに フォーカスして伝えるようにしたらいかがでしょうか。 その時ポイントになるのは「アイメッセージ」で自分を主語にして伝えることかと思います。 息子さんの反抗的な態度に傷ついたときも「お母さん、険悪なやりとりばかりで辛い気持ちだよ」と自分を主語にして気持ちを 伝えてみたらどうでしょうか。子どもは無視しているようで実はしっかり聞いていると思います。 我が家の場合は「○○しなさい!」と言うより「アイメッセージ伝達」のほうが、コミュニケーションはうまくいっています

10歳を過ぎたら、子どもあつかいをしない

ちょっと前までは親に対してなんの疑問も持たずに、聞き分けが良かった息子も、5年生になった今は反抗期真っ只中。
最近気づいたのは、息子の脳はいつのまにか、物事を理論的に考えるようになってきているということ。 私の発言に対して自分の考えを整然と話し、時にこちらが間違えたことを言った時には、理詰めで対抗してきます。 腹立たしくて「屁理屈はいいから、いうことを聞け!」と抑え込んでしまいたい衝動に駆られますが、もう通用しないんだなぁと。 自分は歳をとるだけで何も変わっていないのに、息子は気づけば自立に向かってかけ走っている。 嬉しさと寂しさがないまぜになった胸中で、ふと感じたのは、親の自分の言動を見直すことでした。
子どもはもう親の言うことが全てではないことを学んでいます。 自分の考えを持ち始め、言語化できるようになってきた時期こそ、親は今一度子どもに対しての発言や行動を省みるいい機会だと思います。
口答えに応戦して感情のままに投げた言葉や、〇〇するべきと言った押し付けは火に油です。 子どもが得意になって間違いを指摘してきたら、ごまかさずに謝ることも大事。子どもは親をよく見ています。 立場が上の親だからこそ、自分の発言に注意し、間違いは素直に認める。 10歳を過ぎたら子どもあつかいをしないで、一人の大人として見守ることが、子どもの健全な自立へのカギになるのだろうと思います。

反抗期は健全に成長している証拠

お子さんは、反抗しても親は自分のことを見捨てないことを知っています。 親子の信頼関係が成り立っているから反抗するわけで、お子さんは健全に成長しているということ。 喜ばしいことですよね。
反抗期は自立のためにはなくてはならない時期で、いつかは終わります。 そう考えて、あまり深刻にならず、おおらかな気持ちで乗り切るのがコツ。またこの時期は親子の関係性を見直すいい機会。
お互いに付かず離れずの距離感を保ちながら、成長を見守ることができたら理想的ですね。