1. トップページ
  2. 子育て・自分育てに活かす / ハートフル子育てIdea Box
  3. 学童期
乳幼児期学童期思春期

初めての人や場所になかなか馴染まない

この4月から、小学4年生になる男子の母親です。 息子は、そんなにおとなしいわけではありませんが、初めての場所や人に馴染むのに時間がかかります。 興味のありそうな体験会やイベントに連れて行っても、他の子と仲良く作業するのが苦手なようです。 自分から友達を誘うのも苦手で、いつも声をかけてもらうのを待っています。 毎年、新年度は、新しいクラス、友達、先生に慣れるまで、かなり時間がかかります。 色々なことに積極性が欠けるようで、心配です。

コーチの視点で話を聴いてみる

新年度を迎え、子どもが新しい環境に早く馴染めるか、確かに心配になりますね。 息子さんの今までの学校での様子などをよく見ていらっしゃるお母さんに、お子さんへの大きな愛情を感じます。 「そんなにおとなしいわけではない。」との言葉からも、慣れるのに時間はかかっても、声をかけてもらうことで、活発に行動でき、楽しんでいる息子さんの姿が目に浮かびます。そこで、心配を、コーチの視点でお子さんの強みや才能を引き出す接し方に変えてみませんか。息子さん自身の経験や、そこからの学びを踏まえて、4月からはこんな風にしてみたいと心の片隅で思っているかもしれません。息子さんとの対話時間をとり、小学校3年間で、嬉しかったことや楽しかったこと、反対にちょっと悔しかったことなどをも振り返り、新しい学年でやってみたいことや楽しみにしていること、不安に思っていることなども、しっかり聴いてみます。息子さんの感じたことや、今の想いを大切にしながら、お母さんが話を聴くことで、新学期の楽しみや挑戦したいことが息子さんの中ではっきり見えてくるのではないでしょうか? 対話の楽しみも増えますし、親と子の成長を、ゆっくりと育む時間にもなると思いますよ。

子どもは本当に困っている?

新年度、新しいクラスで積極的に行動したり、すぐに友達と仲良くなって楽しそうにしている子どもの姿を 見たいという親の気持ちは私もよくわかります。 初めての人や場所になかなか馴染まない息子さんの様子は気になりますね。 しかし人はそれぞれで、生まれ持った気質が違うと感じ方も望む事もペースも違います。 我が家では、息子は悩んでいないのに、私が勝手に悩んでばかりでした。 お子さんは今の状態に困っていますか? もっと積極的に行動したいと望んでいる感じでしょうか? もし息子さんが困っているようなら、親として子どものサポートが出来ると良いですね。 もしかしたら、お母さんが困っている心配しているだけということはないでしょうか? 息子さんは自分ではいかないけれど、来てくれた子と仲良く遊べるという柔軟性を持っているご様子。 息子さんは自分と合う子をじっくり観察しているのかもしれません。 人と仲良くなるペースはそれぞれ違います。時間がかかっても、ゆっくりと深く仲良くなれる場合もあります。 息子さんが持っている気質を理解して見守ると新しい発見があるかもしれません。 息子さんの行動をよく観察し、もし何かサポートが必要なら、親子で話し合う時間を作れると良いですね。

子どもの気分転換を手伝いながら見守る

新年度は新しい出会いの時ですが、子どもがうまくなじむだろうかと親は気をもみますよね。 うちの息子も自分から声をかけるのが苦手です。 誘われたら楽しく出かけますが、中学生になった今でも自分から友達を誘って出かけることはあまりありません。小学校では毎年クラス替えがあったので、新学期は「大丈夫かな」と心配でした。幸い息子はサッカーが好きで小学校のチームに入っていたので、放課後は教室から離れて好きなサッカーができたことがストレス発散になっていたようです。お子さんの趣味や好きなことは何でしょうか。新学期は学校で緊張したり不安なことがあると思いますが、学校を離れたところでリフレッシュできる場所や時間があるといいと思います。親がお子さんの好きなことを一緒にしたり、家族でゆっくり過ごすのもいいリフレッシュになるのではないでしょうか。積極的な子を見ると我が子がもどかしく思われるかもしれませんが、時間をかけて友達を作ったり、環境に適応するのは悪いことではありません。息子の場合は学年の後半に気が合うことがわかって親しくなる友達が結構いるそうです。味のある人の良さはじわじわとわかるのだそうです。相談者さんのお子さんにもそんな出会いがあるかもしれません。 どうぞお子さんをサポートしながら見守ってみていただけたらと思います。

安心できる心の基地があれば大丈夫!

私の母も、同様な心配をしていただろうな…と思います。 実は、私も「馴染むのに時間がかかる子ども」でした。 そんな私への一番の試練は「父親の転勤に伴う引越」でした。 中でも、小学4年生の2学期初頭、運動会練習さなかの引越についてはよく覚えています。 なぜなら、慣れない環境での練習が辛くて、半ベソをかきながらその様子をいつも母に話していたからです。 母はじっくり話を聞いてくれて、「よく頑張ってるね。」と私を認めてくれました。私は、聞いてもらうことで緊張がほぐれてホッと安心できました。認めてもらうことでちょっぴり元気になれました。そして、次の日も学校へ向かうことができました。その内、一人の仲良しの友達ができ、ゆっくりと学校に馴染んでいきました。 「ハグ」や「一緒に何かをする」など、言葉以外のかかわりを好む子どももいるかもしれません。 形は様々でも、ありのままの自分を受け入れてもらえる「安心できる心の基地」があれば、何かあってもそこへ帰れば大丈夫という感覚が培われ、そこを足がかりに、その子なりのやり方とペースで、人と関わり、ものごとにチャレンジしていくのではないでしょうか。

ゆっくりじっくりは素敵なこと

私の次女も、お子さんと同じタイプでした。 彼女は「過去を振り返る女」で、小学校に入ったら、「幼稚園の友達に会いたい…。」 中学校では「小学生に戻りたい…。」高校では「中学校は楽しかった…。」と、毎回毎回、過去を懐かしみ、 現状を嘆いていました。 親としては、なんて潔くないんだろう、前向きじゃないんだろう…と悲しくなりましたが、今思えば、彼女は、最初は不安と不満だらけの中、自分なりに前を向いて進んでいき、ゆっくりじっくり、 自らの力で、何度も振り返りたくなるほどのキラキラした思い出を作り、友達や先生との信頼関係を紡いでいったのでしょう。 それはとても素敵なことだと思います。お子さんが環境に慣れるまでは、お母さんも、腰を据えて、ゆっくりじっくり話を聞いてあげてくだい。 私自身も、未だに、新しい環境にすぐに馴染む方ではないので、時折、子どもの頃、自分が抱えていた不安や寂しさや、抱えていた想いを話しました。 娘は「わー!お母さん、くらーい!!」と無邪気に笑っていました。もしお母さんにそんなエピソードがおありでしたら、お子さんに話してみてはいかがでしょう? 不安になるのは自分だけじゃない、と安心すると思いますよ

その子なりのやりかたで大丈夫。

おとなしい子、賑やかな子。消極的な子、積極的な子。シャイな子、フレンドリーな子。 子どものタイプは様々です。 子どもの環境が変わると、親もついつい不安になりますが、きっと子どもたちは、その子の性格に合った、その子なりのやり方で、環境に馴染んでいくと思います。 でも、もしお子さんが、やっぱり困っていたり、辛そうだったりしたら、お母さんは、いつでも話を聴ける、お子さんの安全地帯になってあげてください。 忙しい手を少し止めて、ゆっくりお子さんの話を聞き、「あなたは大丈夫」と笑顔で受け止めてあげてくださいね